全国の出張撮影(静止画・動画)の休止期間を4月17日(金)~5月31日(日)までと予定しておりましたが、緊急事態宣言が解除された39県(東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、京都、兵庫、北海道以外)においては対応可能な場合がありますのでご相談下さい。
再び、宣言の範囲に見直しがあった場合は変更させていただくことがあります。ご了承下さい。
目的に応じて、ZoomミーティングとZoomビデオウェビナーを使い分ける
コロナ禍により多くのマーケティングイベントが中止となり、今後も開催が難しくなる可能性があります。展示会やカンファレンス等をオンラインで実施するため、Zoomの利用に注目が集まってきました。Zoom社は、オンラインイベントを開催する上でのベストプラクティスを同社のブログで公開しています。
Zoomには、ZoomミーティングとZoomビデオウェビナーの機能が提供されています。双方向の会話を重視する場合にはZoomミーティング、参加者が基本的に聞いているだけであればZoomビデオウェビナーの利用が適しています。
インターネット接続や音声が安定していることを事前に確認する
オンラインイベントの主催者は、参加者がより良い体験を得られるよう、十分な準備が必要です。例えば、Wi-Fiよりもインターネット接続が安定するため、ケーブルで接続するのが望ましいとされます。また、開始前にマイクが正常に動作している点を確認したり、背後のノイズがのらないようヘッドセットを用意したりするのも効果的です。
オンラインイベントでも、ビジネスに適した服装で臨むのが推奨されます。背景色とは異なる上着を羽織ると画面に映した見栄えがよくなります。加えて、イベント開始の5分前には参加者がログインできるようにして、いつからイベントが開催されるのかを明確にすると、参加者から好意的に受け止められます。
質疑応答や投票機能で参加者の興味・知識レベルを理解する
オンラインイベントの成功には、参加者との双方向型コミュニケーションが欠かせません。「今日聞きたいことは何ですか?」といった質問をする、質疑応答の時間を設けるなど、参加者のニーズを把握するよう心がけるべきです。3~4つの選択肢からアンケートを実施する投票機能を使って、参加者の興味や、イベントで取り扱うトピックに関する知識の深さを知ることができます。
まとめ
Zoomではオンラインイベントで集客するだけではなく、有料イベントを開催したり、FacebookやYouTubeで配信したりして、より多くの見込み顧客へリーチできます。上記のベストプラクティスを参考にしながらコンテンツを用意し、オンラインイベントを開催してみましょう。
参考資料
コロナウイルスの発生で、企業はSNSでもさまざまな対応を求められています。今回は、コロナ禍における企業のベター対応をご紹介。コロナウイルスに関するSNS対応で悩んでいる人は、要チェックです。
1.大阪コロナホテル
https://twitter.com/CORONAHOTELJP/status/1221639474712461322
大阪にある「大阪コロナホテル」は、その名前から「縁起が悪い」「泊まるのが怖い」など風評被害に悩まされていました。そんな風評被害に頭を抱えたSNS担当者は、1月下旬に「コロナウイルスが憎い…」とツイート。
切実な思いのあふれるツイートは多くの人に拡散され、「いいホテルだと思う」「風評被害に負けるな!」「落ち着いたら泊まりに行きます」などの暖かい声が集まりまりました。風評被害にあったときには素直に「困っている」と声をあげる方が、多くの人に助けてもらえることが分かる一例です。
2.丸富製紙株式会社
https://twitter.com/maru_tomi0103/status/1234366185421987841
コロナ禍で多くの人を混乱させたのが、トイレットペーパーの買い占め。ドラッグストアやスーパーからトイレットペーパーが消えたようすは、記憶に新しいですよね。そんな混乱のなか、トイレットペーパーを製造している「丸富製紙株式会社」は、いち早く「トイレットペーパーの在庫は倉庫にたくさんあります」とツイート。ツイートには大量のトイレットペーパーが積まれた写真が添えられており、「在庫があるなら、すぐに店頭に並ぶだろう」と多くの人を安心させました。たくさんの人が些細なことで不安に思う状況だからこそ、不安解消のためのツイートをすることは非常に価値があります。
3.マネーフォワード
https://twitter.com/MoneyForwardME/status/1249973127070633984
家計簿アプリや会計ソフトアプリを提供している「マネーフォワード」は、給付金や助成金などの情報を探せる「新型コロナウイルス 支援情報まとめ」を作りTwitterでシェアしました。
支援情報を分かりやすくまとめてシェアすることは、急な休業要請によって困っている企業や、仕事がなくなってしまった個人の助けになります。お金にまつわる事業を行う企業だからこそできた、専門性を生かした迅速な対応には、多くの賞賛の声が集まっていました。
今回ご紹介した企業の対応を見ても分かるように、コロナ禍におけるSNS運用では、いかに人々の心に寄り添えるかが重要です。対応例を参考にして、ぜひSNSでも真摯な対応をしていきましょう。
高級品を見せびらかすような過度な宣伝は「炎上」騒ぎを招く可能性がある
新型コロナ感染拡大によって企業活動が困難になる中、企業から消費者へ送るメッセージは慎重に検討する必要があります。外出を促すような販売促進メールを送信しても、迷惑メールに送られるだけです。米ファッションメディアFootwear Newsでは、新型コロナの影響を受ける企業がソーシャルメディアを運営するに当たって注意するべきことを解説しています。
危機的状況の中では、冗談を言ったり、高級品を見せびらかしたりするのは避ける必要があります。高級スニーカーを宣伝するInstagramの投稿が、時期を誤った投稿であると批判され、投稿を削除せざるを得なかった例もあります。消費者が目を光らせている点を認識し、現在起きている状況に即した投稿に留めるべきです。
普段と全く異なるコンテンツを投稿すると、一貫性がなくなり、ブランドの方向性を見失う
慎重な投稿が求められる一方、ブランドの方向性は見失ってはいけません。普段と全く異なる印象を与えるようなメッセージを避け、一貫性を持ったコミュニケーションをとるようにします。ユーザーは自宅にとどまっていても、コンテンツから新たな知識を得たいと考えているので、自社や商品にまつわるストーリーやプロセスを公開すると、差別化されたメッセージが届けられるでしょう。
長期的な戦略を無視した、投資対効果が不明瞭な投資は避けるべき
経済状況が悪化していくに伴い、ソーシャルメディアマーケティングは、その投資対効果を明確に示せるよう要求されています。例えば、インフルエンサーを使った有料広告を出稿したものの、売り上げにつながらなければ意味がありません。特に、実店舗の運営が難しくなる中、デジタル戦略の重要性が増しています。定量的な評価ができるデジタルマーケティング戦略を立案し、実行へ移す取り組みが求められています。
まとめ
消費者や社会全体について十分に考慮し、ソーシャルメディア運営を行っていくべき時期が訪れています。商品・サービスを過度に宣伝するのではなく、ユーザーとのエンゲージメントを高めていく取り組みが、長期的に見て信頼を獲得し、売り上げの向上につながっていくでしょう。
参考資料
What Your Brand Should Not Do on Social Media During the Coronavirus Crisis
著者:Takayuki Sato
出張撮影(静止画・動画)の休止期間延長について
全国の出張撮影(静止画・動画)の休止期間を4月17日(金)~5月6日(水)までと予定しておりましたが、緊急事態宣言延長の為、休止期間を~5月31日(日)まで延長させていただきます。
出張撮影以外のオンラインで完結できる下記業務は全て対応させていただきますので、引き続きご検討の程よろしくお願い致します。
オンラインで完結できる業務
インスタグラム
・商品等を郵送でお送りいただき、弊社環境で撮影させていただきます。
・既存商品写真等をメールでお送りいただき、弊社環境で画像編集させていただきます。
・ZOOMで写真撮影方法等を遠隔でアドバイスさせていただきます。
YouTube
・動画テンプレートの雛形を元にテキスト、画像ベースの動画を作成致します。
・既存動画等をメール又は郵送でお送りいただき、弊社環境で動画編集させていただきます。
・ZOOMで動画撮影方法等を遠隔でアドバイスさせていただきます。
ゴールデンウィーク休業のお知らせ
平素は格別のご愛顧賜わり、厚くお礼申し上げます。
誠に勝手ながら、弊社では下記日程をゴールデンウィーク休業とさせていただきます。
【休業期間】2020年4月29日(水)~2020年5月6日(水)
期間中にいただきましたお問い合わせにつきましては、ゴールデンウィーク休業期間後5月7日(木)より順次対応させていただきます。みなさまには大変ご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承くださいますよう、お願い申し上げます。
新型コロナウイルスの緊急事態宣言が発令されておよそ3週間が過ぎました。ここにきて新規感染者数の指数関数的な増加傾向に鈍化が見られ、外出自粛に一定の効果が現れたように感じられます。とはいうものの、まだまだパンデミックの終息に見通しが立たない状況であることは変わりません。
このような状況の中で、企業のSNS担当として何をどう発信していいのか分からず、途方に暮れている方も少なくないのではないでしょうか。そんな悩める中の人が「今やるべきこと」「やらない方がいいこと」「状況が改善するまでに準備しておいた方がいいこと」についてご紹介させていただきます。
今やるべきこと
いま、皆さんの企業はどのような状況で何をしていますか?
まずはそこから発信していきましょう。
・在宅勤務で誰もいなくなったオフィス。
・オンラインの会議であったクスッと笑えるエピソード。
・在宅勤務ができない職種の悲哀や恨み節。
・物が売れなくて困っています。
などなど、発信できることはたくさんあります。
SNSを広告宣伝のツールとして『利』用することだけを考えていると、業務がほぼ止まってしまっている現在のような状況では何も発信することがなくなります。これに対して、SNSを顧客とのコミュニケーションツール、つまり店頭での接客と似たようなものだと考え『活』用するつもりになれば、上に示したようなことを発信することができるようになります。
まずは自社の現状を知ってもらいましょう。
その次に、外出自粛でレジャーや買い物もままならない顧客に提供できる自社の製品やサービスがないかを考えます。暇つぶしになるようなもの、ちょっとしたライフハック的な製品や「風が吹けば桶屋が儲かる」的な発想で自社の事業を深掘りしてみましょう。自分でも知らなかった意外な一面を発見できるかもしれません。
SNSはコミュニケーションツールです。自社に関することだけに縛られる必要はありません。他社の発言にも注意を向けましょう。無線通話の基本は傍受です。古くからのネットユーザーなら誰でも知っている「半年ROMれ」も同じ理屈です。いま、そのチャンネルで何が話され、どういった雰囲気にあるのか。そこに自分が入っていける状況なのか。そういった場の空気をよく読む必要があります。独りよがりの発言は、場をしらけさせるだけでなく場合によっては炎上を引き起こすリスクもあります。その上で、乗れる発言があれば積極的に絡んでいきましょう。SNSでの小さな会話から誰も想像していなかったようなコラボレーションが生まれてきた歴史があります。
やらない方がいいこと
政治と宗教の話題は御法度。
よくいわれることですが、うっかりすると骨髄反射的に発信してしまうことがあります。
特に、今は誰もが新型コロナウイルスへの恐怖に感情を支配されています。SNS担当者もほんのささいな刺激に過剰な反応を示しがちです。政府や自治体の対応に不満を感じることもあると思います。政治家や著名人の発言に反発を覚えることもあるでしょう。
SNSの公式アカウントとして、これらのことに反応することがすべてNGとなるものではありません。同じことを言うにしても言葉の選び方次第で共感を得られることもあれば、炎上することもあります。直情径行にネガティブな発言をすると反感を買い炎上につながります。
どうしても発言したいときは、まず一旦は元の発言者の意図を肯定的にとらえ、その上で自社のスタンスあるいは自分の考えを述べる「提案型」にしましょう。受け手に与える印象が大きく変わります。この際、特に気をつけるべきことがあります。それは、発言の対象を特定の個人や機関にしてはならないということです。「内容」に対してコメントすることで個人や機関を攻撃しているという印象が緩和されます。
もう一つ注意することは、主語を大きくしないということです。
共感を集めるつもりで「私たち日本人は」とか「国民は」といった包括的な主語を用いがちですが、「勝手に自分を含めるな」という感情が勝ることになり逆効果です。やるべきことでない最後は、新型コロナウイルスをネタにしたジョークです。これは回避しましょう。発言者本人は、うまいことを言ったつもりでも、間違いなく反感を買います。
状況が改善されるまでに準備しておいた方がいいこと
・在宅勤務でSNSの発信が思うようにできない。
こんなお悩みをお持ちの方もいらっしゃると思います。
その原因はどこにありますか?
・情報の発信に上長の承認が必要ですか?
・情報を発信できる端末が限定されている?
新型コロナウイルスのパンデミックで企業活動や働き方に大きな変化が起きています。それは世界的なもので、なおかつ不可逆的に人々の生活を変えることとなりました。企業にとっても事業継続という危機管理の重要な要素について抜本的な改革を喉元に突きつけられています。様々なインシデントに際してSNSが効果的な情報発信ツールであることは、これまでの経験で実証済みです。
つまり、SNSはインシデント時の事業継続に欠くことのできないものとなっているのです。それが、在宅勤務を余儀なくされた途端、情報発信能力を削がれてしまうのは企業にとって大きな損失です。これを機会に在宅勤務でもSNS担当者が情報発信を行えるような体制とポリシーの整備を進めてはいかがでしょうか。
広告担当者なら知っているべきである、Instagramで広告を出す時の基本ポイントや、エンゲージメントを高めるための方法を改めて簡潔ににご紹介します。
■Instagram広告の種類は大きく2つ
Instagram広告は、タイムラインに流すフィード広告と、ストーリーズ広告の2つ。インスタントエクスペリエンス広告やコレクション広告などもありますが、現状はまだまだこの2つが馴染み深いもの。静止画、動画とそれぞれ使い分けることができますが、タイムライン広告ではカルーセル型といって、複数枚の画像を横にスライドできる広告があります。
■タイムライン広告:動画か、横長以外のサイズにするのがおすすめ
タイムライン広告のサイズは、縦長・横長・正方形が選べます。みなさんのInstagramのタイムラインに流れてくる投稿は正方形が多いのではないでしょうか。横長の広告はあまりおすすめできません。普段のタイムラインに馴染むようなデザインにしたほうが、ユーザーも広告色を感じません。となると、縦長の画像も同じことがいえますが、縦長の分、スクロールにおける滞在時間が増えるため、あえて目立つデザインにするというのもひとつの手。しかし、端末によって思ったとおりのデザインで表示されないこともあるため、基本的には正方形での入稿をおすすめします。
また、静止画より動画のほうが興味関心をひきやすく、滞在時間を長くできる傾向にあるので、余裕があれば動画での広告配信を検討するのがいいでしょう。
■ストーリーズ広告:テキストは最低限に留める
ストーリーズ広告は、動画のサムネイル画像の20%以上を占めると配信が減ると言われています。入れたい情報がたくさんある場合は、1枚にすべての情報を入れるのではなく、複数枚で1つの情報になるような広告にするか、テンポよくテキストが読める動画での配信をおすすめします。
■ターゲティングは複数でABテストすべき
広告クリエイティブが決まったら、配信ですが、ターゲットをしっかり設定しましょう。Instagram広告のターゲティングは非常に優秀。「女性・20代・ショッピング好き」「女性・20代・都内在住」など、似た条件でABテストをし、どの層からの反応が一番いいか根気よくABテストしていくのが重要です。
Instagramでの広告配信は、第一にクリエイティブ、第ニに適切なターゲティング設定です。細かな検証を重ねて、自社商品の販売につなげましょう。
新型コロナ影響下、旅行業界ができるマーケティング施策とは
安全にかかわる最新情報をシェアし、信頼できる情報源としての地位を築く旅行業界は新型コロナの影響が最も大きい業界の一つです。今後、どのように事業を継続していくかは困難な問題であり、どの企業にも適用できるような解決策を見出すのは難しい状況にあります。新型コロナの状況下でも考えておくべきデジタルマーケティングとソーシャルメディアの施策について、カナダのマーケティング企業CrowdRiff社が解説しています。
ソーシャルディスタンスを保つなど、その地域によって異なる新型コロナ対策がとられています。その情報は毎日のように変わっているので、地域の安全に資するよう、信頼できる最新情報をシェアすると、ユーザーに有益なコンテンツを提供できます。
広告への支出を抑え、自社のブログやソーシャルメディアに注力する
旅行業界に属するほとんどの企業は、広告の出稿を減らすか、あるいは、完全に止めています。一方で、新型コロナの状況が改善した後の旅行を計画する人たちが存在するのも事実です。旅行が難しい状況では、支出が発生する広告ではなく、自社のブログやソーシャルメディアといったオーガニックなチャネルを重視するべきです。生活に必要なサービスを提供してくれる近隣のスーパーや薬局、医療機関に感謝を示すようなコンテンツを投稿し、コミュニティの連帯を強調します。また、観光地の美しい写真などを、定期的な投稿にしてもよいでしょう。
状況が改善した後に備え、コンテンツや過去のキャンペーンを整理しておく
過去にパンデミックが発生した際も、状況が改善した後は、人々は国内・海外の旅行に出かけ、歴史建造物を見たり、新しい文化に触れたりしてきました。新型コロナも同様であり、状況が改善した後に行うべきマーケティング施策について準備しておく必要があります。これまで実施したキャンペーンや、写真素材、レビューなどを整理し、観光・ビジネスを問わず、旅行者を集客するための計画を練っておくべきです。
まとめ
旅行業界は、それにまつわる様々な業界と関連して成り立っています。航空・ツアー・美術館・ホテル等と一体となって、新型コロナによって大きな影響を受けた業界を立て直す必要に迫られています。状況が改善した後に積極的な施策が打てるよう、十分な準備をしておくと良いでしょう。
参考資料
https://crowdriff.com/resources/blog/what-travel-and-tourism-brands-can-do-during-covid-19
著者:Takayuki Sato
最近では、誰でも簡単に作れるようになったLINEスタンプ。今回はスタンプの販売で収益をあげたい人向けに、新規スタンプ登録の流れと、気をつけるべきポイントをご紹介します。
■クリエイター登録の方法
1.異なる2つのサービスがあるので注意!
スタンプを販売するためには「LINEクリエイターズマーケット」「LINE Creators Studio」のどちらかでクリエイター登録をすることが必要です。サービスの違いは以下の通り。
【LINEクリエイターズマーケット】
https://creator.line.me/ja/
スタンプの販売を目的としたWeb上のサービス、売り上げの収益はクリエイターに還元されます。
【LINE Creators Studio】
Apple
https://apps.apple.com/jp/app/line-creators-studio/id1239684967
Google store
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.linecorp.usersticker
個人でのスタンプ作成を目的としたスマホアプリ。2019年6月22日以降に新規登録したスタンプは、販売しても収益金が0円になります。
「LINE Creators Studio」を通してスタンプを販売すると、収益が0になるので要注意です!
スタンプ販売で収益をあげたい人は、必ず「LINEクリエイターズマーケット」に登録してください。
2.「LINEクリエイターズマーケット」への登録方法クリエイター登録は、LINEのアカウントを持っていれば簡単にできます。
メールアドレスとパスワード、住所などの個人情報を入力すれば登録完了です。
■新規スタンプの登録方法
1.スタンプ申請の流れ
「LINEクリエイターズマーケット」にログインしたら、「新規登録」という画面からスタンプの申請を行います。説明文やスタンプの画像などの必須情報を入力したら「リクエスト」を行い、「審査」が通ればスタンプの販売ができるようになります。
2.スタンプ申請の注意点
http://creator-manual.line.me/ja/archives/3698708.html
スタンプ申請では、いくつか注意点があるので気を付けましょう。
①登録できるスタンプは8〜40個まで
スタンプの画像数は、8、16、24、32、40個と決まりがあります。8の倍数ぴったりの画像が必要です。
②リクエスト後は修正できない
一旦、審査のリクエストをしてしまうと、内容の編集ができなくなります。しっかりと最終確認をしてからリクエストするようにしましょう。
③著作権フリーの素材を使う
著作権や肖像権を侵害するものは使えません。文字を入れる場合も、フォントが商用利用可能かきちんと確かめましょう。
スタンプ登録の流れと注意点さえおさえれば、LINEスタンプを作るのは簡単。誰でも無料でスタンプ登録できるので、興味のある方はぜひチャレンジしてみてくださいね!
動画マーケティングは、B2B企業における見込み顧客の獲得に利用できる
YouTubeは、Googleに次いで世界に二番目に大きい検索エンジンとして、多くのユーザーに利用されています。そのため、YouTubeはB2B企業のデジタルマーケティングにも採用される例が増えてきました。これまで、企業における意思決定者にリーチするのに動画は向いていないと誤解されてきましたが、実際は、コンテンツマーケティングの一環として、YouTubeは見込み顧客の獲得に寄与します。米オンラインメディアMarTech Seriesが、B2B企業で流行するYouTubeマーケティングについて解説しました。
ハウツー動画や360動画で見込み顧客をひきつけ、さらに、サポート部門の負担を軽減する
ハウツー動画は以前からよく投稿されてきた分野で、今後もそのトレンドは変わらないと考えられています。商品の紹介だけではなく、顧客が抱える問題をどう解決するのかを説明したチュートリアルは、YouTubeの検索結果リストで高い順位を得られる傾向にあります。ユーザーが商品に抱く疑問を、動画を使って解決すれば、カスタマーサポートの負荷を軽減できます。
360度動画は、ユーザーに商品を見せる方法を変えつつあります。通常の動画では、視聴者は再生・停止以外にできることはありませんが、360動画では、好きな角度に変えて、動画を視聴できるようになります。VR(仮想現実)への展開も含め、ユーザーが感情的に揺さぶられるような没入型の体験が提供可能です。
ライブ動画によって顧客とのリアルタイムなつながりを構築する
ライブ動画は、商品・サービスや企業に関するストーリーを伝えるのに最適なフォーマットです。ユーザーが自分ごととして捉えられるため、コンテンツがより信頼できるものと認識されます。企業と、見込み顧客となる視聴者がリアルタイムにつながり、ブランドを強く印象付ける効果が期待されます。
まとめ
YouTubeマーケティングは、B2B企業にも採用されるようになり、新たなトレンドが今後も生まれてくる可能性があります。既に現れている流行を取り入れて、YouTubeマーケティングのノウハウを蓄積すると共に、新しいトレンドにも追随できるよう、最新情報を集めておくとよいでしょう。
参考資料
https://martechseries.com/video/video-advertising/youtube-marketing-trends-b2b-brands/
著者:Takayuki Sato
ソーシャルメディアを通して、旅行者が抱く思考や感情を推察する
ソーシャルメディアの普及により、あらゆるニュース・調査・不安・苦情がリアルタイムに広まるようになった今、顧客の思考や感情を理解するのは企業にとって必要不可欠になりました。観光業界では、ソーシャルメディアに流れる観光客や地元住民の声を理解するよう、ソーシャルメディアにおけるデータ分析が求められています。ソーシャルメディアマーケティングを手掛けるSparkloft Media社のCEOであるMartin Stollが、ソーシャルメディアを通して、顧客の心情を理解する方法について解説しています。
新型コロナに関する情報が、旅行に対する感情へどう影響するかを継続的に監視する
新型コロナウィルス感染症COVID-19の影響から分かるように、観光客は、その社会状況から旅行に関するニーズや行き先をすぐに変えてしまいます。不正確な噂や偽情報は、多くの人に誤解されるリスクもあります。旅行者は感染症に関する新情報にどう反応しているか、ホテル滞在について不安を抱いていないか、延期した旅行を再予約するのか。このような質問に答えるには、ソーシャルメディアの感情分析が有効です。
感情分析は、ソーシャルメディアの各投稿がポジティブであったか、ネガティブであったかを判断する手法です。旅行に関係する新情報や、自社が実施したキャンペーンに対し、フォロワーの感情がどのように変化したかを監視し、その影響を確認するのに役立ちます。週次の変化や、地域別の違いといった比較によって、旅行者が何に不安を感じているのかを深掘りできます。
新型コロナが収束に向かった後、旅行に対する意識の変化が捉えられるよう備える
感情分析は年齢ごとに実施し、全ての旅行者を網羅するよう心がけます。COVID-19のパンデミックが収まっても、重症化するリスクの高いシニア層は、より長い期間、旅行を控えるかもしれません。旅行に関して肯定的な感情を抱かせる材料が出てこないか、ソーシャルメディアを通して確認を続けるべきです。コロナウィルスの影響で消費者は旅行そのものに否定的な感情を抱いていますが、感染対策にホテル業界が協力的な態度をとり続ければ、消費者はホテル業界に対して肯定的な感情を抱くようになるでしょう。
まとめ
ソーシャルメディアを活用した包括的なデータ分析を行う体制を整えておけば、未来の旅行者に対して理解を深めるのに良い機会となります。感情分析は、消費者の旅行に対する心情を捉えるのに効果的であり、旅行に対する印象が好転するタイミングを見出せるかもしれません。
参考資料
https://hospitalitytech.com/why-hotels-should-continue-monitor-social-media-sentiment-during-coronavirus
平素より弊社サービスをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
弊社ではセミナーや講演等のお問い合わせを数多くいただいておりますが、現状、新型コロナウイルスの影響によりオフラインでの実施が大変困難な状況になっております。弊社ではこのような状況に合わせてSNSに特化したウェビナー(オンラインセミナー・オンラインコンサル)サービスを開始することになりましたので、是非ご検討いただけますと幸いです。
ご提供可能なウェビナーサービス例
◆企業向け:SNSセミナー・講演
・・・SNS全般から個別のSNSまで幅広く対応します。
◆企業向け:SNSコンサルティング
・・・企業のSNS運用をサポートします。
◆企業向け:SNS広告導入コンサルティング
・・・企業のSNS広告導入のお手伝いをさせていただきます。
◆自治体向け:SNSセミナー・講演
・・・SNS全般から個別のSNSまで幅広く対応します。
◆自治体向け:SNSコンサルティング
・・・自治体のSNS運用をサポートします。
お客様のご要望に沿ったカスタマイズが可能です。
是非ご活用いただければ幸いです。
SNSマーケティングのやさしい教科書。 【改訂新版】重版が決定しました!誠にありがとうございます。
Facebook・Twitter・Instagramーつながりでビジネスを加速する技術
株式会社グローバルリンクジャパン著/清水 将之著
判型:B5変型判
本体価格:2,100円
発売日:2019年7月17日発売
【改訂新版】重版決定!誠にありがとうございます。
おかげさまで増刷を重ねた『SNSマーケティングのやさしい教科書。』改訂新版の重版が決定しました.毎日進化するSNS、ライフスタイルに合わせて変化するユーザー動向など、最新状況に合わせてリニューアルしました。いまや絶対必須のSNSマーケティング、あなたのタスクの成果向上のために、大いなる武器になる一冊です。
Instagram投稿時、やみくもにハッシュタグをつけてはいませんか?リーチを伸ばすために知っておきたいハッシュタグの考え方をお伝えします。
■ハッシュタグを選ぶポイント
1.インフルエンサーと同じハッシュタグを選ぶ
トレンドや流行に敏感なインフルエンサーたちは、ハッシュタグの機能を上手に使っています。
どんなハッシュタグをつけていいか分からない人は、「自分のアカウントに似ているインフルエンサー」「憧れのインフルエンサー」のハッシュタグをマネしてみましょう。インフルエンサーと同じハッシュタグを使えば、そのインフルエンサーのファンが投稿を見てくれることもありますよ。
2.コミュニティ系のハッシュタグを選ぶ
「#〇〇が好きな人と繋がりたい」「#〇〇部」など、コミュニティ系のハッシュタグを選ぶのもオススメです。
コミュニティ系のハッシュタグをつける人たちは、キーワードへの関心が強いのが特徴。同じハッシュタグをつけていれば、投稿をチェックしてもらえる可能性が高まります。
■ハッシュタグのつけ方
1.ハッシュタグは10個以上つける
ひとつの投稿につき、10個以上のハッシュタグをつけるようにしましょう。ハッシュタグの数が増えれば、その分多くのユーザーに見てもらえるチャンスも増えます。ただし、Instagramでつけられるハッシュタグは最大30個まで。30個以上のハッシュタグをつけようとしても、エラーが出てしまうので注意です。
2.同じジャンルのハッシュタグをつける
同じジャンルのハッシュタグを複数つけるのも、リーチを伸ばすのに有効です。
キーワードの投稿数が多い「ビッグワード」、その次に投稿数が多い「ミドルワード」、キーワードが限定的な「スモールワード」の順でつけるのがオススメ。たとえば、表参道のカフェの写真を投稿するなら「#カフェ(ビッグワード)」「#表参道カフェ(ミドルワード)」「#〇〇カフェ(スモールワード)」とつけるといいでしょう。
しっかりと対策を立てながらハッシュタグをつければ、効果的にInstagramのリーチを伸ばすことができます。今回の記事を参考にしながら、ぜひ自分の投稿に合ったハッシュタグを選んでくださいね。
自社にとって注目するべきキーワードやアカウントを明確にしてから調査を始める
多くの偽情報が出回り、風評被害を生んでいる現代では、情報の真偽を確かめることが重要です。ソーシャルメディアを含め、様々なチャネルを駆使し、情報収集を行う方法について、ジャーナリズムに関する情報を発信する非営利団体Frist Draftが解説しています。
FacebookやTwitterでの情報収集について考える前に、何のトピックやどの企業についてモニタリングするかを決める必要があります。膨大な情報がオンライン上に流れているので、自社にとって重要なものを選択します。また、プラットフォームによって、得られる情報や調べ方が異なるため、そのトピックに基づいて、注目するべきプラットフォームを選択します。
Twitterではキーワードやリストを使った検索で効率的に情報収集する
Twitterではキーワードでの検索が有効です。誤解を生むようなコンテンツを掲載しているWebサイト、または、それに関わるアカウントやハッシュタグを検索対象として指定します。関連のないツイートが多く含まれる場合は、「-」を使って、除外するキーワードを指定することもできます。関連度の高いツイートのみを発見できるよう、キーワードの組み合わせを変え、検索条件を精査します。また、Twitterでは、興味あるアカウントを登録し「リスト」を作成する機能が使えます。信用できる、あるいは信用できないアカウントをまとめておくと、情報収集が効率的になります。
Facebookには多様な投稿があるが、公開設定されたコンテンツしか見られない
Facebookは、友だちとしてつながっていない場合、公開設定で投稿しているしか検索対象にならないので、情報収集が難しいプラットフォームです。この場合、Google検索で「site:facebook.com/pages」を指定すると、Facebookページが検索対象となります。匿名の掲示板サイトに投稿される情報は、その質にバラつきがあります。場合によっては、誤解を生むような情報の発生源になる可能性さえ考えられます。米国ではソーシャルニュースサイトRedditや4chanがあり、日本では5ちゃんねるが該当します。その情報を参考にしながらも取り扱いには慎重を期すようにします。
まとめ
近年は、自社に関するオンラインでの会話を監視するソーシャルモニタリングツールが開発されています。サービスへの苦情や、風評被害・誹謗中傷を早期に発見し、対策をとれるのがメリットです。TwitterやFacebookには様々な情報が含まれるので、検索のテクニックを磨き、有用な情報を収集するようにしましょう。
参考資料
当社の新型コロナウィルス対策について
当社では、新型コロナウィルス対策の一環として、2020年4月1日より、テレワークによる遠隔作業を推進してまいりました。
また、2020年4月7日に発令される「緊急事態宣言」を踏まえ、各自自宅からのテレワークを更に徹底していき、更なる感染防止を行いたいと考えています。
当面、お客様とのやり取りは、電子メール、お電話、Video 会議による商談や打ち合わせを行わせていただきます。Video会議による商談・お打合せは、事前にお電話や問い合わせフォームよりご連絡いただければ、ZOOMによる会議室をご用意させていただきます。お客様の通信環境上、Webカメラが使用できない場合、音声のみのご参加も可能ですので、お気軽にご要望ください。
また、弊社では、以下の行動を推進しています。
・帰宅、帰社時のアルコール消毒・手洗い・うがいの義務化。
・出社が必要な場合、上長への検温結果の報告と出社許可取得。
・マスク装着
お客様にはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。
株式会社グローバルリンクジャパン
代表取締役
杉岡彦士
YouTubeマーケティングに長けたプロデューサーたち。彼らをフォローしておくと、自社のYouTube運用も効果的になるかもしれません。今回はウォッチしておきたいYouTubeマーケアカウントをご紹介。
◆YouTubeプロデューサーL(仮メンタリストえる)
本人もYouTuberとして活躍しているLさんのTwitterアカウント。仮メンタリストえるとしてのTwitterアカウントとは別に、YouTubeの基本的な思考やなぜそのチャンネルが伸びないかを、シンプルにわかりやすくツイートで発信されています。
https://twitter.com/_youpro
◆なーちゃん@YouTube専門家ママ
登録215万人、総再生13億回のYouTuber!なーちゃんねるの運営者さんのアカウント。YouTubeのハウツーはもちろん、SNSやビジネス関連のツイートもユーモアあふれる文章とともに発信されています。有料noteでは、図解とともにわかりやすく分析や制作の手順を解説されています。
https://twitter.com/naaachanel_
◆小山竜央@連続YouTube起業家
ほぼ毎日、頻度高くYouTubeに関する情報を発信している小山さんのTwitter。実際のアナリティクスのスクリーンショットも載せてくださっています。
https://twitter.com/tatsuokoyama
◆弁護士かとう(交渉人)
生活に役立つ法律の知識をおもしろいクイズ形式にしてツイートしている弁護士かとうさんのアカウント。YouTubeマーケティングというよりは、単純に収益化するうえで知っておきたい交渉術や法律の知識を発信されています。法律の知識がない一般人でもわかりやすいツイートになっているので、フォローしておいて損はないアカウントです。
https://twitter.com/999kt999
伸びやすいチャンネルは、ターゲットの属性やコンセプトにもよるので、必ずしもこれらのYouTubeマーケターが発信する情報がすべて正しいというわけではありません。また、YouTubeのアルゴリズムやトレンドも毎月のように変わっています。あくまで自分のチャンネルを伸ばすための参考にしながら、独自の思考を持つことを忘れず運用に励みましょう。
今や多くの企業が持っているTwitterアカウント。ただ、「どんなツイートをすればいいんだろう」と悩む担当者の方も多いのではないでしょうか?今回は、最近トレンドに上がった企業ツイートから、バズる投稿のコツを探っていきます。この記事を読んで、企業ツイートのコツをつかんでください!
1.人々を安心させるツイート「丸富製紙株式会社」
コロナウイルスの影響でトイレットペーパーの売り切れが続出するなか、倉庫にある大量のトイレットペーパーを公開したツイート。
「トイレットペーパーが手に入らないのでは……」と不安になる人々の心をなだめ、勇気を与えました。現在では、13万以上のリツイート、23万以上のいいねがついています。人々の気持ちに寄りそったツイートは、自然と広がっていくことが分かりますね。
2.イメージを逆手に取った「マクドナルド」
ハンバーガーで有名なマクドナルドが、「あぁー、、お米食べたい」とまさかの発言をしたツイート。その衝撃的な発言は、のちに発売された「ごはんバーガー」の効果的なプロモーションにもなりました。あえて、自社のイメージとギャップのあるツイートにするのも、ひとつの戦略でしょう。
3.ほっこりするツイートで話題「株式会社田中金属製作所」
金属部品やシャワーヘッドの製造をしている「株式会社田中金属製作所」。自社にある自動販売機の横に置き去りにされた「業務用マヨネーズ」の持ち主を探す、ゆるい内容のツイートが話題となりました。
雨が降ってきたらマヨネーズを中に入れてあげるなど、どこか温かみのある文面にほっこりした人も多かったでしょう。
企業Twitterは堅い内容のツイートが多いので、人間味を出すと差別化できるかもしれません。
4.おなじ画像のツイートが2度バズった「株式会社ハル研究所」
「星のカービィシリーズ」の開発で有名な「株式会社ハル研究所」。開発センターが山梨にあるということで、地元特産の「桃」のネットをかぶったカービィの画像が話題となりました。
そして2020年の3月、「桃の節句」の3月3日に文章を変えて同じ画像をツイートすると、普段の倍以上のいいねが!1度話題になったツイートや、昔は注目されなかったツイートも、タイミング次第では拡散される可能性があります。タイミングを考えながら、ツイートすることで効果的なプロモーションになるはずですよ。
今回ご紹介した企業ツイートは、それぞれ異なる特徴を持っていました。これらの特徴は、どんな内容でも応用が効くので、ぜひ参考にしてみてください。
旅行者はオンラインで事前調査を行い、多くの口コミに目を通している
旅行の話題はソーシャルメディアで最も多く取り上げられる話題の一つです。Instagramや口コミサイトには常に旅行に関する投稿がなされ、好意的な評価から、偽情報・風評被害まで様々な情報が溢れています。これらの情報を監視・分析するソーシャルリスニングの手法について、Mediatoolkit社が解説しています。
旅行者は、多くの時間をオンラインでの事前調査に費やしているため、好意的な評判を構築することは重要です。近年は、95%の旅行者は予約前に口コミを読み、85%の消費者はその企業が信頼に足ると判断するまでに10個のレビューに目を通すというデータが報告されています。また、85%の消費者は企業がソーシャルメディアで情報発信を行うことを期待しており、旅行中に行うアクティビティの4割以上がオンラインで予約されています。
ソーシャルモニタリングにより、口コミや競合の動きをリアルタイムに把握する
旅行者がオンライン上の情報を頼りにしている点を考慮すると、一つでも否定的なレビューが掲載されていれば、それを目にした旅行者は、即座に他の宿泊先や別の行き先へと考えを変えてしまうでしょう。ソーシャルモニタリングツールを導入しておけば、否定的な口コミをリアルタイムに検知し、同様の問題が発生しないよう、対応ができます。誤解があればそれを正すよう返信できるし、適切な回答によって否定的な意見を好意的な印象へと変えられる場合もあります。
ソーシャルメディア上における競争相手の動きを正確に把握できれば、競争上の優位を確保できます。もし売り上げが想定よりも伸びていなければ、競合他社が値引きキャンペーンを実施して、顧客が奪われているのかもしれません。ソーシャルモニタリングツールでは、競合の投稿を監視し、自社の業績に関わる動きを検知できます。
ソーシャルメディアを市場調査に活用し、見込み顧客を獲得するアイデアについて考える
ソーシャルメディアは見込み顧客を獲得するアイデアが生まれる場所でもあります。例えば、自社が営業する地域へ旅行する際に知りたいことや、困っていることをつぶやいているユーザーがいれば、それに対する解決策となる商品に関するキャンペーンを実施できるからです。ダイレクトメッセージで具体的なオファーを送ってもいいでしょう。見込み顧客とエンゲージメントを高める良い機会となります。
まとめ
オンラインでの評判を監視するのは、現代の観光業には必須の取り組みとなりました。否定的な口コミや偽情報が出回っていれば、どんなにマーケティングに予算を投入しても、顧客は離れてしまいます。ソーシャルモニタリングツールで即時に情報を収集し、適切な対処をとるようにしましょう。
新料金プラン&自動見積もりのご案内
平素より弊社サービスをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
この度一部サービスの料金改定をさせていただき、新たに自動見積もりサービスのご提供を開始致します。
自動見積もり(SNS運用代行)
・インスタグラム自動見積もり
・YouTube自動見積も
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・facebook自動見積もり
新料金
・インスタグラム 運用代行サービス
【新料金】¥39,800(基本料金)+各運用作業料金(税抜)/月
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・YouTube運用代行(企業公式チャンネル)&YouTube広告
【新料金】¥49,800(基本料金)+各運用作業料金(税抜)/月
・twitter運用,facebook運用代行サービス
【新料金】¥39,800(基本料金)+各運用作業料金(税抜)/月
・海外向けtwitter運用,facebook運用代行(インバウンド)サービス
【新料金】¥39,800(基本料金)+各運用作業料金(税抜)/月
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【新料金】¥39,800(基本料金)+各運用作業料金(税抜)/月
引き続き変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
店舗型の企業にとって、トリップアドバイザーでの口コミはマスト。トリップアドバイザーで口コミがないなら、行かないという人も多いとか。トリップアドバイザーで口コミを増やすための方法を3つご紹介します。
◆無料Wi-Fiの掲示
テーブル上やレジ横など、「トリップアドバイザーで口コミを書いてね!」とポップを置いておくのは基本中の基本。待ち時間に口コミを書いてくれるかもしれません。しかし、それも電波がありきの話。外国人に向けて丁寧なおもてなしをしているというアピールのためにも、Wi-Fiの利用案内はわざわざ聞いてもらわなくてもわかりやすい、目立つ位置に掲示しておきましょう。
◆地道な声かけ
ダイレクトに声をかけてお願いするのは意外と効果的。「もっとあなたの国の人に来てほしいから、よければ口コミ書いて」とお願いしてみると、案外快くOKしてくれることも。もちろん、素敵なサービスを提供してこそですが、これが一番効果的だったりします。
◆口コミへの返信
口コミ(レビュー)への返信が直接ランキングにつながるというわけではありませんが、しっかり「ご利用ありがとうございました」の返信をすることで、閲覧者が安心してくれます。たとえ悪い口コミが書かれていたとしても反論せず、「大変申し訳ございませんでした。次回から気をつけます。」という真摯な対応をするのが大事。基本的には日本の口コミサイトでも同じことを心がけましょう。こういった対応をすることで、実際に来店して満足したお客さまが、「すごくよかったよ!」というフォローの口コミを書いてくれるかもしれません。
◆口コミのお礼にお金や部屋のアップグレードは絶対NG!
手っ取り早くお金を渡して…というのはそもそも道徳的にNGですが、近年、トリップアドバイザーはステマに非常に厳しくなってきています。こういった提案をしてくる業者の営業にあっても、絶対に断りましょう。お金で買った口コミは削除されますし、最悪の場合はプラットフォームの利用停止にも繋がります。
口コミを書いてもらうには、なんだかんだといっても心からのおもてなしが一番。まずは感動的なサービスを提供してから、レビューの返信やSNSの更新など、順を追って取り組んでいきましょう。
アパレル系のInstagramは数多くありますが、その運用は難しいもの。
アパレル系で上手に運用し、多くのファンを獲得しているアカウントをご紹介しますので参考にしてみてください。
◆GU(ジーユー)
人気ファストファッションブランドのGU。投稿では、多くのインフルエンサーやモデルを起用しています。洋服のデザインがシンプルなので、置き画やマネキンだけで映える投稿を目指すのではなく、着こなしてもらうことで親近感が沸く投稿になっています。#みんなのGUコーデ というハッシュタグでは、多くのインスタグラマーが投稿しています。
◆Heather(ヘザー)
IGTVやLINE NEWS VISIONなど、新しいプラットフォームに積極的に参加しているヘザーのアカウント。時代に合ったSNSの運用を目指しているということで、いわゆるインスタ映えが流行語になった2017年頃とは全く違う世界観の投稿になっています。ストーリーズでは新作情報はもちろん、WEBサイト「Heather diary(ヘザーダイアリー)」の最新情報もシェア。すべてを有効活用しているヘザーのアカウントは、アパレルのSNS活用をする方なら絶対にチェックしておくべきアカウントです。
◆redyazel(レディアゼル)
サマンサタバサグループが運営する若者向けレディースブランドredyazel。シーズンアイテムやセール情報はかなりこまめに配信されています。文字の入れ方など、デザインの参考になること間違いなしです。
デザインはもちろん、運用頻度やストーリーズ、最新機能の活用など、トレンドにあわせた運用がなにより大事なアパレル業界のInstagram。競合の投稿を研究し、ブランドの世界観にあった運用を目指しましょう。
ユーザーを楽しませながら商品の認知を高めるYouTube広告にインフルエンサーを起用する
インフルエンサーマーケティングが実施できるのはInstagramだけではありません。YouTubeも企業とインフルエンサーが交流できるプラットフォームとして利用可能です。デジタルマーケティングの専門家であるVictoria Taylorが、YouTubeにおけるインフルエンサーマーケティングの効果を最大化するための方法について解説しています。
YouTube広告はテレビCMよりも長い時間、視覚的な注意を維持できるという調査があります。この高い効果を得られるYouTube広告を活用するために、ユーザーを楽しませながら、商品に対する理解を深めてもらうような動画にインフルエンサーを起用すると、商品の認知を高めてくれます。
開封動画、予告動画、あるいは新商品発表イベントの様子をインフルエンサーに投稿してもらう
新商品の発売において、その価値を説明するのに動画は高い効果を発揮します。72%の顧客は、動画を使って商品やサービスの解説を観たいと考えているからです。新商品発売においてインフルエンサーと協業する方法としては、予告動画の作成を依頼したり、新商品発表のイベントに招待してその様子を投稿してもらったりするアイデアが考えられます。
商品の開封動画はYouTubeの人気コンテンツで、約4割の買い物客がお気に入りのユーチューバーが投稿した開封動画を見た経験があると言われています。新規あるいは既存の商品について、開封動画を撮影して、YouTubeチャンネルに投稿してもらうようインフルエンサーに依頼すれば、ユーザーの興味をひくことができます。
限定的なクーポンを発行する等、フォロワーとのエンゲージメントを図る
インフルエンサーはブランドの広告塔であると同時に、新商品のテストを行う際の被験者にもなり得ます。また、インフルエンサーに商品の利用を勧めるために値引きを提案するのは良く見られますが、さらに、そのフォロワーにも特別なクーポンを発行し、購買意欲を喚起する方法も考えられます。商品やサービスに対する正直なフィードバックを得るのは簡単ではありません。インフルエンサーが商品に関する動画を投稿し、そのフォロワーに感想をコメントするよう依頼すれば、顧客が抱く生の声が聞こえるかもしれません。
まとめ
YouTubeにおけるインフルエンサーマーケティングは、ブランドの認知を高め、Webサイトへの流入を増やすのに有効です。必ずしも何百万人のフォロワーを持つインフルエンサーと協業する必要はないので、相互にメリットのある関係を築き、着実な成果を上げることを目指しましょう。
「Facebookはオワコン」「若者はほぼおらず、年配層しかいない」と言われてきましたが、今あらためてFacebookマーケティングに注目が集まっています。
今回は、その理由と令和のFacebook広告の活用方法についてご紹介。SNS運用担当者や広告担当者さんは、ぜひチェックしてくださいね。
■ターゲティングの精度が高い
Googleのキャッシュを利用してターゲティングする広告より、Facebookの方がはるかに広告の精度が高いと言われています。Facebookを登録する際、名前はもちろん性別、年齢、住んでいる地域、場合によっては出身校やお気に入りのFacebookページなど、趣味嗜好まで登録しますよね。Facebookはもともとそういった個人のデータを膨大に持っているので、適切なターゲティングにリーチができるプラットフォームなのです。現に、店舗型の広告なら、店舗から半径◯km以内の人に広告を出す等、かなり詳細な設定が可能です。
■広告の審査が厳しくなった
メルマガ登録を促し、リストを作成するための広告や、アフィリエイト狙いのランディングページなど、今までより審査が厳しくなってきました。その結果、個人アフィリエイターはもちろん、知見の浅い担当者の導入ハードルが高くなり、質の低い広告が減りました。
■Instagram広告との併用が可能
皆さんご存知の通り、InstagramとFacebookは同じ会社なので、広告を出稿する際も、ワンクリックでどちらのプラットフォームにも簡単に出稿することが可能です。「Instagramへの広告出稿は大変人気のため、スルーされることが多いが、Facebookからのクリック率が意外と高かった!」ということも。1日数百円からの出稿も可能なので、最初から出さないという選択肢を選んでしまうのは、逆にリスクかもしれません。
■動画広告で長期的な顧客をつかめる
動画だけを流す、CM風の広告は、CPA型の広告に比べ反応もよく、たくさんの人にリーチできると言われています。タイムライン上で全く知らない商材の写真が流れてきて「購入してね」「有料メルマガ登録してね」と言われても、コンバージョンはおろかクリックもされない可能性があるというのは、Facebookを使ったことがある人なら想像がつくはず。コスパの高い動画広告でまず認知をさせ、後日購入させるという長期的な広告手法を出す企業がFacebookでは少ないため、狙い目とも言えます。
Facebookはオワコンと言われていますが、未だにFacebook広告で利益を出しているサービスやアフィリエイターが数多くいるのも事実。流行りに乗るのは大切ですが、運用方法次第では理想の結果が出せるかもしれません。
アカウントを開設したものの、何をどんな頻度で配信すべきか分からない…と、公式LINEを持て余している人もいるのではないでしょうか。今回は、LINE運用初心者が配信すべきネタや、よくやりがちなNGネタをご紹介します。
◆セール情報
実店舗がないECでも使えるのがセール情報。配信する際は、長ったらしい文章メッセージではなく、「◯月◯日まで、全品◯%OFF」といった、シンプルな画像リンクがベター。ECサイトであれば、月数回セールをするのも珍しくないはず。シンプルでわかりやすい誘導リンクを設定してあげましょう。配信用の画像は、スマホアプリを使えば簡単にデザインできますよ。
◆新アイテム・新メニュー
特にアパレル系ECでは抑えておきたいのが新作情報。季節の変わり目はもちろん、新しい洋服が入荷されるタイミングは絶対に配信しましょう。これを抑えていないなら、SNSをする意味はないといっても過言ではありません。
◆シーズン・限定情報
「商品購入で今だけノベルティプレゼント。」「◯◯店のさくらが見頃!雨の日はコーヒーおかわり1杯無料」など季節性+オトク感のある配信は鉄板ネタ。こちらもわかりやすい画像とともに配信しましょう。
◆(番外編)NGネタ
季節のあいさつや雑学コラムは、実はブロックされる確率が高いコンテンツ。あいさつ系は他のアカウントも配信しているので、まとめてブロックされる恐れが。どうしてもあいさつ系コンテンツを配信するなら、新年の挨拶とともにセール情報を入れましょう。
商品と関係のない雑学コラムは、そのブランドにたいして興味がない人からするとただのノイズ。ただ、個人経営の小さなカフェや雑貨屋さんだと好感度がアップすることも。根強いファンを獲得するために、スマホでも読みやすい量のミニコラムを書いてみるのはひとつのチャレンジでもあります。もちろん、面白いものを、心をこめて。
ブランドのジャンルにもよりますが、コンタクトレンズやネイルサロンなら月1回、メニューの変化が少ない飲食店なら、数ヶ月に1回季節性のあるメッセージを配信するだけでもいいでしょう。配信頻度が多すぎてもかえってブロックされるだけ。無駄なコンテンツは省き、登録者にとって本当に必要な情報だけを届けるのがLINE運用のコツです。
美容系、教育系、ゲーム実況など、YouTuberといっても多種多様。
ひとえに「YouTubeを見てる人」といっても、若者だけではなく、登録しているチャンネルによってはアイドルのファンとDJのファンくらい、嗜好に違いがあります。YouTuberにPR動画を頼むときに、チェックしておきたいポイントをおさえていきましょう。
■YouTuber選びのポイント
1.商品を使ったときに違和感を感じないか
インドアで旅行にも行かないYouTuberに、海外ツアーの紹介をさせても、ファンのニーズとマッチしません。なにより、本当にいいと思っている商品ではないと、紹介している本人の表情に出てしまいます。YouTuberは俳優やモデルではないので、「見た目がいいから」という理由だけで起用すると広告色が強くなり、マイナスイメージを持たれることも。
2.過去にPR動画を複数アップロードしているか
YouTuberの事務所は、芸能事務所と違い経験も浅く、事務所によっては悪評が話題になることもしばしば。事務所に入っているからといって、必ずしも円滑なやりとりができるとは限りません。過去に複数のPR動画をアップしており、内容も充実しているかどうかも、YouTuber選びのポイントの「ひとつです。
■動画をお願いするときのコツ
1.プロモーション表記は明確に
PR動画とわかるように、タイトルや概要文、動画内に「PR」や「広告」などの表記をしておきましょう。YouTuberとの世界観がマッチしていれば、あえて動画の最初に紹介するのもひとつの手。「◯◯ちゃんにPR依頼出したこの会社、センスいい!」と、好印象になることもあります。
参考:【逆ナン】1時間で外国人を何人オトせるのか?(フワちゃんTV /FUWACHAN TV)
2.ある程度YouTuberにまかせる
数万人、数十万人いるYouTuberは、ある程度動画の”型”があります。動画を編集した経験がある型なら想像がつくと思いますが、InstagramやTwitterのインフルエンサーと違い、動画編集には大変な手間がかかります。商品のおすすめポイント、ここだけは伝えたいことなど、最低限の要望だけリクエストし、「後は◯◯さんのセンスにおまかせしたいです」と依頼したほうが、YouTuber本人もやる気が出ますし、クリエイティブな企画が生まれます。
「フォロワーが多いから」「この人の動画おもしろいから」といって依頼しても、商品の特性とYouTuberの世界観が違えば、適切なターゲットに届けることはできません。お互いやファンを尊重しながら、YouTuberと一緒に何度も見返されるような素敵なコンテンツ作りを目指しましょう。
中国版Twitterとも言われている『微博(Weibo)』。日本の有名人も、続々とアカウントを開設して参加しています。中国の映画やドラマに出演せずとも、SNSで人気であれば認知度も高いもの。今回は、中国でも人気の日本のアーティストについてまとめました。
▼山下智久
Instagramで400万人のフォロワーがいる、山下智久さんのWeiboのフォロワー数は2019年12月時点で170万人。Weiboでも大人気です。更新頻度が少ないにも関わらず、1投稿あたり約2万のいいねや、数百~数千のコメントが。初投稿で、1日20万フォロワーになっていたので、今後もどんどん増えそうです。
https://www.weibo.com/u/6573404886
▼福山雅治
同じく日本でも人気のイケメン俳優であり、歌手でもある福山雅治さん。フォロワーはなんと、山下智久さんより多い530万人。なぜこんなに人気なのかというと、福山さんがアカウントを開設したのは約7年前。日本の芸能人では先駆者的存在なのですね。
https://www.weibo.com/masaharufukuyama
▼西野七瀬
元乃木坂46の西野七瀬さんも、中国で人気。『WEIBO Account Festival in Japan 2019』では、話題女優賞を受賞されました。9月末は30万フォロワーでしたが、12月時点では84万フォロワーと、順調に伸びています。2019年に話題になったドラマ「あなたの番です」が中国でも人気だっということで、一気にフォロワーが伸びたようです。
▼ハローキティ
国籍は不明ですが、日本を代表するキャラクター「ハローキティ」もWeiboで人気。キャラクターの誕生日や季節イベントに関連した投稿など、ハローキティだけではなく、サンリオならではの情報を更新頻度高く配信しています。
https://www.weibo.com/hellokittychina?is_hot=1
iOSアプリを上手に利用することで、撮影技術やPCでの画像編集技術がなくても美しいクリエイティブを作れます。今回は、デザイン初心者でもおすすめの加工アプリをご紹介します。
◆InShot
動画や写真の編集や、コラージュができるアプリ「InShot」。ロゴを消すには有料ですが、無料でもかなり多くの機能が使える優秀な編集アプリです。動く絵文字や豊富なフィルター、動画のエフェクトやナレーションまで。文字入れでは日本語フォントはもちろん、中国語や韓国フォントも無料で使えるものが複数あります。
◆LINEカメラ
みなさんおなじみのLINEが提供する画像編集アプリ。一度インストールしてそのまま使っていない…という方も多いのではないでしょうか?日々新しいフィルタやスタンプなどが増えているので、久しぶりに開いてみるとその機能の豊富さに驚くかもしれません。なによりいいのが、「使いやすい」ところ。文字入れやコラージュも、ちょっとした加工だけならLINEカメラでじゅうぶん事足ります。
◆Unfold
一番よく見るのに一番デザインをおろそかにしがちなのがInstagramのストーリーズ。ここをこだわれば、他社との差別化がしやすくなります。
150枚以上あるテンプレートから簡単におしゃれな投稿が作成できるので、ストーリーズのデザインがはじめての方におすすめのアプリです。
PhotoshopやIllustratorが使えなくても、凝ったクリエイティブが作れるのがアプリの良さ。
Instagram運用をはじめたばかりで、デザインにかけるコストを減らしつつ、自分でオリジナルの画像作成を自由に行うことが出来るこれらのアプリも検討してみるのはいかがでしょうか。
扇情的な文言を使う企業は、長期的には信頼を失い、SEOに悪影響を及ぼす
フェイクニュースは、ソーシャルメディア時代における大きな社会問題です。新型コロナウイルスから大統領選挙まで、偽の情報が出回り、風評被害を生んできました。扇情的な文言でサイトにユーザーを集める目的で始められたものですが、誤った情報を共有してしまう等、企業が巻き込まれるケースも頻繁に見られます。豪メディアMedia Heroesが、フェイクニュースがソーシャルメディアマーケティングに与える弊害について解説しています。
サイトへのアクセスで広告収入を得ている企業にとって、扇情的な文言をソーシャルメディアで使うのは、簡単にサイトへの流入数を増やせるため、魅力的な手段に映ります。しかし、誤解を生むような表現に気付いたユーザーは、その企業を信頼しなくなり、結果としてSEO(検索エンジン最適化)にマイナスの影響を与えてしまうでしょう。
フェイクニュースの拡散に加担すると、その意図がなくとも、評判を落としてしまう
ソーシャルメディアマーケティングを行う企業は、信頼できるコンテンツのみを投稿するよう心がける必要があります。他社の情報を鵜呑みにして、噂や根拠のない報告を安易にシェアすると、フェイクニュースを広めたとして、会社の評判に傷をつける可能性があるからです。現代のインターネット環境を考えると、一度落ちた評判を取り戻すのは極めて難しく、その影響は長く続きます。投稿する前に事実関係を調査するようにし、フェイクニュース対策のプロセスを定義するべきです。
自社がフェイクニュースの標的になってしまうリスクもある
企業は、フェイクニュースによって全く身に覚えのない罪を着せられる可能性があります。情報が拡散されれば、日本中・世界中から的外れな批判を受けることになります。悪意のあるユーザーのコメントが続く場合、フェイクニュースである点を表明し、Webサイト上でのコメント機能を無効化する等の対策をとります。
まとめ
ソーシャルメディアマーケティングでは、信頼できる専門性の高いコンテンツを投稿するのが鉄則です。他社の情報をシェアする場合でも同様であり、誤った情報の拡散に加担しないようチェックする必要があります。いい加減な噂からは距離を置き、信頼性のあるブランドを築くようにしましょう。
参考資料
https://www.mediaheroes.com.au/insights/impact-of-fake-news-on-social-media-marketing-and-small-businesses/
著者:Takayuki Sato
Instagramのおすすめ投稿のアルゴリズムで、「保存数」が重要ということが公式に発表されました。
保存数を稼ぐことができる投稿とは、どのような写真、テキストなのでしょう。
今回はInstagramで保存されやすいコンテンツを配信するためのポイントについてご紹介します。
■「いいね」したい投稿と「保存」したい投稿の違い
美しい写真やかわいいイラストなど、見た目的に魅力的なコンテンツはいいねされやすい傾向にあるのはみなさんご存知のことかと思います。しかし、保存したいコンテンツは、見た目が必ずしも魅力的とは限りません。大事なのは、「ユーザーにとって有益な情報であるか」ということ。下記で詳しく解説していきます。
■テキストに詳細情報を入れる
レストランや物販を取り扱うオフライン店舗のInstagramでは、営業時間やアクセスなど、来店する際にわざわざWeb検索せずともいいレベルの情報を記載しておくのがおすすめ。
1.営業時間
『10-18時・毎週火曜定休』のように、営業時間をわかりやすく記載しておきましょう。固定の店舗アカウントの場合、投稿だけでなく、プロフィール文にも記載しておきましょう。
2.アクセス情報
最寄り駅はもちろん、『JR新宿東口から徒歩10分』『コンビニがあるビルの5Fです』など、何口から出ればいいか、何が目印かなどの情報も入れると親切です。
3.商品名・価格
料理を紹介している写真なら、メニュー名と価格も記載しておきましょう。「このオムライス、1000円以内で食べられるんだ!友達も誘いやすいな」「このトッピングの頼み方は最初に◯◯って言うんだ」等、つい忘れてしまいそうな内容は積極的に書いておきましょう。
■画像にテキストを入れる
「画像にテキストを入れると、広告っぽくなり反応率が下がる…」と敬遠されていたのは一昔前のこと。今は、スマホアプリで簡単に画像の文字入れができる時代。一般ユーザーの投稿でも、テキストありのコンテンツが多くなっています。先述で紹介した、製品に関するテキストを画像に入れ込むことで、テキスト部分までスクロールせずともリッチなコンテンツを届けることができます。
情報が多くなる場合は、1枚目に見せたい商品のキレイな画像と商品名と価格のテキスト加工、2枚目に外観の写真とアクセス情報もテキスト加工など、複数枚に分けて見やすい画像加工をするのがおすすめです。
今回紹介したことはすべて「後から見返す価値がある有益な情報か」を意識すれば、自然と思いつくことです。来店してもらうまでにどんな不安や期待を抱いているのか、どんな写真やデザインのコンテンツに魅力を感じるのかなど、ユーザー目線に立って考えてみましょう。
YouTubeで稼ぐには、YouTube広告と考えるのが普通ですが、実はそれ以外にもマネタイズの方法はあります。オンラインサロン、スーパーチャットなど、まだ知られていないマネタイズ方法をチェックしましょう。書籍の出版やオンラインサロンなどの方法もありますが、今回はYouTubeプラットフォーム内で稼ぐ方法についてご紹介します。
◆アドセンス(YouTube広告)
最もスタンダードなのがアドセンス。動画内で流れる広告による収益のことです。チャンネル登録者数1000人以上・過去1年間の総視聴時間が4000時間以上というのが条件ですが、これを超えるのがかなり難しかったりします。
広告収益は、1再生◯円と明確に決まっているのではなく、ターゲットや動画の再生時間によって単価が変わっています。ターゲットによって単価が変わるというのはどういうことかというと、子供向けのエンタメ動画より、30代以上のビジネスマン向けの動画のほうが単価が高いのです。広告主からするとお金を持っているターゲットが最後までしっかり見ている動画に広告を出したいということですね。
◆YouTubeライブのスーパーチャット
普段からYouTubeを見ている人はなじみ深いものですが、YouTubeを利用しない方はピンとこないであろうスーパーチャット。ここ数年で流行りのライブ配信アプリと同じく、YouTubeでも「投げ銭」ができるのです。一応解説すると、WEB界隈でいう投げ銭とは、動画をはじめとしたコンテンツを無料で見たユーザー(ファン)が、動画配信者に少額から寄付できるサービス・機能のこと。YouTubeでは、自分のコメントを色付きにして目立たせたり、表示時間を長くする有料コメントのことを投げ銭と言います。
◆チャンネルメンバーシップ
メンバーシップとは、ひとことでいうと、YouTubeの有料ファンクラブのことです。チャンネル登録者数が3万人を超えているチャンネルが使える、アドセンスより導入ハードルが高い機能。月額の会費は、配信者がある程度自由に選ぶことができます。
https://support.google.com/youtube/answer/9355861?hl=ja
動画内広告以外にもマネタイズ方法があるということを頭に、チャンネルの立ち上げや運用をすすめると新たな企画もひらめくかもしれません。
weiboのプロフィールを見ていると、写真の右下に黄色いチェックマークや、名前の横に王冠マークがついていることに気づくのではないでしょうか?今回は、weiboプロフィール画面にて表示されるマークの意味を解説します。
weiboのアカウントは、大きく分けて3種類。一般アカウント、個人認証公式アカウント、企業公式アカウントの3つ。それぞれの違いは下記の通りです。
■一般アカウント
こちらをご覧いただいている皆さんが登録しているのはおそらくこの一般アカウントでしょう。ユーザー同士での投稿やシェアなど、普通のSNS機能を楽しむことができるアカウントのタイプです。性別を登録していれば名前の横に青い♂マークかピンクの♀マークがあるかと思います。
■個人認証公式アカウント
有名人・著名人が公式アカウントと示すためのアカウント。プロフィール画像の右下に黄色いチェックマークがついています。白いチェックマークに背景が黄色のものと、黄色いチェックマークに背景が赤色の2種類がありますが、どちらも公式アカウント。赤色のほうがランクが上と言われています。
2020年1月時点で三浦春馬さんのフォロワーは300万人、木村拓哉さんのフォロワーは100万人ですが、こまめに投稿している木村拓哉さんのアカウントのマークは赤色。フォロワーではなく、閲覧数によってこのような違いがあるようです。
■企業公式アカウント
企業がUSD 1,080(税込)で取得することにより、つけることができるマーク。個人アカウント同様、右下に黄色いチェックマークがつきます。最近では、中国には店舗はないが、日本への旅行時に集客をしたい日本の企業もアカウントを取得しています。
■名前の横に出てくる王冠マークの意味は?
よく、「何もしていないのに名前の横に王冠マークがついた!有料会員のマークなの?」という声を聞きますが、決済フローを踏んでいないのであれば、課金されることはありません。王冠横にある『开通』という文字をタップすると、課金の案内に飛ぶので特に心配する必要はありません。
日本の芸能人はもちろん、昨年SNSで話題になったカリスマホストのローランドさんなど、インフルエンサーもWeiboアカウントを開設しています。日経企業でも早いうちの参入を検討してみてもいいかもしれません。
Facebookページを開設する企業やサービスは、自社サイトを持っていることも多いですよね。自社サイトでもお問い合わせフォームがあり、Facebookページでも問い合わせがあると、カスタマーサポート担当はもちろん、問い合わせる側も「どこに聞くのが正しいんだろう?」と、混乱してしまいます。ページを開設したら、下記の設定をすぐにしましょう。
▼『Enterキーでの送信』をオフに
Facebookページの画面から、設定>ページ設定>メッセージの順に遷移すると、メッセージ受信箱の各種設定ができます。まずは、『Enterキーでメッセージを送信』をオフにしておきましょう。MessengerやLINEなどのチャットツールをPCから操作した人が一度はミスするのが、Enterキーでの誤送信。お客様への返信で、誤送信してしまうとトラブルにつながる場合も。余計な面倒事を起こさないためにも、誤送信のリスクは少しでも解消しておくのが無難です。
▼『あいさつの表示』で事前に伝えておきたい事項をお知らせ
「お手数をおかけしますが、弊社サイトのお問い合わせフォームからご連絡ください」「ご返信には◯日間ほどいただく場合がございます」など、事前に知らせておきたい内容がある場合には、『あいさつの表示』をオンにし、『あいさつメッセージ』を編集しておきましょう。
▼『自動返信』を設定する
『あいさつの表示』と同じく、そもそもお問い合わせを受け付けていない場合は必ず設定しておきましょう。お客様によっては、『あいさつの表示』を読まないまますぐに送ってしまう方がいるかもしれません。お問い合わせを送ったのに、何日も返信がないと、かなりストレスになります。お問い合わせ対応をする場合でも、絶対に設定しておきたいところ。問い合わせる側としては、無反応だと不安になります。「受理しました。少々お待ちください」だけでも、返信があると親切です。
また、この自動返信はメッセージの内容を決められるだけでなく、退席ステータスを時間ごとに指定できます。必要に応じて設定をしておくと便利です。
Facebookページでもお問い合わせを対応をするか、見逃さないようにするために誰が担当するかなど、運用前にしっかり決めて、よりよいページ作りを目指しましょう。
今回はファッションECやアパレル系ブランドのコラムで陥りやすい書き方について簡単にご紹介します。ファッション系の場合は部分的な抜粋をされると意図が伝わりにくいもの。最後まで読まれる記事を目指しましょう。
◆見る人はとにかく”スマホで”見る
ファッション系のECや記事を見るユーザーは、ほとんどがスマホユーザーと思って問題ありません。サイト全体をおしゃれに見せようとしすぎて、PCのサイドバーや背景にデザインを頑張っても、そもそも見られていないので意味がない。またデザインを加えすぎると、肝心の服の写真が目立ちません。できる限りシンプルなデザイン、フォントのサイトにするのがベターです。PCのUIより、スマートフォン版のUIにとにかくこだわりましょう。
◆コーディネートや商品の”説明は短く”
ファッション系の記事はとにかく画像が主役。長ったらしい解説のテキストが並んでいても、読者は1行も見ていません。文字数を増やすくらいなら画像数をたくさん増やしてください。とにかく説明・紹介はシンプルに短く、補填のつもりで作成しましょう。
◆ブランド名・商品名と価格は”適度な親切な情報”
スタイル・デザインを前提として(特に)SNS関連にコンテンツ投下をする場合は「お店でどう訪ねたらいいか」「予算はどのくらいなのか…」ユーザーが知りたい原欲求はこれくらいです。つまりテキストで表現すべきポイントはまさにこちら。
具体的にどこのサイトで買えるのかなど、画像だけでは足りない情報を入れてあげると適度な親切な情報になります。
◆ある程度のまとまりで”カテゴリ分け”する
ファッションは非常に敏感な商材です。それだけにユーザーの興味のありなしが明確に分かれます。
予算別、素材別などある程度のカテゴリに分けて構成をしてあげましょう。きっと離脱の状況も変わるはずです。
ファッションECやアパレルブランドのサイトは画像がすべて。画像選定に魂をこめて、ビジュアライズなコンテンツ作りを心がけましょう。
困りごとを抱える人々への支援は惜しまず、応援のメッセージを発信する
新型コロナウイルスの影響が大きい中国では、政府が自宅待機を命じたり、企業が業務を停止したりする地域が広がりました。店舗販売はほとんどなくなり、また、物流企業が営業していないためEコマースも売り上げが激減しています。一方、ゲーム・健康・オンライン教育の分野は成長が見られます。中国向けビジネスに詳しいLauren Hallananが、新型コロナウイルスの影響下におけるマーケティングについて解説しました。
海外企業は不正確な情報を流さないよう、情報発信に慎重になりがちですが、何も言わないよりは、支援を表明する方が好意的に受け止められます。マイクロソフトやロレアルといった大企業は、数百万ドルを中国赤十字に寄付したり、必要な物資を現地に送付したりしています。
商業的な発信は最小限に抑え、無料のサービスで多くの人へリーチする
中国向けマーケティングを完全に止める必要はありませんが、人々が不安を覚えている状況では、積極的な売り込みは避けるべきです。オンライン教育や在宅勤務、ヘルスケアやフィットネスといった、人々のニーズが高いものに限り、サービスを無償公開したり、限定的な機能を提供したりします。例えば、テンセント社は企業向けチャットツールであるWeChat Workに、在宅勤務の人が使いやすいよう、新機能を開発し、リリースしています。また、中国のフィットネス企業Keepはオフラインの授業を、無料のライブ動画として公開しました。
WeChatのミニプログラムやチャットグループを通じ、新たなチャネルを開拓する
化粧品やファッションといった、健康との関連が薄いブランドは、コンテンツの閲覧数が下がり、需要が低下するのに気付くかもしれません。また、実店舗での販売に大きく依存してきた企業は、Eコマースへの進出を検討するのも一つの手です。中国で化粧品販売を手掛けるThe Coloristは、WeChatのミニプログラムを開発し、ライブ動画での商品販売を始めました。また、ファッションブランドMaia Activeは、WeChatで営業員向けのチャットグループを開設し、グループ購入などを通じ、オンラインで消費者へリーチする方法を説明する機会を設けています。
まとめ
中国では厳しい状況が続いていますが、それもいつかは終わりが訪れます。新型コロナウイルスの流行が収まれば、レストランや映画館を訪れ、店舗で買い物をするようになり、人々がオフラインで過ごす時間が増えていきます。そのときに備え、企業はポップアップストアの開店や実験的なキャンペーンの企画を温めておくと良いでしょう。
参考資料
https://www.forbes.com/sites/laurenhallanan/2020/02/12/how-to-adapt-your-china-marketing-efforts-during-the-coronavirus-crisis/#1dd47b2f6582
著者:Takayuki Sato
動画をアップしたからといってすぐにファンがつくわけではないのがYouTube。動画アップ時やプロフィールの書き方など、チャンネル登録者数を増やすための小ネタをご紹介します。
◆プロフィールの書き方
プロフィールの概要文よりもこだわるべきは、「アイコン」と「ヘッダー」。特にアイコンは、これ次第で見るか見ないかを判断する大きな指標に。スマホで見るとかなり小さな丸形の画像になるので、人物によっては背景がカラフルすぎると背景負けして、その人自体の魅力が損なわれてしまうことも。迷ったらシンプルに一色+対照的なカラーの服を着て、遠目でもその人の魅力がわかるアイコン設定をしましょう。ヘッダーは世界観が顕著にあらわれるので、おしゃれに見せたいのか、面白く見せたいのかでデザインもガラッと変える必要性があります。動画はおもしろ系のエンタメコンテンツなのに、ヘッダーがおしゃれだとちぐはぐで、チャンネル登録をするかユーザーが迷ってしまいます。
◆動画アップロードのタイミング
YouTubeに限らず、SNSでは帰宅後~就寝前の時間が閲覧数が伸びやすいとされていますが、そのぶんアップロードされる動画も多いもの。競合が多いと、アップしても埋もれてしまいます。専業主婦ターゲットなら旦那さんが出勤して一息ついた10時過ぎ、大学生ターゲットなら休み時間のタイミングなど、自分のチャンネルのターゲットにあわせて配信時間を設定するのもひとつの手です。
◆タイトルのつけかた
Google検索とおなじく、YouTube検索でも上位表示が狙えます。詳細は長くなってしまうので割愛しますが、現時点ではタイトルに狙いたいキーワードを入れるだけでもかなり効果があります。狙いたいキーワードがあるなら、マストでタイトルに入れましょう。スマートフォンで見るとタイトルの文字数が長いと、途中で途切れてしまうことも。たとえば、『【◯◯◯◯チャンネルの1万円食べ歩きシリーズ】渋谷編』というタイトルだと、スマホやブラウザの種類によっては「渋谷」という文字までたどりつかないことも。シリーズものの動画を投稿するときは、短い連載名にするか、タイトルの最後につけましょう。
動画を見てから即座にチャンネル登録はされませんが、プロフィールや動画のディテールに世界観を作り込むことで登録に繋がりやすくなります。伸びしろを見つつ、登録されるYouTubeチャンネルを作り上げましょう。
テレビでは連日コロナウイルス感染者発生のニュースを繰り返し流しています。家庭や職場での話題もコロナウイルス一色で日々不安な気持ちになっている方も少なからずいらっしゃることと思います。
不安ということで考えられるのは、感染患者が確認された地方自治体では、外国からのインバウンドや国内旅行者に敬遠され、観光収入が落ち込むことの懸念です。これは一種の風評被害といってもいいものですが、このような風評被害を最小限に抑え、なおかつ住民の不安を軽減するために地方自治体の広報担当がSNS、特にここではTwitterをどう活用すればいいのか、そのヒントを考えてみようと思います。
地方自治体の情報発信も無機質でプレスリリースのようなテキストを投げるだけでは受け入れてもらえなくなっています。平素から、いわゆる「中の人」の存在が窺えるようなコミュニケーションを図ることが望ましいのです。「あの人の言うことなら信用できる」と思ってもらえればこっちのものです。
次に、具体的な対応について考えましょう。
1.快復者数の公表
まず、なぜ人はコロナウイルスに対して不安を抱くのでしょう。ウイルスは目に見えないもので、どこをどう伝わって感染が拡大しているのか分からないということが不安要素のひとつとしてあげられます。これに加えて、コロナウイルスを不安に感じさせる大きな要因は、増え続ける感染者数だといえます。
やれどこそこの県で感染者が確認され、その人がどこの施設を使っていただとか、どこかの国での感染者数と死者数が急激に増えたといったニュースです。このようなニュースにばかり触れていれば、世界中に感染が広がって患者の数が増える一方だと感じるのも無理はありません。ところで皆さんはコロナウイルスから快復した人の数をご存知ですか?感染者数は報道されても快復者数が報道されることはほとんどありません。
快復の情報はコロナウイルスに対する恐怖心を和らげます。地方自治体は、管轄区域内の情報を集約しているわけですから、快復者数も随時情報として発信するといいでしょう。
2.フェーズに合った対策の発信
コロナウイルスのような流行性の病気には進行度(フェーズ※)があり、それぞれのフェーズに応じた対応があります。(※新型コロナウイルス情報-企業と個人に求められる対策-P3参照)
地方自治体がTwitterで発信するときに留意すべきことは次の二つです。
ひとつめは、繰り返し発信するということ。
Twitterの特徴として、タイムラインであるということが挙げられます。投稿された情報は、時間の経過とともにどんどん流れていってしまい、受け手の目に留まる機会が減ってしまいます。一度の投稿で情報が行き渡ると思わず、時間帯を変えて繰り返し発信することが必要です。
ふたつめは、具体例とともに発信するということ。
手洗いを推奨するにしても、ただ「手を洗いましょう」と言うだけより、手を洗うことによりウイルスがこれだけ落ちます、消毒用アルコールで消毒するともっと効果的です、という実例(インフルエンザってそんなに怖いの?P15参照)を視覚的に訴求します。
実例を含めること、そしてそれが視覚的であると目を留めてもらいやすくなりますし、拡散が期待できます。
3.デマを打ち消す
今回のトイレットペーパー騒動はデマが元となり、それが拡散されたことにより引き起こされました。実際にはトイレットペーパーの在庫は十分に確保され、品不足になる心配がなかったのに大勢の人がデマに踊らされ、本当に必要な人に商品が行き渡らないという事態を招きました。
地方自治体のアカウント担当者は、平素はもとより有事にはデマの拡散に目を光らせなければなりません。明らかにデマであると分かるものが拡散されているのを確認したら、間髪を入れずに打ち消しの情報を発信します。打ち消しは、早ければ早いほど効果的です。
そのツイートには、可能な限り正しい情報への導線を確保します。つまり、正しい情報が掲載されているwebサイトのURLを貼り付けるなど、住民が一次情報に触れることができるようにしましょう。
Instagramは、2019年からいいね数を非表示にするテストを行っていました。
非表示にすることで、ユーザーのメンタルヘルスが守られる、いいね欲しさの過激で危険な投稿が減るとされていましたが、いいねの非表示が行われたことで、変わったこともあるようです。
■”インスタ映え”しない投稿も気軽に
今までは、きれいな風景の写真、可愛らしいスイーツの写真など、いいねされやすいインスタ映えの画像を投稿するユーザーが多くいました。結果、通常のタイムライン投稿をするユーザーは減り、ストーリーズ投稿のみをするユーザーが多い傾向にありましたが、いいねの非表示が導入されたことで、大衆居酒屋のおつまみをはじめとした、一般的にはインスタ映えしない画像の投稿もしやすい雰囲気になりました。
■投稿のいいねハードルが下がった
いいねが数件など、いいねが少ない投稿は「みんないいねしてないし、センスが悪いと思われたらいやだ」「なんにでもいいねしていると思われたくない」等の理由から、いいねの増加率が伸びづらい傾向にあったっと考えられています。いいね数が非表示になったことで、自分がいいと思ったコンテンツに気軽にいいねが押せるようになったとの声も多数あがっています。一方で、もともといいね数が多かった投稿に関しては、いいね数が減ったというケースもしばしば。これは、「みんながいいねしているから、よく分からないけどとりあえずしておこう」という先程と逆の発想でいいねをしていたユーザーが減ったからと考えられます。
ちなみに、SNS分析ツールを提供するHypeAuditorの調査によると、イギリスやアメリカなど他国ではいいね数が減少傾向であり、日本のみが上昇傾向とのことです。
■他人のいいね数もWEBを使えば見れる?
スマホアプリからだと、他人のいいね数を見ることはできませんが、WEB版で見ると、他人のいいねやコメント数も見ることができます。PC版だと、いいね数を知りたいコンテンツにカーソルをあわせることで、簡単にいいねの総数を見ることが可能です。
発見タブの仕様変更やいいね非表示など、頻繁に機能のアップデートをしているInstagram。今後の機能についても、注目です。
インバウンド集客をする際、インフルエンサーへPR広告を依頼するのもひとつの手ですが、なかなか思いつきませんよね。そこで今回は、外国人ウケする日本のインフルエンサーについてご紹介します。
◆Paolo fromTOKYO
YouTubeで99.5万人の登録者数を持つフィリピン人YouTuber、Paolo(パオロ)さんのYouTubeチャンネル。日本国内の観光スポット情報から、神社のお参りの方法や日本の食事ルールなど、細かい文化までわかりやすく紹介されています。
https://www.youtube.com/channel/UCixD9UbKvDxzGNiPC_fgHyA
◆小松はんな
Instagramではフォロワー3万人、Facebookは30万人を超えるフォロワーを持つ、台湾出身の小松はんなさん。Instagramでは、おでかけ情報やおすすめのお店の情報などを、日本語・台湾語の両方で解説されています。1投稿あたりのいいねはもちろん、毎回たくさんのコメントがついているので、非常にエンゲージメントの高いインフルエンサーといえるでしょう。
https://www.instagram.com/hannainjp/
https://ja-jp.facebook.com/hannahkuan13/
◆林萍在日本
中国のSNS、微博(ウェイボー)のフォロワー、驚異の500万人を超えるビッグインフルエンサーの林萍さん。国内の美しい風景や、美容グッズの情報、日本の芸能人の情報など幅広く発信されています。
https://www.weibo.com/571331191
◆黑哥在日本
こちらも微博で180万人以上のファンを持つインフルエンサーの黑哥在日本さん。日本で開発されたプロダクトや技術の情報を、中国人向けにPRされています。
まだまだ少ないインバウンド向けのインフルエンサー。外国語が達者な方は、依頼するだけでなく、あなた自身がインフルエンサーを目指してみるのもアリかもしれません。
動画のタイトルや説明文により、ユーザーや検索エンジンからの評価を高める
YouTubeの利用者数は、Facebookを上回り、世界で二番目に大きなサイトとなりました。爆発的に増える動画コンテンツの影響で、多くの企業がYouTubeチャンネルの使い方を知りたいと考えるようになりました。YouTubeで認知を高めるための戦略について、Sprout Socialがまとめています。
動画のタイトルは、視聴数に大きく影響します。必ず見なければならないと思うか、どちらでもよいと感じるかを自問自答して、最適な言葉選びを目指すべきです。タイトルに加え、説明文や動画内で使われるキーワードはSEO(検索エンジン最適化)、つまり、Google検索のランキングにも関連する、重要な要素です。
強い印象を与えるサムネイルを作成し、同じテーマの動画をプレイリストにまとめる
動画のサムネイルを工夫するのは、簡単で、かつ、効果的な戦略です。YouTubeは動画内のある時点をサムネイルに設定してくれますが、必ずしも視聴者の注目を惹きつけられるものにはなりません。画像編集ツールで自作したサムネイルは、よりプロフェッショナルな印象を与えます。
特定のテーマに関する複数の動画をプレイリストにまとめるのは、YouTubeチャンネルのプロモーションに効果があります。動画が増えるほど、視聴者にとって、知りたいコンテンツにたどり着くのが困難になるため、プレイリストは動画を整理する良い手段となります。
YouTube上で視聴者と積極的に交流し、他のチャンネルにも動画をシェアしていく
YouTubeはソーシャルメディアではありませんが、コミュニティとの対話は、やはり重要なものと考えるべきです。高評価をクリックするよう促したり、コメントに反応したりして、エンゲージメントを高めます。
YouTubeの動画は、自社のWebサイトへ埋め込むことも可能であり、動画はコンバージョン率を高める効果があるとされます。動画をソーシャルメディアへシェアする、他の動画投稿者や企業と協業する、といった手法も、YouTubeチャンネルの視聴者数を増やすのに寄与します。
まとめ
YouTubeチャンネルの視聴者数は、一夜にして爆発的に増えるわけではありません。地道にコンテンツを作成・最適化し、場合によっては、予算を確保して広告を出稿しながら、認知度ならびにエンゲージメントの増加を目指していくようにしましょう。
参考資料
https://sproutsocial.com/insights/how-to-promote-your-youtube-channel/
著者:Takayuki Sato
Eコマースやライブ配信に活用できるミニプログラムをビジネスの成長につなげる
WeChatは高級ブランド向けの広告を重視するようになってきました。企業側は、WeChatでの広告戦略を見直し、その予算が効果的に使われているかを気にするようになっています。高級ブランドにおけるWeChatの広告戦略について、米メディアJing Dailyが解説しています。
WeChatのミニプログラムは、2017年の公開以来、WeChat内のアプリとして利用が増えてきました。高級ブランドは、Eコマース、会員プログラム、イベント管理などの目的でミニプログラムの開発を行っています。例えば、Dior Beautyはライブ配信を行うミニプログラムを公開しました。WeChatをソーシャル・コマースのプラットフォームととらえ、ミニプログラムを通じて、フォロワー獲得から売り上げの向上へつなげる動きが見られます。
WeChatで利用が増える検索機能を使い、検索結果画面からサイトへの流入を生む
WeChatのユーザーは、検索機能を頻繁に利用するようになっています。そのため、検索結果画面の上部に表示されるブランド・ゾーン機能を使い、公式アカウントやミニプログラムの認知を高める企業が増えてきました。Cartierは、いち早くブランド・ゾーンの利用を開始し、自社のオンラインストアへの流入を増やしています。WeChatの検索結果画面は、ECサイトJD.comと連携しているので、企業にとってはEコマースの売り上げ向上の機会となります。
位置情報に基づいて表示できるモーメント広告は、中国人旅行者へ有効
中国人の旅行者はWeChatから情報収集するため、企業にとっては販売促進のチャンスです。高級ブランドは世界中の店舗をつなぎ、ユーザー体験の向上を目指しています。Michael Korsは、位置情報に基づいて表示できるモーメント広告を利用し、その都市を訪れた中国人旅行者へリーチする広告戦略を推進しています。WeChatは今後も広告オプションを改善していく見込みがあるため、国外にいる中国人向けの施策もより増やしていけるでしょう。
まとめ
高級ブランドや大手企業は中国市場へ経営資源を注ぎ、中国のユーザーへの理解を深めようとしています。ミニプログラム、検索機能、モーメント広告といった技術を通じ、高級ブランドの広告戦略が多様化してきました。さらに、自社内の顧客情報と組み合わせて、中国の消費者に関する分析を行うのが、今後のトレンドになると見られています。
参考資料
https://www.scmp.com/magazines/style/fashion-beauty/article/2181290/how-are-luxury-brands-refining-their-wechat
2020年1月にLINE@から強制移行がおこなわれ、いくつかの仕様が変更されたLINE公式アカウント。
大きな変更点として、無料プランでもリッチコンテンツ機能が利用できるようになりました。
今まで使っていなかった方も、これを機にリッチコンテンツを使いこなしてみませんか?
リッチコンテンツでは、リッチメッセージ、リッチビデオメッセージ、カードタイプメッセージ、リッチメニューなどさまざまな種類があります。今回は、他アカウントと差をつけやすい配信方法ができるリッチメニュー、カードタイプメッセージについて紹介します。
■リッチメッセージ
リッチメッセージは、ひとことでいうと「URLつきの画像を配信できる」機能。通常、LINEでは画像を送り、その画像をタップすると拡大表示されるだけですが、リッチメッセージでは画像をタップすると任意のURLに遷移させることができます。フォーマットは8種類あり、すべて1080×1080の正方形。最大6つのURLを設定することができます。
LINE@では、画像のアップロード機能しかなかったため、リッチメッセージを作る際にはフォトショップなどの画像を分割するための編集ソフトがないと少々導入しづらい仕様でした。しかし、現在ではLINE official Account Manager内で簡単な画像の編集ができるため、リッチメッセージの導入ハードルも少し下がったといえるでしょう。
■カードタイプメッセージ
カードタイプメッセージとは、複数のコンテンツを1つのカルーセル形式のチャットメッセージにまとめて送信できるカードタイプのメッセージです。カードタイプは『プロダクト』『ロケーション』『パーソン』『イメージ』の4つ。たとえば『プロダクト』は、その名の通り、商品を紹介するのに適切なカードタイプです。六色から選べるラベルは「SALE」や「期間限定」など、その商品の特徴を示すことが多いです。カードのタイトルには商品名、価格部分は円はもちろん、ドルやユーロ表記にも対応しています。配信したい内容に応じて、適切なカードタイプを設定しましょう。
少しの手間をかけるだけで、クリック率は大きく変わります。せっかく無料でも使えるようになったリッチコンテンツ機能。使いこなしているアカウントが少ない今こそ、ぜひ上手に活用し、他のアカウントとの差をつけましょう。
Instagramの運用は、スタッフのコストはもちろん、撮影費用や投稿テキストのライティング費・外部ツールなど、企業で実施するにはかなり工数がかかります。今回は、始める前に知っておきたい相性のチェックをまとめました。
▼toB向けとの相性は×
Instagramは完全なるtoC向けサービス。ビジネス色のあるクリエイティブは全くといっていいほど好まれません。広告を出稿する際でも、InstagramよりはFacebook広告やタクシー広告に出稿するほうがおすすめ。toB広告が効果がないとはいいませんが、親しみやすいクリエイティブデザインにするのはマストでしょう。
▼高齢者向けサービスは場合による
言うまでもないことですが、Instagramに高齢者ターゲットの広告を打つ業者は少ないでしょう。しかし、Instagramの月間アクティブ国内ユーザーは4人に1人。40~50代でも900万人以上の利用ユーザーがいると言われています。高齢者の親を持つ子供向けに、老人ホームの広告を出すのも、場合によっては有効な手といえます。
▼高すぎる単価のものは要検討
注文住宅不動産などの高単価なものは、購入時に慎重になりますよね。高単価なものを購入する時の行動として、Instagramでアカウントをフォローする前に、検索したり、信頼できる人の口コミを集めるでしょう。アカウント開設はあまりいい手段とはいえません。
ただし、広告を頻繁に打つことで、信頼が得られるという効果は期待できるので、Instagram全般がNGというわけではありません。
▼男性向けでもInstagramは有効!
2019年3月時点のデータによると、日本の利用者は男性が43%と、もはやInstagramは女性のSNSとは言えない比率に。しかし、男性がInstagramを始める目的は「友達だけと繋がりたい」「好きな女性芸能人のInstagramを見たい」という理由も多いので、企業アカウントをフォローするまでに至らないことも多いのも現状です。
インバウンド向けのサービスといえば、観光ツアーやジャパニーズカルチャーを全面に出した飲食店などのイメージが強いですが、意外な発想でインバウンドを集めているサービスも。今回は、少し変わったインバウンド向けのサービスを紹介します。
■料理教室『airKitchen』
インバウンド向け料理教室サービス、airKitchen(エアキッチン)は、個人がおこなえるインバウンド向けの料理教室サービスです。無料でホスト登録ができるため、英語ができる主婦の副業としても利用されています。2020年の1月には茶道教室サービスもリリースし、ますます文化提供の幅を広げています。ちなみに、2019年のメニューランキング1位はラーメンだったそうです。
■フォトウェディング『TAKAMI BRIDAL』
2019年5月、ブライダル企業の大手TAKAMI BRIDALが、インバウンド向けのフォトウェディングサービス事業を開始。京都での挙式披露宴取扱件数が減った解決策という背景もあり、インバウンド向けのウェディング事業をリリースしました。一般社団法人日本フォトウエディング協会が運営するWEBサイト『JAPAN WEDDINGS』にて見ることができます。
■交通系ICカード『Suica』『PASMO』
きっぷを使って電車に乗る日本人が少なくなったように、海外でも交通系ICはスタンダードなもの。2019年の9月から、JR東日本はインバウンドむけの交通系ICカードの提供をはじめました。どちらもデポジット(預り金)は不要の代わりに使用期間が28日と、日本人向けのものと違いがあります。
Suicaは『Welcome Suica』という名前で、日の丸をイメージとした赤に、白い桜のデザイン、PASMOは『PASMO PASSPORT』という名前で、海外でも人気のサンリオキャラクターを起用したデザインになっています。「インバウンドに限らず、日本のデザインも多様化できたらいいのに」という声もあるので、今後もっとデザインが増えるかもしれませんね。
2019年はスタートアップ企業から大手企業まで、インバウンド向けのサービスのリリースが目立ちました。東京オリンピックに向けて、2020年にはどんなインバウンド向けサービスが増えていくのか、今から楽しみですね。
TrueView広告は最も低いリスクで多くの視聴者へリーチできるフォーマット
YouTubeは世界でも有数の広告プラットフォームです。アカウントを作成し、YouTube広告に注力すれば、多くの企業に先んじることができるでしょう。YouTube広告の基本を理解するために、SNS管理プラットフォームHootsuiteが基本機能を解説しています。
TrueView広告はハウツー動画、デモ、顧客の声などを公開するのに頻繁に利用されるフォーマットです。動画開始前、動画再生中、あるいは、おススメ動画として表示され、ユーザーが途中で停止可能な動画広告になっています。費用対効果が高く、少ないリスクで多くの視聴者にリーチできるのが利点です。
特定のユーザー層に確かな効果が期待できる動画は途中停止できないフォーマットに使える
YouTubeには途中で停止できない種類の動画広告も提供されています。動画開始前、あるいは、10分以上の動画の再生中に表示されるもので、特定のユーザー層に商品の価値を説明するのに使うのが推奨されます。
バンパー広告は、動画の最後に再生される、最大6秒の動画広告です。途中で停止できないのは、前述のフォーマットと同様ですが、動画再生後なので、ユーザーに強制的に見せる印象が生まれにくいのが特徴です。長いコンテンツを短くしてバンパー広告に再活用するといった使い方が想定されます。
動画以外にも動画内にバナーやボタンを表示する広告フォーマットも提供されている
YouTubeには動画以外の広告も提供されているため、まだ動画を作成していない企業でも、すぐに始められます。動画上にバナーを表示するオーバーレイ広告、おススメ動画の上に掲載するディスプレイ広告、そして、動画上に小さなCTA(コール・トゥ・アクション)を載せるカード型の広告が挙げられます。動画の邪魔にならないフォーマットで、ユーザーからのアクションを期待します。
YouTube広告を出稿するには、管理画面からキャンペーンを開始します。キャンペーンの種類、目標、予算、地域、広告ネットワーク、対象とする言語、出稿対象のユーザー層等を指定し、設定が完了です。ユーザー層を指定するには、年齢・性別・家族・収入・興味・関心といった細かい条件が指定できます。また、特定の動画やチャンネルを見た履歴のあるユーザーを対象とするリマーケティング広告は高い効果が得られることが期待されます。
まとめ
YouTubeの広告フォーマットや管理機能について紹介しました。YouTube広告の使い方を理解し、動画マーケティングから収益につなげる方法について考えていきましょう。
参考資料
https://blog.hootsuite.com/youtube-advertising/
著者:Takayuki Sato
Facebook内でショートカットキーがあるのは意外と知られてないのではないでしょうか。今回は、PCでFacebookを閲覧する際に覚えておきたいショートカットキーや、ショートカット設定の方法をご紹介。マスターして、作業効率をよくしましょう。
▼JとK ニュースフィードの記事をスクロール
Facebookのニュースフィードが閲覧できる画面で「J」もしくは「↑」を押すと下にスクロール、「K」もしくは「↓」を押すと上にスクロールされます。いちいちマウスでスクロールする必要はないので、非常に便利なショートカット。もちろん、Facebookの検索ボックスや投稿画面では機能しないので、フィードを閲覧できる場面で使用してくださいね。
▼P – 近況アップデートを投稿
「P」を押すと、近況アップデートの投稿画面に遷移します。かなり下にスクロールしていた場合、一番上の画面に戻って「今なにしてる?」をクリックする手間がはぶけるので、こちらもかなり便利なショートカット。よく近況をアップデートする方はぜひ覚えておいてください。
▼/ – 検索
「/」を押すと、Facebook検索ボックスに遷移。友達やFacebookページを検索するときによく使います。
▼? – ニュースフィード内でキーボードショートカットのリストを表示
上記で紹介したショートカットキー以外にも、選択した投稿を「s」でシェア・「c」でコメントなど様々なショートカットキーがあります。これらはすべて「?」を押せばヘルプ画面が出てくるので、覚えるまではとりあえず「?」を押して確認するのがいいでしょう。
▼便利なショートカット設定
Facebookの左サイドバーに「ショートカット」という項目があります。スマートフォンの場合は、画面右下の「三」を押すと出てきます。ここをカスタムしておけば、見たいFacebookグループやFacebookページをいちいち検索する必要はありません。「このFacebookグループ、よく閲覧しているな…」と思ったなら、設定しておくとよいでしょう。
WordやExcelと同じく、Facebookでも使えるショートカットキー。いくつか覚えておくだけでも、今後の作業効率がはかどるかもしれません。
Instagramアプリ上にある、虫眼鏡のアイコンをタップすると表示される「発見」タブ。個人個人で表示されるコンテンツが違うため、機械学習で表示されているのは言うまでもありませんが、具体的にどのようなアルゴリズムで設計されているのでしょうか?
今回は、公式発表された情報をもとに、発見タブに載りやすくなるコツを簡単に2つご紹介します。
▼ジャンルに特化したコンテンツを投稿する
Instagramでは、いろんな人がいろんなジャンルの投稿をしているため、投稿ごとにどんな種類の写真を掲載しているか判断するのは、今の技術では難しいものがあります。
みなさんが通常使っている個人アカウントだと、食べ物の写真や子供の写真、風景の写真などいろんなジャンルの投稿をしている人が多いですが、なかには、猫の写真・動画しか投稿しない・特定のアイドルグループの写真しか投稿しないアカウントをフォローしている人もいるのではないでしょうか?Instagramは投稿ではなく、アカウントごとに情報をキャッチアップしているとのこと。バラバラのテーマの投稿より、特定のテーマのコンテンツだけを掲載するアカウントの方が、優先されやすいともいえるかもしれません。
▼「保存」したくなるようなコンテンツを発信する
特化した投稿をすればいいというわけではなく、投稿後の反応数も重要視しています。Instagramでは、いいねより「保存数」のほうが重要視していると発表しています。ただ、いくらテーマ特化していて反応数が多いアカウントがあったとしても、同じアカウントばかりが表示されないようにもなっています。似たようなテーマで、たくさんの運用が臨める場合、複数アカウントで運用するのもひとつの手といえます。
ユーザーのニーズにあったハッシュタグのつけ方、投稿内容を意識して、Instagramの発見タブで紹介されるような、クオリティの高いコンテンツを配信していきましょう。
※参考 Powered by AI: Instagram’s Explore recommender system
https://ai.facebook.com/blog/powered-by-ai-instagrams-explore-recommender-system/
種類豊富な日本の食とお酒が楽しめるということで、外国人観光客にも人気の日本の居酒屋。今回は、インバウンド集客をしたい居酒屋さんにチェックしておいてほしいポイントをまとめました。
■SNSのプロフィール
SNSの投稿に英語のハッシュタグをつけただけで満足していませんか?肝心の場所や営業時間が分からないと意味がありません。外国語対応のサイトがあれば良いですが、難しい場合はプロフィールに住所・最寄り駅・営業時間を記載しておきましょう。投稿で忘れがちなところでいうと、メニュー名と値段の記載。来店までのリサーチの手間を少しでも減らしてあげるところから、おもてなしは始まっています。
■決済方法の多様化
キャッシュレス化が進んでいる諸外国では、QRコード決済やクレジットカードを使えないお店というだけで敬遠される場合も。無料で導入できる決済サービスも多いので、一度検討してみてはいかがでしょう?
■Wi-Fi機器の設置
Wi-Fi環境が整っていないと言われる日本で、Wi-Fiがある居酒屋は国内外問わず重宝されます。サイトやSNSプロフィールはもちろん、お客さんの質問の手間をへらすためにも、店内にわかりやすいPOPを置いておきましょう。観光庁に申請すれば、『Japan Free Wi-Fi』のステッカーをもらうことができます。店外の目立つところに貼っておくだけで効果は抜群ですよ。
■メニューは「写真つき」のものを
基本的なところですが、英語以外にも複数言語メニューを用意しておくと親切です。写真つきメニューだとなおグッド。観光客がおいしそうな写真のメニューを撮影し、「このお店おいしかった!外国語のメニューもあったよ♪」とSNSにアップした投稿を見ることで、さらなる集客につながることもあります。
■トリップアドバイザーとYelpの登録
無料でお店の情報を掲載できる口コミサイトのトリップアドバイザーとYelp。レジ横やテーブルに「Please post some reviews!(口コミを投稿してね)」など、口コミ投稿をうながす文言を書いておくとよいでしょう。
チェーン店居酒屋じゃないので、難しいと諦めることなかれ。SNSや海外サイトも利用して、インバウンドに人気の居酒屋を目指しましょう!
業界別のFacebookの運用状況を考察する本企画。今回はブライダル業界をのぞいてみたいと思います。
ブライダル業界といえば、結婚式を挙げないカップルが増えていることもあり、市場としては苦戦しているイメージがあります。そんな中でブライダル業界各社はどのようにFacebookの運用を行なっているのでしょうか。今回はブライダルドレスショップ大手2社のFacebookの活用方法の違いを見ていきましょう。
■「ノバレーゼ」はハイブランドで憧れを植え付ける
https://www.facebook.com/NOVARESE.wedding
ドレスショップ大手の「ノバレーゼ」はインスタ映えともいえる画像が多く投稿されています。ドレスやアクセサリー、シューズなどの小物を紹介していますが、いずれもハイブランドのものであると同時に、着用しているモデルが外国人モデルのみということ、さらには背景や写真のテイストなども統一し、徹底的に「憧れ」要素を高めていることがわかります。ただ、基本的には投稿はすべてInstagramの内容と同じであり、フェイスブックならではの投稿はありません。
■「タカミブライダル」は親近感と情報の提供を意識
https://www.facebook.com/TAKAMIBRIDAL1923
一方、「ノバレーゼ」同様ドレスショップ大手の「タカミブライダル」は、より親近感を意識しています。ドレスの着用モデルは日本人の場合もありますし、撮影舞台裏を紹介する投稿や、「間もなくサイト内にこんなページが登場しますよ!」といったお知らせも数多くあります。また、ドレスの着用画像も、「ノバレーゼ」がイメージ写真風であるのに対し、前・横・後ろといった角度を変えて掲載していることから、より「自分が着るなら……」といったイメージを膨らませてほしい意図が感じられます。
ブライダル業界ではイメージが大切でありつつも、憧れやブランディングも欠かせないために、その戦略は各社ではっきりと分かれるものかもしれませんね。
他社が行っていない切り口を展開してみる、というのも一つの戦略になりえるかもしれません。各社の内容を参考に、ぜひ自社の運用にも生かしてみてください。
チャネル全体のユーザー体験を見過ごし、動画の制作だけに集中してしまう誤り
YouTubeのユーザーは特定のコンテンツを閲覧するためにサイトを訪問します。流れてくるフィードを眺めるFacebookやInstagramとは使い勝手が異なるので、ソーシャルメディアとは異なるマーケティング施策を講じる必要があります。YouTubeでのマーケティングを成功させるため、フリーライターのAna Gotterが、企業が避けるべき、よくある間違いを紹介しました。
動画は単体で評価されるものではなく、ユーザーはチャネルでの体験全体を評価します。チャネル全体で一貫したメッセージを送れるよう、ロゴ・概要文・サムネイル等に統一感を持たせるべきです。また、好意的・否定的なものに関わらず、投稿されたコメントには返信を欠かさないようにします。
動画のストーリー性や、検索への最適化を忘れると、視聴数は伸びない
明確なストーリーは人の記憶に残りやすいものです。ハウツー動画や、業界・商品を解説する動画では、ストーリー仕立てにして、ユーザーが抱える問題を理解できるよう助けます。また、ユーザーは初めの数秒で動画を離れるケースが多いため、動画の序盤で、なぜそのコンテンツを見るべきかを解説すると良いでしょう。
視聴数を増やすには、検索に対する最適化を忘れてはいけません。タグやカテゴリーを適切に設定し、概要文に重要なキーワードを記載しなければ、動画の質が高くても、検索上位に表示されることはありません。
動画は楽しませるだけではなく、コンバージョンを追求するべきもの
動画をきれいに整理して見せるには、プレイリストの利用が欠かせません。加えて、プレイリストは自動再生できるので、視聴数の増加へ寄与します。YouTubeの動画は視聴者を楽しませる目的で使われるケースが多くありますが、最終的にはマーケティング目的であること、つまり、売り上げへつなげられることが求められます。購入を後押しし、コンバージョンを増やす動画を作成するのを忘れないようにするべきです。
まとめ
YouTubeマーケティングはブランド認知を高めるのに高い効果を発揮します。質の高いコンテンツを作成し、よく整理しておけば、企業の評判を高め、コンバージョンへつなげられる可能性が高まるでしょう。
参考資料
https://www.agorapulse.com/blog/youtube-marketing-mistakes/
Instagramストーリーズを閲覧しているときに、高頻度で見かけるInstagramのGIFスタンプ。豊富な種類の動くスタンプは、インパクト抜群。たくさん使ってもらえるなら、宣伝効果にもなります。今回は、InstagramのオリジナルGIFスタンプの仕組みや事例を簡単にご紹介。
▼Instagram以外にも「GIPHY」というアプリを使いこなす必要がある
InstagramのGIFスタンプは「GIPHY」という海外のアプリと連携して提供されているものです。なので、Instagramのシステム上から申請するのではなく、まずGIPHYにアップロードしたいGIFを投稿しなければいけません。
Instagramストーリーズで投稿するGIFを作成するためには、ブランドチャンネルかアーティストチャンネルというものに、アカウントの権限を変更する必要があります。詳しくは、下記URLからご覧ください。
https://support.giphy.com/hc/en-us/articles/360020235351-Get-Your-Stickers-Into-Instagram-Stories-
▼GIFスタンプを作成する時の注意点
投稿するGIF画像は、「メールアドレスのドメイン(@以降の文字列)は、会社やブランドオリジナルのものであること」「投稿するgif画像は、企業やブランドとなんらかの関連性があるものであること」など、いくつかの条件があります。個人のアカウントで、アーティストでもなければ申請が通らない可能性が高いため、GIFスタンプ作成前に、この申請が通りそうかをチェックしておくとよいでしょう。
▼事例1 日本バスケットボール協会(JBA)
https://twitter.com/JAPANBASKETBALL/status/1170224026788065280
「japan basketball」で検索すると、日本代表選手のGIFスタンプが出てきます。イラストではなく、写真のGIFスタンプなのでリアリティも抜群。
▼事例2 フジロック
「フジロック」で検索すると、フジロックに関連したイラストのGIFがいくつか出てきます。参加者も多く、日本を代表するフェスのひとつ・フジロック。Instagramストーリーズとの相性も抜群です。
▼事例3 スターバックス
新商品が出るたび、Instagramで見かけるスターバックス。おなじみの緑のカップのイラストのGIFはもちろん、「coffee」「FALL IN SOON」など、気軽に使えそうなスタンプもたくさんあります。
一般ユーザーはタイムラインよりストーリーズのほうが、投稿頻度が高いと言われています。これからもGIFスタンプの企業参入はますます増えていくでしょう。
ホテルや旅館などの宿泊施設も、自社のInstagramを運用しているケースが増えてきました。今回は、インバウンド向けの集客を考えている方に参考にしていただきたいInstagramアカウントをいくつかご紹介します。
▼ホテルTAVINOS
マンガをモチーフにした空間デザインや最新の「AI コンシェルジュ」「オートチェックイン/チェックアウト機」など、カルチャーとテクノロジーが融合した世界観が人気の、インバウンド向けホテル。ホテルの情報はもちろん、最寄り駅沿線にあるイベント情報も発信しています。最近では、宿泊プレゼントキャンペーンなども実施。動画でわかりやすい参加方法を提示していました。全体的に非常に参考になるアカウントです。
https://www.instagram.com/hotel_tavinos/?hl=ja
▼パーク ハイアット京都
英語の説明文と日本語の説明文、その後に同じく英語のハッシュタグと日本語のハッシュタグと、テンプレート化されている投稿が読みやすいパークハイアット京都のInstagram。直近の投稿では、宿泊客の投稿を利用した写真投稿もしています。
https://www.instagram.com/parkhyattkyoto/
▼土湯別邸 里の湯
2019年12月時点でフォロワーは400人程度しかいませんが、投稿ひとつひとつのエンゲージメントが高いのが特徴の福島県 土湯温泉にある土湯別邸 里の湯。高級感のある旅館の写真を、絵文字とともに紹介しています。
https://www.instagram.com/tsuchiyubettei_satonoyu/
▼PEANUTS HOTEL
大人気キャラクター『スヌーピー』をコンセプトにした人気ホテル。コンテンツがとにかく充実しているので、写真を見ているだけでワクワクします。英語のハッシュタグをつける程度の施策しかしていませんが、英語対応も可能な公式サイトのURLを頻繁に載せて対応しています。
https://www.instagram.com/peanutshotel/
▼どんなハッシュタグをつければいい?
#japanhotel #japantrip #ryokanなど、基本的なハッシュタグはもちろん、#ginza #kyotohotel など、地域に紐付いたハッシュタグをつけるのがおすすめです。また、施設に温泉があるなら#onsen #hotspringsなども有効です。
2020年には100億ドルの市場規模に達するインフルエンサーマーケティング
インフルエンサーマーケティングは、近年のマーケティング業界を大きな影響を与えてきました。その全世界における市場規模は、2019年の65億ドルから2020年には100億ドルまで成長するとの予測があります。特に、人工知能や機械学習、自然言語処理の技術がインフルエンサーマーケティングの成長へ寄与すると見られています。インフルエンサーマーケティング・プラットフォームCreatorIQのマーケティング担当者であるKam Zulawskiが、人工知能がもたらすインフルエンサーマーケティングへの影響について解説しました。
最適なインフルエンサーを選択し、偽アカウントを判別するのに有効
マーケティング担当者にとって、最適なインフルエンサーを選択するのは重要な課題の一つです。毎日投稿される膨大なメッセージを分析し、興味・業界・地域、あるいは投稿に含まれる感情等が、企業が求めているものと合致するインフルエンサーを特定するのに、自然言語処理の技術が活用できます。
フォロワーを不正に増やした偽のインフルエンサー・アカウントは、マーケティング業界で大きな問題になっています。2019年には偽アカウントによって13億ドルのコストが生じていると報じられました。人工知能を適用すれば、多数のユーザーの中から、不正なフォロワーやコメントを自動的に判別し、偽アカウントの特定も可能です。
高い成果を上げる見込みの高いコンテンツを特定し、投資対効果を予測する人工知能
マーケティング担当者は、自社がリーチしたいと考えるフォロワーに対して、どのようなコンテンツが高い効果をもたらすかを知りたいと考えています。膨大な画像や動画とその結果を入力にして、人工知能を学習させれば、より高い効果が得られる見込みのあるコンテンツを推薦できるようになります。
コンテンツの効果に加え、インフルエンサーマーケティングの投資対効果(ROI)についても、マーケティング部門の課題となっています。機械学習の技術により、コンテンツに関連する要素と成果との相関を見出し、インフルエンサーと協業したキャンペーンについて、未来のパフォーマンスを予測できるようになるでしょう。
まとめ
インフルエンサーマーケティングは、マーケティング業界でも最も成長している分野の一つです。企業は、インフルエンサーマーケティングの施策がより高い効果を得られるよう投資を続けてきました。より速く、正確に、効率的にインフルエンサーマーケティングを行うため、人工知能技術の活用が期待されています。
参考資料
How Artificial Intelligence Can Transform Influencer Marketing
あらゆる動画が投稿されているYouTubeはマーケティング施策に有用なプラットフォーム
YouTubeへ初めに動画が投稿された2005年から、約15年かけて視聴数は20億人を超えるまで成長しました。化粧品の紹介からゲームまで、あらゆる動画があるため、YouTubeは誰にとっても有用なものです。マーケティング担当者にとっても、様々な視聴者へリーチできるYouTubeは事業を成長させるプラットフォームと言えます。Oberlo社のコンテンツライターMaryam Mohsinがマーケティング担当者向けに、成長を続けるYouTubeのトレンドについて解説しました。
79%のインターネットユーザーはYouTubeのアカウントを保有している
Statisticaの調べではYouTubeの月間アクティブユーザーが20億人に達したとされます。さらに、79%のインターネットユーザーは、YouTubeのアカウントを持っていると言われています。ここでは、一か月に一回以上YouTubeにログインした人を指しており、アカウントを使っていないユーザーは含まれていません。マーケティング施策を講じるには、極めて大きな市場になっています。
YouTubeは80の言語で使用可能であり、Facebookの43を大きく上回っています。95%のインターネットユーザーを網羅できるため、国際展開を行う事業に有効です。また、米国では18~44歳のユーザーのうち、90%はYouTubeを使っています。75歳以上のユーザーでも、51%はYouTubeを視聴する時代になりました。幅広い世代へリーチするには、YouTube広告が効果を発揮します。
ユーザーの9割が新しい商品や企業をYouTubeで知った経験がある
YouTubeは合計して毎日10億時間分の動画が再生されています。特に、ハウツー動画は毎年70%増加しており、何かを学ぶコンテンツとしてYouTubeが活用されている様子が分かります。既に、62%の企業がYouTubeチャネルを作成して動画を投稿し、マーケティングに活用するようになりました。そのため、ユーザーの9割が、YouTubeで新しい商品や企業を知った経験があるとの調査があります。新しい市場へ商品を展開する際には、印象的な動画を作成すると認知度の向上に寄与するでしょう。
7割以上のYouTube視聴はモバイル端末で行われており、また、全てのインターネット・トラフィックの内、37%はYouTubeによるものです。通信環境が高度化していく中、モバイル端末が重視されるトレンドは変わりません。
まとめ
YouTubeは人々の生活に欠かせないものになりつつあります。同プラットフォームの利用状況を分析すると、企業がそのトレンドを理解した上で、マーケティング戦略に活用するべき理由が分かります。
参考資料
10 Youtube Stats Every Marketer Should Know in 2020 [Infographic]
スマートフォンの爆発的な普及で、大人から子供まで、ほぼ無料でさまざまなアプリゲームが楽しめるようになってしまった現代。必然的にハードを数万円で購入し、ソフトを数千円で購入しなければならない「家庭用ゲーム」の売り上げは激減してしまいました。大手ゲームメーカーは家庭用ゲームの販売数を減らし、こぞってスマートフォンアプリのゲーム開発に乗り出しています。
しかし、そんな中新たなムーブメントを巻き起こしたのが任天堂です。時代に逆行するかのように新たに販売した「Wiiフィット」、そして「任天堂スイッチ」は子どもたちから人気を博しています。
なぜ「Wiiフィット」、そして「任天堂スイッチ」は人気が出たのでしょうか?それは、スマートフォンアプリには絶対にできないことをゲームの根幹に置いたためです。「wii」の成功の秘訣に、「お母さんに気に入られる」というものがありました。家庭用ゲームはリビングで、テレビ画面を利用して行うものです。そのため、多くの家庭でお母さんに嫌われてしまっては購入してもらえません。
ここに、コンテンツマーケティング展開のヒントが存在します。
家庭用ゲームの訴求を、ゲームコンテンツそのもののアピールに集約するのではなく、
そのゲームを「ツール」に家庭内の時間や会話を楽しむ。
そんな”拡張したベネフィット”を訴えるのにコンテンツマーケティングは適しています。
本来ゲームの面白さを伝えていくのが広告の役割となりますが、コンテンツマーケテイングでは先に述べた”拡張したベネフィット”を伝えていくのが吉となります。
では、拡張したベネフィットとはどういうものか?
・家庭用ゲームをすることで、家族内のコミュニケーションが生まれる
・毎日少しずつ進めることで、日々の充実を味わえる
・一人でいる時間をより豊かなものにできる
など、ゲームを媒介として得られる気持ちや行動が主に対象となるのです。
そのゲームをすることで、誰に、何をもたらすのか?という、
ユーザーの利用シーンまで連想した上でのコンテンツ展開を模索してみてはいかがでしょうか。
イラストや音声・アニメーションなどバリエーション豊かなLINEスタンプ。少し前までは、イラストを描ける人しか手を出しづらい商品でしたが、「LINE Creators Studio」を使えば、絵心がない方でも簡単にLINEスタンプを作ることができます。今回は、LINE Creators StudioでLINEスタンプを作るときのコツをご紹介。
▼LINE Creators Studioとは?
LINE公式が提供しているスマートフォンアプリ。スマートフォンで撮影した写真を加工して、LINEスタンプを作ることができるサービスです。アプリ上でイラストを作ることも可能。審査を通れば、販売も可能。もちろん、自分で作ったLINEスタンプは無料でダウンロードすることができます。
▼ポイント1 :8つ以上のラフを書いておく
LINEスタンプの申請ができるのは、8つ以上の作品が必要。写真でもイラストでも、まず8つ以上用意しておくことを心がけましょう。「おはよう」「おやすみ」「ありがとう」などは定番のフレーズ。作成に入る前に、手書きで簡単なラフを描いておくとスムーズです。
▼ポイント2:写真やイラストの権利は厳しめなので注意
当たり前ですが、本人の写真もしくは、同意がとれていない第三者の写真は審査は通りません。芸能人はもちろん、友達の写真を利用する場合でも、許可が求められる場合があります。また、着ている服にブランドのロゴが入っていると、それも著作権侵害にあたり、審査落ちすることも。後から画像加工してロゴを消すのは手間なので、撮影前に着ている服は注意するのがいいでしょう。
▼ポイント3:写真トリミングは別ソフトを使って丁寧にするのがベター
LINE Creators Studioのアプリ内でも、指でなぞって背景を透過する加工はできますが、スマートフォンからだとどうしてもムラがでがち。写真事態はスマートフォンのカメラでも充分ですが、写真トリミングの作業だけはPhotoshopなどの専用ツールを使うのがおすすめです。
▼ポイント4:期間限定のキャンペーンも注目
LINE Creators Studioのアプリ内で通知されるキャンペーンにも注目。七五三の時期だと、期間限定の和柄のデコフレーム素材が提供されていました。また、タイトルに「七五三」というキーワードを入れて、LINEスタンプをリリースすると10コインプレゼントという少しお得な取り組みも。企業スタンプではなかなか取り入れづらいかもしれませんが、個人でやるぶんにはアンテナを張っておいて損はないです。
イラストが描けずとも、スマートフォンで撮影した写真だけで作れるLINEスタンプ。デザインのかわいさも重要ですが、「使うシーンが多い企画」をいかに多く打ち出せるかが一番の肝です。
新しくInstagramアカウントを作成したら、Webやメールで既存顧客に周知する
Instagramは若い世代やインフルエンサーがコンテンツをシェアするSNSであるため、Eコマースの集客に大きな役割を果たすようになったのも当然のことと言えます。しかし、Instagramのアルゴリズムは頻繁に変更されるため、そこで成果を上げるのは簡単でないのも事実です。Influencer Marketing Hubでは、競争に勝ち、Eコマースの集客を行うためのInstagram戦略について解説されています。
Instagramを始める前から、多くの企業は顧客のEメールを収集し、メールマガジンを送信しているケースがあります。新しくInstagramの企業アカウントを作成した後は、既存の顧客に周知し、フォロワーになってもらうと良いでしょう。フォロワーが増え、人気のアカウントと認識される程、Instagramマーケティングの効果が上がっていきます。
自社商品を紹介する投稿を最適化しながら、ユーザーの投稿も活用する
投稿を行うタイミングは、顧客層の生活習慣に合わせて決めるべきです。たとえば、B2C商品は午前8時、午後1時、午後9時が望ましいとされます。一方、競合企業が投稿を増やすピークタイムは避けた方が良いという考え方もあります。他の企業のやり方を安易に真似るのではなく、自社にとって最適なタイミングを検証していく方法が推奨されます。
優れたInstagramアカウントは、ユーザーの投稿を効果的に活用しています。自社商品を使っている様子を撮影した画像や動画に、独自のハッシュタグを付与してもらえば、企業自身が投稿したコンテンツよりも、さらに信頼性の高い情報となるのです。
ショッピング機能を含め、CTAを使って、購入やエンゲージメントを促進する
Eコマースサイトでは、最終的に商品やサービスの販売が目的になります。そのため、投稿にはCTA(コール・トゥ・アクション)を含めるようにし、コメント・シェア、あるいは、プロフィール欄の閲覧といった行動をとってもらうよう努める必要があります。また、投稿に商品情報をタグ付けるショッピング機能を活用すれば、商品の使い方を視覚的に確認したユーザーが即座に購入へ進めるようになるため、ユーザー体験を大きく向上させます。
まとめ
Instagramで成果を上げるには、優れたコンテンツを作成するのはもちろん、どのように運用していくかといった総合的な戦略が必要です。押しつけがましくならないようバランスをとりながら、企業及び商品の認知度を高め、購入を後押しする手法が求められています。
参考資料
https://influencermarketinghub.com/social-media-marketing-strategies-ecommerce-instagram/
著者:Takayuki Sato
コンテンツマーケティングの実践講座、今回のお題は「ベビーカー」です。
ベビーカー市場は、その知名度と相反して非常にニッチで繊細な市場です。
その特徴は、
①ターゲットが恐ろしく狭い
ターゲットはプレママと呼ばれる妊活中~妊娠中の女性、そして子どもを産んだ直後の新ママ。この2象限だけです。
「子どもを産む時」というポイントだけで必要な商品なので、対象となる年齢軸は20~40歳程度と非常に広いのに対して、需要がある&興味がある層はとてつもなく狭いのです。
②乗って商品価値を確認する商品ではない
車であれば、「試乗トライアル」は購入意向を上げるためには欠かせません。飲料や料理においても「味」が商品選定の重要なファクターです。しかしながら、ベビーカーの場合、赤ちゃんの乗り心地はほとんど影響しません。つまり、”乗らないママが納得”という第三者目線でのマーケティング勝負となるのです。
そんな、個性的な市場で戦うベビーカーにおいて、コンテンツマーケティングは何ができるのでしょうか?
■ベネフィットを区切って、それぞれに効果的な打ち手を練ろう
先に述べた通り、「乗らないママ」が攻略ターゲットです。その観点で商品がもたらす価値を分析しましょう。
・使いやすい
コンパクトかどうか、動きにストレスがないか、荷物をのせやすいか、子どもを乗せやすいか
・デザイン
おしゃれかどうか、自分で使っていてうれしいかどうか
・安心
耐久性があるか、子どもに”よさそうな”機能が載っているか
・価格
購入希望レンジ内か、予算超えだけどそれに余りある魅力があるかどうか
これらの要素をそれぞれコンテンツで表現していくことが望まれます。
■新ママは不安ばかり。一番の支えは先輩ママの体験談。
新ママの場合、だれであっても育児は初体験です。それだけに、先輩や知人の声、つまり口コミ情報を非常に重要視します。コンテンツマーケティングはそんな先輩ママの声や体験談を取り扱うのに非常に有効打となります。先輩ママの座談会などを組み込めば、どのようなベネフィット目的でも使い分けることが可能です。
あくまでママに意思決定権があり、購入決定権がある市場ですので、ママの不安の解消を意識してコンテンツ開発を行うことが重要です。このように、使用する当事者とは別の視点が必要なコンテンツ制作の際には、しっかりと需要を見極めることを心がけましょう。
参入障壁は高いが、あらゆる属性のユーザーへリーチできるYouTubeマーケティング
YouTubeは10億人ものユーザーを抱えているため、どんな属性のユーザーも見つけることができます。企業がマーケティング施策を講じるには絶好の場でありながら、動画のマーケティングは難しいので、それほど多くの企業はYouTubeに投資してきていませんでした。しかし、参入障壁が高いからこそ、成功したときの収穫が大きくなるものです。YouTubeでのマーケティング活動に興味のある企業向けに、Quicksprout社がYouTubeの基本ガイドを公開しています。
YouTubeマーケティングはSEO(検索エンジン最適化)に似ています。ユーザーの興味に合致したコンテンツを作成すれば、検索結果や推薦機能で高く評価されるからです。ブログと同様、動画でも品質の高いコンテンツは優れた投資対効果を生みます。特に、動画の場合、何かを学べるものか、楽しいもののどちらかが、多くの視聴者を集める傾向にあります。
定期的に動画を蓄積していき、登録者数の指数関数的な成長を目指す
YouTubeチャンネルで、多くの登録者を集めるには、テレビのレギュラー番組のように、定期的な動画の公開が必要です。一つの動画が気に入らなかった視聴者も、別の動画では高い評価をくれるかもしれません。そして、チャンネル登録者は、動画が公開されるたびに、コメントしたり、シェアしたりする可能性が高まります。はじめのうちは視聴数が伸びていかなくても、ある時点で爆発的な成長を見せるかもしれません。マーケティング上の成功を収めるには、中長期的なスパンで考える必要があります。
動画にCTAボタンを付けたり、概要欄にリンクを貼ったりして、売り上げの向上へつなげる
YouTubeでは、視聴者から高い評価を得た動画が品質の高いコンテンツと考えられます。視聴時間、評価、シェア、コメントといった視聴者の行動が評価の対象であり、これらの統計情報はYouTubeの管理機能から参照できます。
YouTubeチャンネルを宣伝する方法はいくつか考えられます。他の企業やYouTubeと協業する、自社のメールマガジン購読者に知らせる、広告を出稿する。これらの方法で登録者を増やし、ブランド認知を高めた後は、売り上げへつなげられるよう考えます。動画の最後にCTA(コール・トゥ・アクション)を置いたり、動画の概要欄に自社サイトへのリンクを貼ったりして、商品やサービスに興味を持った視聴者が購入へ移れるようにすると良いでしょう。
まとめ
YouTubeは、あらゆる属性のユーザーに利用されているにも関わらず、企業のマーケティング利用の観点からは、それほど競争が激しいとは言えません。YouTubeマーケティングに興味のある企業は、すぐに計画を作り、動画の投稿を始めるべきです。
参考資料
著者:株式会社グローバルリンクジャパン/清水将之
弁護士/町田 悠生子 弁護士/木田 翔一郎 著
ISBN:978-4-474-06855-1
価格:2,530円
本書概要
自治体の広報担当者が、自分の自治体の魅力を発見し、SNSを活用して、観光客・住民にその魅力をどう伝え、持続的にコンテンツをつくり発信すればよいか理解できるとともに、法的・炎上トラブルを防ぐ方法もわかる実務書。
目次
第1章 自治体広報、メディア戦略
第2章 SNS活用、成功例を自分の自治体へ活かすポイント
― 他の自治体から学ぶ 、自分の自治体の魅力の見つけ方、見せ方 ―
第3章 メディア別ポイント
第4章 地域の魅力を伝えるコンテンツ作り
第5章 トラブルとならないために最低限押さえておくべき法的・炎上リスク
本書の特色
○地域の魅力を伝えるため、まず何を魅力として伝えられるかを発見する視点の持ち方と、その魅力を有効に伝えるSNSコンテンツ作りの工夫や注意点、メディア別(Facebook、Twitter、Instagramなど)の特長やエンゲージメント率(共感行動・拡散行動等)の高め方などを、事例をもとに解説。
○自治体広報が情報を発信するうえでトラブルとならないために、最低限押さえておくべき法的リスクや炎上リスクを、よくあるトラブル事例に基づき解説。
○コンテンツに抜けている視点がないか(ユーザーにとってタイムリーなコンテンツか、他者の権利を侵害していないか)など確認できる、コンテンツ作成・投稿時チェックリスト付です。
ソーシャルメディアの反応からユーザーの行動や属性を理解する
ソーシャルメディアは企業と消費者の関係を変え、マーケティング施策の中心的な存在となってきました。ホテルや、それに関連するレストランは、コンテンツを投稿し、そのサービスをソーシャルメディアで広めるのに躍起になっています。そこで、データ分析企業Absolutdataが、ホテル業界がソーシャルメディアを活用する方法について解説しました。
ソーシャルメディアは消費者の投稿からその行動を観察するのに役立ちます。特に、キャンペーンを実施した際に、その反応を分析できるのは大きな利点です。例えば、Facebookを使えば、オーディエンスの年齢・趣味・性別・言語などが理解できます。
滞在後の宿泊客の投稿に反応し、設備やサービスの改善につなげる
ホテルでの滞在について好意的・否定的な意見を聞くチャネルとして、ソーシャルメディアが利用可能です。ソーシャルメディア広告からホテルを予約した人が、滞在後に、同じソーシャルメディア・プラットフォームで、不満をつぶやく可能性があります。ユーザーの投稿やレビューに対して、迅速に対応し、設備やサービスの改善につなげなければなりません。不満を抱えたユーザーへ真摯に対応すれば、好意的なインフルエンサーに変えることも可能です。
自社サイトへの流入増加にとどまらず、長期的なブランド構築を目指す
ソーシャルメディアでの施策は、自社サイトへのトラフィックやオンライン予約サイトへの流入を増加させます。自社サイトへの流入が増えれば、検索エンジンでの評価も高まる場合があるため、より高い順位で検索結果に表示されるようになるかもしれません。さらに、ソーシャルメディアは短期的な売り上げ増加だけではなく、長期的なブランド構築への効果が期待されます。
まとめ
旅行に関連する写真や動画は、多くの人から人気を集めるコンテンツです。ホテル業界は、その機会をとらえ、正しいタイミングで最適な情報を伝えるよう努める必要があります。その施策が成功すれば、ソーシャルメディアは顧客とのエンゲージメントを高め、新規顧客の獲得へとつながっていくでしょう。
参考資料
SNSやWEB広告など、動画コンテンツマーケティングでも露出先はさまざま。どのような種類があるのか、王道なものを整理してみましょう。
▼YouTube
動画といえばYouTubeですが、YouTubeのコンテンツマーケといっても「YouTube広告の活用」「自社YouTubeチャンネル運用」「YouTuberとのコラボレーション」の、大きく3つに分かれます。
YouTube広告の活用は一番メジャーな動画マーケ方法といえるでしょう。どんな企画にするか、CMを作るのと同じイメージで考えましょう。自社YouTubeチャンネルを立ち上げ、運用するのは、売り出したい商品やサービスとの相性が重要。エイベックスやKING RECORDS、ワーナー・ブラザースなど、MVや映画を提供する会社との相性は抜群ですが、商品種類の少ないメーカー等は相性が悪いことが多いです。
YouTuberとのコラボレーションはそのままの意味ですが、採用するインフルエンサーを誰にするかが非常に重要。2019年6月には、俳優の斎藤工さんにしか見えない男性が「たくちゃんねる」を立ち上げたことでSNSで話題に。実は、INDEEDのテレビCMと連動した企画という、非常に上手なキャンペーンでした。
※YouTubeチャンネルの事例
ワーナー・ブラザース「映画 ジョーカー」
エイベックス 「DA PUMP / U.S.A.」
※YouTuberコラボレーションの事例
たくちゃんねる/INDEED
▼Twitter
Twitterでも動画広告がスタンダードな出稿方法ですが、SNSウケする企画を作ればバズって広告費以上の宣伝効果が得られるケースも。最近では、アットホームの動画がTwitterで話題になっていました。想像の斜め上を行く、秀逸なオチに注目です。
※Twitterでバズった動画広告の事例
オンナの気配/アットホーム
その他にも、Instagramストーリーズを使った動画広告も一時期話題になりましたが、今はGIF画像を使った広告も多く出稿されています。サービスの特性に応じて、どのような打ち出し方をしていくか、企画からしっかり練ることが大切です。
コンテンツマーケティングの実践講座、今回のお題は「プロバイダ」です。
プロバイダとは、インターネットへの接続サービスを提供する事業者のことで、インターネット自体を線路だとすると、電車のような役割を持ちます。つまりプロバイダと契約をしていないとインターネットを使うことが出来ません。
一般的にインターネット回線は、フレッツ光やau光などの光回線や、モバイルWiFiなど、いくつかありますが、プロバイダはそれよりも非常に数が多く、様々な企業が参入しています。そんなプロバイダカテゴリーにおいてコンテンツマーケティングはどのように展開されるのでしょうか。
■プロバイダ市場の主戦場は「価格競争」
・パソコン購入時に同時契約すると、パソコン実機を30,000円値引き!
こんな案内を受けたことはないでしょうか?
プロバイダはインターネット接続には必須である一方、1つ契約すると他にはしばらく流れないのが前提となります。
それだけにパソコン購入時、引っ越し時などは一気にビジネスチャンスがあるため、販売代理店制をしいて販売してくれた代理店には多額のインセンティブを用意しています。代理店はそのインセンティブを活用して値引きなどの形でセールスにいそしむのです。
その市場がそのまま広がったために、価格競争がスタンダードになっていたのですが、それだけでは競合に勝つことがままならなくなり、各社サービスの拡充やそれに準じたプロモーションを展開しています。
■打ち出すべきは機能よりも情緒
プロバイダの最大の特徴は、「プロバイダ自体は目的にならない」ということです。先述の通り、プロバイダは”電車”です。目的地に運んでもらうことがユーザーにとっての利用価値なのですが、回線の充実さから、速度における優劣はつきにくくなっています。となると、訴求すべきは、「自分ゴト化できる利用シーン」「独自の会員サービス」「使ってうれしい」の3軸となります。
独自の会員サービスは、WEBサイトやカタログなどで情報を使えることで成立し、使ってうれしいの創出はブランデッドコミュニケーションで訴求することが可能です。コンテンツマーケティングのポテンシャルでは、自分ゴト化できる利用シーンを様々な目線で伝えていくことがまずは優先でしょう。
あくまでプロバイダはツールであり、目的はインターネットの使用です。
プロバイダ訴求は、デバイスでもインターネット自体でもないという点をしっかり頭に入れて戦略を練りましょう。
普通のサービスと同じく、インバウンド向けのInstagram運用の流れでも、まずはいいねやフォロワーを増やし、その後集客や購入などのコンバージョンに繋げましょう。基本的なポイントから、順に紹介していきます。
▼説明文やハッシュタグも英語で
完全に外国人向けのサービスなら、すべて英語で。日本人のお客さんも来る場合は、日本語と英語、両方の説明文・ハッシュタグをつけましょう。#japanesefood #japantravelなどの王道のハッシュタグはもちろん、#akasaka #ginza など、より詳しい地名のハッシュタグをつけると、より来店に繋がりやすくなります。
▼プロフィールにも英文を
意外と忘れがちなのがプロフィール。外国語が話せるスタッフがいるなら、The reception staff speak both English and Chinese.(英語と中国語が話せる受付スタッフがいます)等の表記もあると、お客さんとしては安心です。店舗がある場合、定休日や住所などの情報も英語で記載できるとよりよいでしょう。掲載するホームページも多言語対応していると非常に理想的です。
▼価格は海外通貨も記載
その商品は何ドルなのか、何ウォンなのか、外国人のお客さんにとって、その商品や食べ物の価格を調べるのは非常に難易度が高いこと。キャッシュレス化が進んでいる今では、クレジットカードは使えるのか・使える種類はVISAだけなのか、WeChatPayは使えるのか、といったキャッシュレス情報もおさえておくといいでしょう。
▼海外のお客さんとの写真をアーカイブやフィードに残す
コンバージョンに繋がりやすいのが、外国人のお客さんの楽しそうな笑顔。「私の国の人もきたんだ」「女性ひとりで来ている人もいるんだ」など、写真があることで安心感に繋がります。Instagramストーリーズを使う場合は、24時間で消えてしまうため、アーカイブに残しておくのがおすすめです。
近年のWEB広告ではターゲットのセグメント化が進み、1to1コミュニケーションが広がってきており、それに応じて広告表現もどんどん細分化していく傾向にあります。
さらに、限られたスペースで表現が限定されるWEBバナー広告においては、当初効率が良かったものであっても飽きられればすぐに効率が悪くなり、切り替えサイクルも早い傾向にあります。多くのWEB担当者は、バナーのABテストに多くの時間を割き、どのバナーの効率が良いか、磨耗はしていないかなど、日々アンテナを張っており、膨大なバナー数を運用することになっているでしょう。
そんな中、大手広告代理店がAIを活用してバナーを自動生成してくれる魔法のようなツールを提供開始しています。
ここでは、5秒に1枚のバナー生成が可能な、電通提供の「ADVANCED CREATIVE MAKER(以下ACM)」を例にとって説明します。
ACMは大きく二つのAIを搭載。
一つ目のAIは、どんなバナーにすべきかを人間の代わりに考えてくれるAI。
バナー広告を構成しているのは、テキストや画像素材、レイアウトや色などのクリエーティブ要素。
AIはこれらのクリエーティブ要素とCTR(広告表示回数に対してクリックされた割合)との関係性を過去のデータから学習しており、オリエン入力に応じて適していると思われるクリエーティブ要素の候補を考え出します。
学習のところでは、ディープラーニングを使用しているようです。
次に、選り抜きのクリエーティブ要素を使って、ACMがいろいろな組み合わせのバナーを大量に生成。例えばコピーの文字色と背景色が同じ色になってしまっていても、お構いなし。細かいことは抜きにして、とにかく大量のパターンをもくもくと生成します。玉石混交のバナー広告がおよそ数千、数万枚。人間にはちょっとマネできない、コンピューターならではの作業です。
二つ目のAIは、出稿すべきバナー広告を選別してくれるAI。
出来上がったバナー広告の一つ一つについて、AIがCTR(クリック率)予測を行います。
効果が高いと予想されるバナー広告から順にランキング形式でリスト化されるので、ユーザーは上位の中から良さそうなものをいくつかチョイス。最後はデザイナーが人間の目で見て確認。必要に応じて修正を施し、出稿できるバナーに仕上げることができます。
現在では、全てAIに頼るだけでなく、最後は人が介在しクリエイターの知見を組み込むことで最適なものに仕上げているようです。
今後、AIの学習が進み大量のデータが整えば、人が介在することなくAIがデリバリーまでこなす日が来るかもしれません。
Twitter運営をするにおいて、拡散されやすいコンテンツの発信、定期的な更新頻度ばかりに注目しがちですが、一番大切なのがセキュリティ面。Twitterはアプリ連携をする機会も多いSNSなので、引き継ぎ時をはじめ、定期的に下記の項目をチェックしましょう。
▼パスワード・メールアドレスの設定
基礎中の基礎ですが、パスワードの管理やメールアドレスの設定情報はしっかりチェックしておきましょう。「パスワードは自社の誰と誰が知っているか」「メールアドレスは個人のものではないか(SNSアカウント専用のメールアドレスを作っているか)」など、急な担当者変更時にトラブルが起きないためにも、一番重要な部分です。
▼アプリ連携
Twitterのアプリで、「設定とプライバシー>アカウント>アプリとセッション」という項目に進むと、そのアカウントが連携している外部アプリの一覧が出てきます。意外と知らないうちに、前担当者や別担当者が連携していることも多いのがこのアプリ連携。「あれ、このサービスって連携する必要あったっけ?」「見たことないサービス…怪しい」というシーンもしばしば。大手企業のアカウントでも、見落としがちなのがこの部分です。基本的には分析ツールやサービス連携などがほとんどかと思いますが、怪しいサービスに連携を許可していないか、チェックしておきましょう。
▼2要素認証
アカウントの乗っ取りなどで困らないためにも、企業アカウントでしておきたいのが「2要素認証」。Twitterのパスワードに加えて、2つめの認証方法を求める、いわゆる二段階認証のことです。認証の方法はショートメール・認証アプリ・セキュリティキーの3つ。企業アカウントはもちろん、個人のアカウントでもしておきたい項目です。
今回は、Twitterアカウントの引き継ぎ時や開設時にチェックしておきたい基本の3項目をご紹介しました。パスワードは第三者に予測されづらい文字列かなど、基本的なところも何度も見直しておくのが、アカウントの安全性に繋がります。
法人向けアカウントを作成し、中華圏全体へリーチできるWeibo
Weiboは2009年に中国でサービスが開始され、190か国以上で利用されています。「中国版Twitter」と呼ばれるケースもありますが、実際はTwitterとFacebookを混ぜたような機能を持っています。その膨大なユーザー数から、企業にとっては新規顧客と関わりを持つ機会をもたらします。上海を拠点に置く広告代理店Gentleman in Chinaが、Weiboを使って企業が消費者とコミュニケーションする方法について解説しています。
Weiboでは個人向けアカウントに加え、法人向けアカウントが用意されています。ユニリーバ、コカコーラ、ルイヴィトン、ロレアル、ヒルトンといった企業が既にWeiboマーケティングを展開し、中国・台湾・香港・シンガボール・マレーシア等の市場へリーチしてきました。
中国の文化やツールの違いを理解し、フォロワーとの交流を図る
他国で有効だったマーケティング施策でも、中華圏で同じように効果を発揮するとは限りません。その土地の文化やデータに基づいて、精緻なターゲティングが求められます。画像に文章をつけた投稿はWeiboで一般的ですが、自動翻訳した文章は、不自然に見られがちなので、中国語話者の監修が必要です。また、動画を投稿する場合、中国のユーザーはYouTubeが閲覧できないため、中国の動画サイトであるYouku及びTudouのリンクを掲載しなければなりません。
Weiboにおいて、否定的なものであってもコメントには適切に対応し、フォロワーと交流するのは重要です。場合によっては、プライベートメッセージを送って真摯な態度を見せることが、信頼の構築へつながります。
Weiboに認められたインフルエンサーの影響力を上手に活用する
インフルエンサーとの交流は、消費者にとって、企業をより親密な存在へと変えてくれます。Weiboでは、KOL(キー・オピニオン・リーダー)の種類によって、異なる色のVマークが名前の後に付与されます。例えば、オレンジ色は個人アカウント、青色は企業や組織に所属しているKOLといった具合です。インフルエンサーの影響力を上手に使えれば、ブランド認知を飛躍的に高めてくれます。
まとめ
Weiboは中国外の企業が簡単にキャンペーン施策を開始し、中華圏の市場において認知度を高めるのに役立ちます。その市場の特徴やWeiboの機能を理解し、消費者とのコミュニケーションを図っていきましょう。
参考資料
価格帯やパッケージの華やかさなど、コスメ関連商品とInstagramの相性は抜群。今回は、Instagramでのプロモーションが上手なコスメブランド5社をご紹介。
▼NYX Professional Makeup JP
https://www.instagram.com/nyxcosmetics_jp/?hl=ja
プロ仕様の豊富なラインナップが特徴のニックスプロフェッショナルメイクアップ。たくさんあるカラーバリエーションや種類など、自社商品のいいところを紹介するのはもちろん、インフルエンサーの投稿を数多くピックアップしています。
▼ジルスチュアートビューティ
https://www.instagram.com/jillstuartbeauty/
インスタ映えコスメの定番・ジルスチュアートの公式Instagram。世界観を統一するため、3~6枚ごとにテイストの違う撮影カットを投稿しています。新商品情報を主に発信しています。
▼shu uemura
https://www.instagram.com/shuuemura/
テクスチャや実際の使用感を、ブランドイメージをキープしたまま上手に見せているのがshu uemuraのアカウント。クールでモードな投稿のお手本になるような写真がいっぱいです。
▼ETVOS
https://instagram.com/etvos.jp?igshid=n2idl6imt42n
セラミドスキンケア&ミネラルコスメのエトヴォスのアカウント。フォロワーを増やすためのプレゼントキャンペーンをタイムライン投稿・ストーリーズ投稿とともに実施していたり、季節感のある投稿を数多くしているので、いろんな施策を打ちたいブランドは参考にすべきアカウントです。
▼クリニーク
https://www.instagram.com/cliniquejp/
百貨店でもおなじみのクリニーク。新商品情報はもちろん、インフルエンサーや芸能人の投稿を引用する「リグラム」を使った投稿もしています。いい口コミをピックアップすることで、より信頼のあるブランドイメージを作り上げています。
コスメやスキンケアなど、ネットからの購入も多い商品は、Instagramのショッピング機能との連携もマスト。今回ご紹介したアカウントを含め、いろいろなアカウントのやり方を参考にしてみてください。
コンテンツマーケティングの発送講座実践編。今回のお題は「イヤホン」です。
スマートフォンが普及し、専門のポータブルツールを使わずとも携帯電話で音楽が自由に聴けるようになった現在。
イヤホンの重要性と所持状況は大きく変わりました。
そんな中で飛躍的な拡大を続けているのがBluetoothイヤホン。
Bluetooth SIGの調査結果によると、出荷台数は年々右肩上がりで増え続けています。
そんなBluetoothイヤホンに着眼して、コンテンツマーケティングを開発するためのポイントを検証してみたいと思います。
■重要なのはシーン。主戦場は「移動時」
コンテンツマーケティングを展開する際に、重要なのは「自分ごと化」です。どれだけ、共感を得られて、その情報をもっと知りたいと思うか。
それは、世の中の利用状況や希望チャンスをしっかりと見据えることが大事です。
イヤホン、ことBluetoothイヤホンに関しては、その瞬間が「移動時」と考えられます。
配線を必要とせず、再生機器をポケットやカバンに入れていてもしっかりと連携できるという環境は、電車や歩行時などでとても役立つツールです。
これを履き違え、音楽を聴くシーン=自宅ととらえてコンテンツを練っていくと、「そもそもイヤホンである必要があるのか?」という心理キャズムが発生し、
内容を受容しにくい環境へ誘導してしまいます。
まずは、Bluetoothイヤホンの需要ポイントを見極めましょう。
■イヤホンはツール。インサイトを突くにはコンテンツの魅力を。
イヤホンはあくまで「音楽や音を聴くためのツール」
イヤホン自体がベネフィットを提供してくれるのではなく、あくまで”快適な環境”をつくるためのものであることを自覚しましょう。
そのため、コンテンツマーケティングで表現すべきは、
・イヤホンを使いたくなるような魅力的なコンテンツ(音楽)の提示
・快適なミュージックライフをイメージできるような憧れのライフスタイルなど、「あーイヤホン欲しいなぁ」を想起させるコンテンツ提供が肝心です。
・通勤20分で聴ける1日のテンションを上げてくれるプレイリスト
など、即実践でき、かつイヤホンが欲しくなる表現を心がけましょう。
YouTubeチャンネルを開設するにあたって、機材・編集ソフト・撮影スタッフ(キャスト)など用意するものはたくさんあるが、忘れてはいけないのが「チャンネルのコンセプト」です。
YouTubeチャンネルのコンセプトが決まっていないと、はじめは順調でも、そのうち企画段階から煮詰まり、継続することが難しくなってしまいます。今回は、企業アカウントがYouTubeチャンネルをはじめるにあたっておさえておきたいことをまとめました。
▼企業アカウントでも改めて「コンセプト」を明確に
「なんだか流行っているから」という理由だけでとりあえず開設しても、すぐファンがつかないのがYouTube。Instagramは新商品やキャンペーンを告知するカタログのような使い方、YouTubeはCM撮影時のオフショットやインフルエンサーからの限定メッセージを届ける既存ファン向けのもの…等、他のSNSや自社サイトとどう使い分けるのかを考えましょう。サービスや商品によっては、YouTubeチャンネルを開設する必要があるのかから検討し直したほうがいいかもしれません。
▼ターゲットの顔を思い浮かべる
記事コンテンツや、パッケージデザインを考えるときと同じで、「誰向けのYouTubeチャンネルなのか」を意識しましょう。女子大生向けの華やかな商品を提供しているのに、おしゃれにしたいからといって宣材写真のようなサムネイルを採用したり、堅苦しいタイトルのつけ方をしたりすると、ちぐはぐで興味を持ってもらえません。
▼イラスト?美女?適切なアプローチを
アニメやゲームの情報を配信するなら、ダイジェスト動画やイラストを。数多くの女性向けコスメを提供するECサイトならモデルやインフルエンサーの起用を。顔出しするか、顔出ししないかはあまり関係がありません。YouTuberとのコラボレーションを検討するときにも、どういった配信スタイルをとるかは非常に重要です。個人法人問わず、参考になるYouTubeチャンネルをいくつか登録し、定期的に編集の技法などを学んでおきましょう。
▼プロフィールアイコンは企業ロゴ以外でも
企業ロゴではなく、自社のキャラクターや起用しているモデルをアイコンに設定しているYouTubeチャンネルもあります。配信の内容とマッチした、適切なアイコンやプロフィール文を設定しましょう。
コンセプトやターゲットが明確になれば、タイトルや動画のカット割りなども自然に決まってきます。キャスティングや編集ソフトを購入する前に、まずは基本的なポイントをおさらいしてみましょう。
中小規模のECサイトやWEBメディア、実店舗で多く利用されてきた「LINE@」。無料でも企業向けのアカウントが開設できるということで、運用しているという方も多いのではないでしょうか。2020年1月14日より、公式アカウントに強制統合されるということですが、具体的にどのような変化があるのか、おさえておきたいポイントをまとめました。
LINE@から公式アカウントになるにあたって、具体的にどのようなことが起きるのか。大きくまとめると以下の3つです。
▼1.有料だったリッチコンテンツ機能が無料で使えるように
今まで、イラストや画像をタップしURL遷移させるリッチメッセージやリッチメニューなどの、デザイン性のあるコンテンツは、有料プランでしか使えない機能でした。動画メッセージや音声メッセージなどの機能も、同様に無料プラン(フリープラン)でも利用できるようになりました。
▼2.有料だった統計情報(アナリティクス)機能が無料で使えるように
無料のフリープランの人に一番うれしいのはこちらではないでしょうか。今までは有料でないと見ることができなかったユーザーの属性などの統計情報が見ることができるようになります。統計情報では、「性別」「年齢」「地域」等のユーザー属性や、友だち数の推移情報を見ることができます。適切なユーザーに情報をリーチできているかチェックできるのはかなり嬉しいですね。
▼3.料金が変わり、従量課金制が導入
いいことづくしの公式アカウント化ですが、上記2点は無料のフリープランを使っていた方にとってのメリットのみ。もともと有料プランを使っていた方は、場合によっては損になることも。その理由は、「従量課金制」の導入。ライトプランの料金は変わらず税別5,000円、スタンダードプランは税別20,000円から15,000円と一見オトクになっているように感じます。しかし、メッセージの無料配信数に上限があるため、一定の配信数を超えると追加メッセージとして1通あたり最大5円がかかります。
従量課金制のカウント方法としては、友だち数×配信数なので、友だち登録数が多いアカウントは、気をつけないと大事なタイミングで配信ができず、諦めるハメになったり、莫大な従量課金制分の料金を支払ったりする必要があります。
基本的には、無料で利用していた人は使える機能が増えてラッキー程度に考えておけばいいでしょう。その他気にするべきところでは、友だち追加用に店頭にQRコードを設置していた方は、再度新しいQRコードに設定しなおす必要があります。
有料で利用していたかつ、友だちの数が多いアカウントであれば、配信メッセージ数に注意しながら計画的な運用を進めましょう。
企業の公式アカウントのフォロワーを獲得する共同プロモーションが増加していく可能性
2020年は、WeChatにおいて様々な機能の追加・変更が予想されています。WeChatは中国市場におけるマーケティングで最も大きな影響力を持つので、そのトレンドを理解するのは企業にとって重要なことです。中国のマーケティング代理店Sekkei Studioの創業者David Henriquesが、WeChatマーケティングのトレンドについて解説しています。
WeChatユーザーの半数は、10~20の企業公式アカウントをフォローしています。毎日、公式アカウントに10~30分、滞在しており、男性には金融関係、女性にはショッピング関連のコンテンツが人気です。ユーザーは既にフォローしているアカウントの推薦で新しいアカウントを発見する場合が多いため、企業同士の共同プロモーションが増加していくと見込まれています。
新しい広告タイプや、ミニプログラムが普及していく見込み
TikTokなどの流行により中国のSNS市場は競争が激化しています。WeChatの広告収入は2018年第四四半期に38%成長していたものが、2019年第二四半期では16%の成長にとどまりました。広告をより使いやすく魅力的なものにするため、新しい広告商品として、バナー広告や全画面広告でエンゲージメントを高める取り組みを行っています。
WeChat内アプリとも言える「ミニプログラム」に流行の兆しが見えています。230万のミニプログラムが公開され、それを使用した経験のあるWeChatユーザーの割合は6割以上です。コアな機能に特化したミニプログラムは高いエンゲージメントを記録する傾向があり、多くのユーザーを獲得しています。
WeChat CRMの利用が増し、ユーザー管理やコミュニケーションが高度化していく
WeChat CRMは、ユーザーとのコミュニケーションを改善していく期待が寄せられています。キャンペーン施策から顧客サポートまで、全てのやり取りを集約して、ユニークなIDでユーザーを管理できます。また、性別・居住地などに基づいてカスタマイズしたメッセージを送信する機能も提供されています。
まとめ
WeChatは強力なマーケティングツールであり、どんな企業も活用できるソーシャルメディアです。激しい競争により、成長は鈍化しているかもしれませんが、企業にとってはブランド認知を高め、ユーザーとの関係を深められるチャネルである点は変わりません。2020年もWeChatは機能追加・変更を加えていくので、そのトレンドを分析し、最適なマーケティング戦略を立案するようにしましょう。
参考資料
WeChat Trends in 2020 – One Step ahead in China Digital Marketing
Eコマースや顧客サポートのチャネルとして、Instagramを位置付けるべき
2020年はInstagram上で、企業がマーケティング施策にかける予算をさらに増やしていくことが予想されています。Instagramは、個人が楽しむものから、企業が成長するためのプラットフォームへと変化してきたのかもしれません。ソーシャルメディア関連ツールZoho Socialが、2020年に予測されるトレンドと、そこで求められるInstagramのマーケティング戦略について解説しています。
Eコマースや予約機能、店舗の位置情報など、ビジネス向けの機能が充実してきているため、顧客サポートの窓口としてInstagramが使われるようになっています。単にブランド認知を高めるものから、売り上げを得るためのチャネルへと変化しているので、自社のマーケティング戦略における位置づけを見直す必要があるでしょう。
遷移先となるWebサイトのモバイル対応や、ショッピング機能の設定は要確認
モバイル端末でInstagramを使うユーザーが多い今、モバイル対応はますます重要さを増しています。ショッピング機能などで自社のWebサイトへ遷移させる場合、遷移先のサイトがモバイル向けになっていなければ、ユーザー体験を悪化させてしまいます。モバイル対応が完了していない企業は、すぐに実装する必要があります。
アプリ内のショッピング機能は、2020年にさらなる高度化が見込まれています。商品を含んだ投稿に、価格タグが正しく付いているか等、ショッピング関連の設定を確認しなければなりません。
アカウントや投稿の説明文を充実させ、期間限定のコンテンツで差別化する
Instagramストーリーのような期間限定のコンテンツは、FacebookやTwitterでも導入されているように、より多くのユーザーに受け入れられていきます。マーケティング担当者は、その機会をとらえるよう、期間限定のコンテンツを準備していくと良いでしょう。
ユーザーは、ソーシャルメディアを検索し、企業のアカウントをフォローして、ビジネスのアイデアを探っています。これは、企業にとって新たな検索エンジンになったとも考えられます。業界や商品の情報を求めるフォロワーに適切な情報を提供できるよう、アカウントや投稿内での説明文を充実させておくべきです。
まとめ
多くの企業がInstagramを利用する中、企業間の競争は激しさを増しています。Instagram自体は簡単に使えても、そこで収益につなげるには、正しい戦略立案が求められるようになってきました。2020年のトレンドについて考察し、十分に準備をしておくことが推奨されます。
参考資料
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
昨年は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
本年もより一層尽力をしてまいりますので、変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。
皆様のご健勝と益々のご発展を心よりお祈りいたします。
なお、弊社は1月6日(月)から平常営業いたします。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
年末年始休業のお知らせ
平素は格別なるお引立てを賜り誠に有難うございます。
弊社では下記期間におきまして 年末年始の業務を休業させていただきます。
■年末年始の休業期間
2019年12月28日(土)~2020年1月5日(日)
■お問い合わせについて
休業期間中にお寄せいただいたお問い合わせ・お申し込みに関しましては、
2020年1月6日(月)より順次対応させていただきます。
来年も、より一層のご支援を賜りますよう、
従業員一同心よりお願い致します。
海外旅行に行く際に、観光スポットやショッピングと同じくらい、その国の料理を重視している人も多いのではないでしょうか。レストランなどの飲食店は事前に調べ、前もって行くお店を決めているのは、日本人も外国人も同じ。今回は、飲食系店舗のSNSインバウンドマーケ術についてご紹介します。
▼くら寿司
回転寿司チェーン店のくら寿司は、大阪の有名観光スポット「通天閣」からすぐの場所に「無添くら寿司」を2019年にオープン。インバウンドを中心ターゲットにした店舗で、店内には無料Wi-Fiスポットや多言語対応の案内機械など、外国人観光客が利用しやすいサービスを提供しています。
▼ロボットレストラン
新宿駅から歩いて5分、歌舞伎町にあるロボットレストランは、その名の通りロボットによるパフォーマンスが名物の観光レストラン。英語圏の観光客はTripAdvisorやSNSを参考にしているというデータから、webマーケをメインに注力しています。入場チケットにトリップアドバイザーへのQRコードをつけたり、SNS投稿を促進するための積極的な声がけなどをしています。
▼NINJA AKASAKA
赤坂見附駅すぐの場所にあるNINJA AKASAKA。ある調査では、忍者の外国人の認知度は98%以上とも言われており、日本=忍者というイメージは根強くついてるといえます。Instagramでは日本語・英語の2言語のテキストで投稿、ハッシュタグは大半が英語と、SNSでもインバウンドを意識したプロモーションを行っています。
https://instagram.com/ninja_akasaka_official?igshid=64au36xtuvit
Wi-Fiが設置されている店舗であれば、観光庁に申請をすると「Japan.Free Wi-Fi」の赤いステッカーをもらうことができます。許可が降りると、観光庁が運営している情報サイトにも掲載されるので、まだの方はぜひ申請してみてください。
LINEは世界でヒットしない?
近年、日本では連絡手段といえば、メールよりも電話よりも「LINEを使う」という人が増えてきています。2018年の調査ではLINEの利用率はインターネットユーザーのうち約80%と、パソコンやスマートフォンを利用している人のほとんどが利用しているというデータもあります。しかし、そんな爆発的なユーザー数を誇るLINEですが、海外ではほとんど浸透していません。なぜなのでしょうか。
■日本でこれほどまでにLINEが普及した理由
日本にLINEが登場した2011年には東日本大震災があり、「災害時には電話やメールがつながらなかった」という体験をした人が多くいました。そんなタイミングで登場したLINEは、電話よりも災害時であってもつながるのではといった安心感や、震災により「人と人のつながりをもっと大切にしたい」と考えていた日本人にマッチしたと考えられます。さらに、2011年はFacebookなどのSNSが加速度的に普及してきたタイミング、かつスマートフォンが普及してきたタイミングでもあります。SNSで大勢とやりとりをすることが増えるにつれ、次第に「1対1でももっと話をしたい」というニーズが高まってきたこともヒットの後押しとなりました。
■各国では利用されているメッセージアプリが異なる
現代日本にこれほど浸透しているLINEですが、世界ではほとんど使われていません。なぜでしょうか。各国の主に使用されているメッセージアプリを見てみましょう。
・日本→LINE
・韓国→カカオトーク
・中国→WeChat
・アメリカ→Facebook Messenger
それぞれの国ごとに開発されたものを使用している印象があります。LINEは韓国企業のイメージもありますが、多国籍メンバーにより日本のために開発されたサービスです。やはりアプリが利用されることを想定し開発された国のものが一番使いやすいのかもしれません。
そして、特筆すべき点は、サービスの近似機能にあります。各国で使われているチャットアプリはどれもその母体機能は同じです。デバイスを問わない・登録がアドレスだけ・匿名性のレベルが違う。などの差異はあれど、ベースの機能面において大きな違いはありません。
いつの世もコミュニケーションツールは「みんなが使っているもの」が最も強い吸引力を持ちます。
Twitterとインスタグラムなど、サービスそのものに何かしらの利用価値の違いがなければ、一度市場をとったサービスから移行する理由がなく、市場成長は望みにくいのかもしれません。
コンテンツマーケティングの種類として、検索結果の上位表示(SEO)、SNSと連携したプロモーションなど多くの幅はありますが、施策趣旨は「自社へのファン化」です。ただ、そうはいってもなかなか”ファン”というカテゴリーは企業活動において評価されにくいもの。なんやかんやでソーシャル担当が根底で願っている「コンバージョンしてもらうこと」。今回は、コンバージョンとコンテンツマーケティングという視点でポイントをご紹介します。
■中身ではなく、デザインを工夫でコンバージョンを狙う
モバイルフレンドリーはもちろんですが、コンバージョンするまでに見やすいサイトデザインであるかはかなり重要。コンバージョンさせるための誘導リンクがただのテキストか、ボタン風のデザインになっているかで印象はかなり変わります。また、女性系の商材を取り扱っているのにも関わらず、サイトのカラーが男性的だと、いくらいい文章やコンテンツがあっても信憑性に欠けることも。見やすく、商材やサービスとマッチしたデザインを心がけましょう。
■より誘導力の高い”装置”でコンバージョンを狙う
前項とも関連しますが、コンバージョンに繋げるリンクのデザインを「ボタンにするか・テキストにするか・バナー画像にするか」「何色にするか」「どんな文言にするか」のABテストは必須。ボタンリンクの場合、色は赤より緑のほうがクリックされやすい等諸説ありますが、誘導する商材やサービスにもよるので正解はありません。定期的なABテストを重ねて、検証していくよう心がけましょう。
■結論先提示でコンバージョンを狙う
格安SIMやWi-Fiなど、競合も多く、文章の説明が長くなりがちなサービスを取り扱っている場合、診断コンテンツは必須。長々と難しい説明文より、選択肢を選んで「あなたにはコレ!」といった診断コンテンツがあるほうが、ユーザーも分かりやすく、長く滞在してくれます。診断コンテンツはシンプルに・結果のページでなぜこの結果になったのかの理由を詳しく記載してあげると、説得力も増します。
今回紹介した項目を見ておわかりかと思いますが、コンバージョンを狙う=ネタそのものをダイレクトにPRに使うのではありません。あくまで根底は「ファン化」。それを維持した上で先述の項目をチェックすることで、コンバージョンはもちろん、SEO対策にも繋がる可能性は大いにあります。コンバージョンする良いサイト=ユーザーにとって良質なコンテンツを提供していると判断されるのです。読み手の立場に沿った、良質なコンテンツを提供し、コンバージョンに繋げましょう。
インスタグラムはもはや説明不要の人気SNSとして君臨しており、複数のアカウントを保有している人も珍しくありません。個人用・仕事用として使い分けたり、「美容アカウント」「ペットアカウント」などそのジャンルによってアカウントごとにその用途を使い分けている人も多く存在します。
しかし、他のSNSやブログと比べ、予約投稿などができないのがデメリットと感じる人も多いよう。そこで今回はサードパーティアプリの中から投稿管理に便利なものをご紹介いたします。
■予約投稿がしたいときは「Buffer」
毎日決まった時間に投稿しているという方や、事前にたくさんの投稿を作り置きしておきたいという方には「Buffer」というアプリがおすすめです。無料で月10回の予約投稿を行なうことが可能です。有料版にすれば月100回まで予約投稿ができますので、1日3回以上更新したい方も安心です。特に、複数のアカウントへ同じ写真とリンクや文字を投稿でき、いちいちコピーペーストして投稿しなくても1回の投稿で済むのが便利な機能です。
■企業アカウントで複数で管理するなら「Sprinklr」
企業アカウントのように複数人で投稿を管理する場合には「Sprinklr」が便利です。インスタグラムだけでなく、Twitterや Facebookを含む25種類ものSNSに対応しています。予約投稿はもちろん、これまでの投稿を分析し、最適な広告配信を行うこともできます。インスタ担当者の「経験と勘」に頼る必要がなく、分析の結果を検証して最適な広告手法を算出してくれますので、予算が潤沢にあるわけではないから費用対効果をより厳密に検討しなくてはならずお悩みの場合に便利なアプリです。
これらの便利なツールはどんどん開発されています。インスタグラムの運用で「もっとこうしたいのに」「こんな機能があればいいのに」と思った時には目的に応じて合うものを探してみましょう。
ここ数年、ちょっとした懸賞やアンケートなどへの応募であっても「個人情報に関する同意」といった長い文章を読んだり、「あなたの個人情報はこの利用目的以外には使用しません」といった宣言をされたりすることが増えてきたように感じます。世の中全体の流れとして「個人情報」というものに厳しくなった印象がありますが、そもそも「個人情報」とはどこまでを指すのでしょうか?たとえばTwitterのアカウントは個人情報にあたるのでしょうか。
■個人情報とは?
そもそも「個人情報」とは、個人情報保護法という法律で定められた個人を特定できる情報のことを指します。具体的には「氏名」「生年月日」「住所」「電話番号」「連絡先」などの組み合わせで、「個人を特定」できれば「個人情報」とみなされます。個人情報保護法は時代の流れに合わせて改正されていますが、たとえば2005年の改正では、「マイナンバー」なども個人を特定できるものとして「個人情報」扱いに認定されています。
■Twitterのアカウントは個人情報?
この定義から考えると、Twitterのアカウントは個人情報となりうる場合もあるし、ならない場合もあります。アカウント名を「山田花子」というように本名のフルネームで記載しており、加えてプロフィール欄に「●●大学に通っています」「横浜市出身」「20歳です!」といった情報を書いているのであれば、立派な「個人情報」となります。しかし、個人情報の定義は「個人を特定できること」なので、たとえば、記載されている情報が「やまだ」のように苗字だけの場合などは個人情報に当たりません。とはいえ、つぶやきの中に誕生日を祝われている画像があれば、「やまださんは20歳らしい」とわかってしまいますし、フォロワーなどの交友関係を見て「●●大学に通っているようだ」と判別できてしまう場合は非常にグレーゾーンです。可能な限り、不必要な個人情報を公表することのないように自己防衛を徹底しましょう。
■コンテンツマーケティングの流行から飽和まで
コンテンツマーケティングという表現は、もともと2000年代にアメリカで生まれ、日本でも2014年頃から流行してきました。それまでの一般的なウェブ広告よりも、ニュース記事のような切り口や、個人のブログに近い形でより消費者にマイルドかつ印象に残るとして多くの企業がその手法を取り入れました。今では企業がオウンドメディアを持つことは当たり前であり、むしろ持っていないといけないかのような雰囲気すらありますがこれもここ5年ほどの間のできごとなのです。
しかし、そのオウンドメディアの手法もまだ5年しかたっていないにも関わらず、すでに飽和状態にあると言われています。オウンドメディアでの商品紹介にも強引な自社製品への誘導があったり、また格安ライターへの発注のために「問題提起→いかがでしたか?」で終わる文章の乱発など、読み手である消費者も「またか……」という感情を抱きつつあるのが現状です。
■これからの「新」コンテンツマーケティングとは
それでは、そんな時代の流れにおいて、企業はどのような「新コンテンツマーケティング」を検討すべきなのでしょうか。たとえば、最近人気が急上昇しているサイト「Pathee Epic」は、自社のおでかけメディアへの誘致が目的ではありますが、一般的なおでかけメディアのように、「○○エリアでおすすめの○○スポット!」といった記事ではなく、各記事ごとにペルソナを設定した物語調になっているのが斬新だと話題です。あからさまな広告記事っぽさは一切感じさせずに、まるで一話完結の小説を読んでいるかのような満足感と深堀がより消費者の興味をそそります。このように、量産できない「個性」を出した内容で差別化を図ることが必要とされています。一見効率は悪そうではありますが、読後の満足感という意味で費用対効果の良いマーケティング手法を探ってみてはいかがでしょうか。
スマートフォンの普及により、自分で情報収集できる個人旅行の人気が高まる中国
観光は世界経済を牽引するほどの影響を持つようになり、その影響が特に大きいのは中国からの観光客であると言われています。世界観光機関の調査では、世界中の海外旅行で費やされる金額のうち、20%以上を占めるのは中国だったと報じられました。毎年、1000万冊以上の新しいパスポートが発行される中国は、さらなる成長の可能性を持っています。
中国では、スマートフォンの普及によってオンラインで自ら情報収集できるようになったため、団体旅行よりも個人旅行が人気を増してきています。特に、日本・タイ・米国・オーストラリア等へ向かう観光客が増えてきており、このブームの背景にあるのが、視覚的に旅行先の様子が調べられるソーシャルメディアです。South China Morning Postは、中国人旅行者に対するソーシャルメディアの影響について解説しています。
観光業界のデジタル化が進み、観光客の行動がデータ分析可能に
中国人旅行者を勧誘するため、インドネシア・タイ・マレーシア等の東南アジア諸国を中心に、ソーシャルメディアでのキャンペーンが展開されてきました。スマートフォン及びビッグデータを使った分析により、観光業界のデジタル化が進んできたのです。
中国のオンライン旅行予約サイト大手Ctripは、中国人旅行者の情報を蓄積してきました。予約や検索状況から、ユーザーの年齢やライフスタイル、居住地や旅行の好みまで、様々なデータが含まれます。Ctripは、航空会社や旅行代理店と連携し、ホテルの空室率や各種チケットの売れ行き、交通量の予測といった分析を行うことが可能になりました。
ソーシャルメディアの動向から、観光客向けキャンペーンが企画されるようになった
スマートフォンとビッグデータの組み合わせにより、ユーザーが自発的に検索しなくても、必要なタイミングで適切な情報が届くようになります。例えば、航空券の遅延が発生したタイミングでユーザーにレストランの割り引きクーポンを送るといった使い方が考えらます。
さらに、ソーシャルメディアで話題になった都市は、需要の高まりが予測できるので、航空券の値段を上げても売れ行きが維持できると考えられます。データ分析から旅行者がどこで何をしたいかを予測できるようになれば、観光業界は受動的なサービスに頼らず、能動的なキャンペーンを積極的に実施できるようになるでしょう。
まとめ
ソーシャルメディアのトレンドは、観光客から人気を集めている旅行先を理解するヒントを与えてくれます。その好機をとらえた観光業界は、積極的なキャンペーンにより、中国人旅行者を誘致するようになりました。中国人旅行者の市場は、今後の拡大が見込まれています。
参考資料
https://www.scmp.com/news/china/society/article/2132976/how-ai-social-media-fuelling-boom-chinese-tourism
著者:Takayuki Sato
Instagramボットが予約投稿などの機能を提供し、担当者の負担を軽減する
Instagramは中小企業にとって大きな機会をもたらします。一方で、競争は激しく、顧客をひきつけるような質の高いコンテンツを定期的に投稿するのは難しくもあります。そこで、Instagramマーケティングの効率を高めるため、運用を自動化するツールが開発されてきました。コンテンツマーケティング・マネージャーのMoss Clementが、中小企業に有効な、Instagram運用を自動化する戦略について解説しています。
手動でのInstagram運用は時間がかかるので、作業を肩代わりしてくれるInstagramボットの利用が効果的です。Instagramボットがフォロワーにとって最適なタイミングで投稿を行い、見込み顧客とのエンゲージメントを高めます。
特定のターゲットへリーチするよう自動でInstagramを運用できるInstazood
InstazoodはInstagramボットを提供する、代表的なソフトウェアです。予約投稿に加え、興味深いコメントを発見したり、自動的にダイレクトメッセージへ返信したりする機能が含まれています。Instazoodのアカウントを作成すると、Instagramのアカウントとの紐づけが可能です。そして、フォロワー・地域・ハッシュタグ等で絞り込みを行い、リーチするべき対象を指定します。この設定に基づいて、自動的にエンゲージメントを高める仕組みです。自社のターゲットに合致していなければInstagramボットの効果が得られないので、ターゲットを慎重に最適化する必要があります。
平均して85%のフォロワー増加を達成しているSocialCaptain
Instagramの自動化を行うツールはInstazoodだけではありません。例えば、SocialCaptainはInstagramボットを提供している点は同様ですが、さらに詳細なターゲティングやリアルタイムの分析を得意としています。広告に頼らず、オーガニックな成長が期待できる点に特徴があり、利用者を平均して、85%のフォロワーが増加したという実績があります。また、少ない予算から利用を開始できるプランもユーザーから評価されました。
まとめ
自動化ツールは、フォロワーや競合他社の動向を把握し、Instagramマーケティングの高度化に寄与します。特に、人員や予算がかけられない中小企業では、自動化するメリットが大きいと言えます。Instagramボットは少ない予算で大きな効果を得るために有効な手段です。自社のInstagramマーケティング戦略に合わせて、最適なツールを選択するようにしましょう。
参考資料
https://socialcaptain.com/
Instagram Marketing: Why Your Small Business Needs Instagram Automation Tools to Scale
https://socialcaptain.com/instazood-alternative
著者:Takayuki Sato
2020年のオリンピックを目前に、旅行会社でもあらゆる手を使って海外の観光客を呼び込もうとしています。今回は、旅行会社のインバウンドマーケを事例とともにいくつかご紹介します。
▼1. JTB
JTBののマンガアプリ「Ms.Green」は、日本各地の旅行情報、文化等を縦スクロールのマンガで紹介するサービス。日本語・英語・中国語繁体字・中国語簡体字に対応しています。電車の乗り方やWi-Fiスポットなど、外国人旅行客にとって有益なサブコンテンツも豊富。マンガで楽しみながら、日本で旅行する際に役立つ情報を自然とインプットすることができます。GPSやビーコンを活用し、ビッグデータも取得しているので、JTBのマーケティングでも役立っているそうです。
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.jtbgmt.msgreen2&hl=ja
▼2. JPH
ジャパンホリデートラベルが提供する個人旅行事業。交通パス(大阪周遊パス、東京メトロ一日乗車券など)、各種施設入場券(レゴランド、東京タワー入場券など)、Wi-Fi / SIMレンタル、着物体験などのサービスを提供しています。
https://www.jph.co.jp/#!/service
▼3. 日本旅行
体験型の消費を重視する「コト消費」志向の訪日客の増加に対応。青少年交流を通じアジアの強固な連帯にしっかりとした土台を与え、良好な対日感情の醸成を促進しています。
https://bit.ly/35zyrnx
▼4.近畿日本ツーリスト
海外との取引が増え、海外の取引先をゲストに迎える日本企業も増えています。近畿日本ツーリストでは、toB向けのインバウンドサービスも多数。たとえば国際会議。宿泊・交通面の手配はもちろん、食事制限がある海外ゲストへの調整を行う「グローバル社内会議」というサービスをはじめ、インバウンド担当者のサポートをしてくれるサービスが豊富にあります。
https://gtc.knt.co.jp/biz/inbound/
エンタメからtoB事業まで、各旅行会社もありとあらゆる手段でインバウンド向けのサービスを提供しています。大手旅行代理店以外でも、中小企業も参入してきているインバウンドマーケ。これからの動向も見逃せません。
業界別のFacebookの運用状況を考察する本企画。今回はレンタカー業界をのぞいてみたいと思います。
レンタカー業界といえば、近年、若者のクルマ離れによりカーシェアやレンタカーの需要が高まっていると言われています。社用車を購入せずにレンタカーを利用する企業も増えているとか。そんな中でレンタカー業界各社はどのようにFacebookの運用を行なっているのでしょうか。今回は「日産レンタカー」と「パーク24」2社のFacebookの活用方法の違いを見ていきましょう。
■「日産レンタカー」はクルマ好きにはたまらない投稿を意識
「日産レンタカー」は、自社のキャンペーンの投稿などもしていますが、メインとなっている投稿は、「季節の挨拶」です。「今日はポッキーの日ですね」「今日は文化の日でしたね」といった挨拶と共に、それらを意識させる画像が投稿され、ファンとのコミュニケーションを図っている様子があります。しかし、お正月の投稿では富士山をバックにクルマのカッコイイ姿の写真を投稿したり、「ポッキーの日は実は現行のV37スカイラインが発表された日」と絡め車体を滑らかに写した写真を投稿するなど、クルマ好きに刺さる投稿を散りばめているのが印象的です。
■「パーク24」は交通安全への啓蒙と柔道選手の紹介
一方で、「パーク24」はプレスリリースなどと共に、交通安全への啓蒙の投稿が多い印象です。駐車の方法を動画で紹介したり、路上駐車や死角危険性について訴えるなど、運転初心者にとってはかなり勉強になる投稿が多く、レンタカー・カーシェアの企業としての意識の高さが伺えます。また、自社の抱える柔道選手の活動の様子やブログもリンクされているため、柔道ファンにとっても嬉しいページになっています。
サブスクリプションの影響や、若者のクルマ離れもあり、ますます注目の集まるレンタカーやカーシェアリング。各社の内容を参考に、ぜひ自社の運用にも生かしてみてください。
最近のコンテンツマーケティングでは文字数が多く、品質の高い記事が好まれる
コンテンツマーケティングはリード獲得に効果を発揮します。93%のB2B企業が従来のマーケティング手法よりもコンテンツマーケティングの方が、より多くのリードを得られると回答しています。優れたコンテンツの作成が品質の高いリード獲得につながり、結果として売り上げの向上に寄与するのです。コンテンツマーケティングを通じてリードを獲得する戦略について、起業家兼ブロガーのLilach Bullockが解説しています。
昨今のコンテンツマーケティングでは、記事数より記事の質が重要だと考えられるようになりました。英文記事の場合、85%のコンテンツは英単語1000語以下の短い文章ですが、その2~3倍に及ぶ長い文章の方が、より多くの被リンクやソーシャルメディアでの拡散が見られます。詳しい調査に基づいて、見込み顧客にとって本当に役立つコンテンツが、リード獲得に貢献するのです。
幅広い顧客層に展開可能でありながらも、ニッチな問題を解決するのに役立つコンテンツを作成する
価値あるコンテンツの一つに、顧客が抱える問題に解決策を提案するものが挙げられます。特定の顧客層に狙いを定め、そのニッチな層を対象にコンテンツを作成します。例えば、「コンテンツマーケティング完全ガイド」という電子書籍は対象が広すぎて制作するのも困難に思えるかもしれませんが、「ソーシャルメディアを使って30日でサイト訪問者数を2倍にする方法」という題材であれば、多くの人が興味を持ちながらも、特定の顧客層にとって極めて役に立つ情報になり得ます。
ブログ記事から資料ダウンロードへの導線により、品質の高いリードを獲得する
自社のブログで集客する場合、各記事のテーマに応じて、高度な内容をまとめたホワイトペーパーやEブックをダウンロードできるようにしておくと良いでしょう。ブログの記事に興味を持った閲覧者は理解を深めるために、Eメールアドレス等を登録して、さらなる情報を得ようとします。このように購買意欲を高めた閲覧者は、品質の高いリードになることが期待されます。
まとめ
コンテンツマーケティングはリードを獲得するために有効な手段です。顧客が求めている情報についてよく調査し、彼らが抱える問題を解決するような品質の高いコンテンツを公開すれば、購買意欲の高いリードを獲得し、売り上げの向上につながっていきます。
参考資料
https://www.forbes.com/sites/lilachbullock/2019/03/28/content-marketing-lead-generation-tactics-that-actually-work-in-2019/#2024bc6b6c0c
著者:Takayuki Sato
ゲームやニュース、Eコマースといった機能を提供するWeChat内で動作する小さなアプリ
WeChatにおけるミニ・プログラムとは、WeChat内で動作する小さなアプリのような機能です。フード・デリバリーから婚活サービスまで、200ものカテゴリにわたって様々なサービスを提供しています。そのミニ・プログラムの要点を、中国のQBソフトウェア社が解説しました。
頻繁に使われているミニ・プログラムとしてはゲーム(42%)、ライフスタイル(39%)、ニュース(28%)、Eコマース(28%)、ツール(24%)、旅行(17%)、エンターテインメント(12%)と続いています。アリババやタオバオといったECサイトもミニ・プログラムを提供しており、WeChat Payの決済システムと統合されているのが便利です。ミニ・プログラムは、アプリを個別にインストールする必要がなく、WeChatさえあれば、必要な機能が利用可能です。
同様の機能であれば、従来のモバイルアプリよりもミニ・プログラムを好むユーザーも多い
WeChat公式アカウントを開設した企業は、ミニ・プログラムを公開し、ユーザーとのチャット画面から、そのミニ・プログラムへと誘導できます。マーケティングの観点では、iOSかアンドロイドかといった違いに関わらず、全てのWeChatユーザーにリーチできるのが利点と言えます。特に、最近スマートフォンを手にした中国地方都市のユーザーは、同じ機能であれば、通常のアプリよりも、WeChatのミニ・プログラムを好む傾向があるとされます。
ミニ・プログラムの制限としてはプログラムの容量の問題があり、大規模なプログラムを作成することはできません。また、ミニ・プログラムの内容をフィードに共有する機能はないため、新規ユーザーを獲得するには、ユーザー同士の紹介に依存する必要があります。
自転車シェアリングや割り引きクーポンなどが人気のミニ・プログラム
人気のミニ・プログラムとしては、自転車シェアリングサービスのMobikeやマクドナルドの割り引きクーポン・プログラムが挙げられます。ミニ・プログラムを開発するには、WeChatの仕様に従ってプログラムを制作できるエンジニアが必要です。中国ユーザーのニーズをよく理解し、顧客の期待に応えるミニ・プログラムが求められています。
まとめ
WeChatのミニ・プログラムは、簡単に使えるという点で従来のモバイルアプリに対して優位性を示しています。マーケティングの観点では、公式アカウントとは異なる観点で、ユーザーにサービスを提供し、エンゲージメントを高める効果が期待されています。
参考資料
https://qpsoftware.net/blog/wechat-mini-program-all-you-need-know
著者:Takayuki Sato
Facebookと連携し、Instagramのビジネスアカウントを作成するのが前提
Instagramはショッピング機能の強化を進めてきました。近年は7割の買い物客がInstagramで商品を閲覧していると言われています。毎月1億3000万人が使うInstagramはマーケティング担当者にとって魅力的なプラットフォームです。Hubspot社のブログで、Instagramのショッピング機能の活用方法が解説されています。
Instagramのショッピング機能は、ビジネスアカウントの作成が前提となります。有形の商品を扱っている等の条件を満たしている企業は、Facebookアカウントと接続し、設定を行えます。設定完了後、コンテンツを投稿する際に、写真にタグを埋め込んで購入可能な商品情報を掲載できるようになります。
ブランドと一貫性のある投稿を行い、ハッシュタグや説明文を充実させる
ショッピング機能に用いる写真や画像は、販売する商品と一貫性を持つことが推奨されます。例えば、ソフトウェア企業であれば商品の内容や、顧客にとってのメリットが理解できるようなコンテンツを投稿します。低品質な流行り画像は、企業のミッションとは合致しないでしょう。
説明文は、Instagramのフィードや検索のアルゴリズムに影響がある重要なものです。消費者は、説明文から購入するかどうかを決めるため、新規顧客の獲得のためには十分に練られた文章が必要です。また、幅広い分野を網羅した複数のハッシュタグをつけておくと、検索から見つけてもらえる可能性が高まります。
Instagramストーリーから商品購入や企業ページへの訪問を促す
Instagramストーリーでは、通常のフィードとは異なる方法で、ショッピング機能を設定します。一つのストーリーに対し、商品情報を含んだステッカーを選択し、アプリ内の購入画面か、企業のWebサイトへ遷移させるよう促す仕組みになります。
2019年時点では広告にショッピング用のタグを付けることはできません。ショッピング機能を使っている点を新規顧客にアピールするためには、Instagramストーリーで、詳細情報をフィードから得るよう促す方法が考えられます。
まとめ
Instagramはショッピング機能に長らく取り組んでおり、アプリ内で購入できるチェックアウト機能など、新しいユーザー体験が導入されてきています。この機会をつかみ、ビジネスを成長させた企業も多く見られるようになりました。検索から購入までのユーザー体験を理解し、効果的なマーケティング戦略を遂行するよう努めましょう。
参考資料
https://blog.hubspot.com/marketing/instagram-shopping
著者:Takayuki Sato
ソーシャルメディアの登場で、誰でも旅行先のレビューを公開できるようになった
ソーシャルメディアは企業と消費者の関係性を大きく変えました。観光業界では、旅行者が行き先を選択するところから、旅行先で行うアクティビティまで、消費者の購買意思決定にソーシャルメディアが関わるようになっています。Pixlee社でマーケティングを担当するJuliet Carnoyが、ソーシャルメディアが観光マーケティングに与えた影響について解説しています。
ミレニアル世代の89%は、オンラインに投稿されたレビューを見て、旅行先の行動を計画しているとの調査があります。Instagramはオンラインレビューの民主化を促進しており、誰でも旅行先の写真や評価を投稿したり、その場所を訪問したことを示す「チェックイン」を行ったりできるようになりました。ソーシャルメディア上のコンテンツは誰でも閲覧可能で、影響力が大きいため、新たな観光客を誘致するのに効果的です。
コンテストによって投稿を促し、カスタマーサポートで好意的な関係性を維持する
多くのホテルやレストランは、ソーシャルメディア上でハッシュタグを活用したコンテストを実施し、訪問客の投稿を促進する仕掛けを始めています。プロの写真よりも、ユーザーによって生成されたコンテンツに注力するという点は、マーケティング活動において大きな変化です。
ソーシャルメディアはカスタマーサービスにも役立ちます。不満を抱えた観光客に真摯な対応をすれば、かえって評判を高めるケースもあります。また、訪問客の好みやニーズを探るためのソーシャル・リスニングツールとしても利用可能です。
ソーシャルメディアでの口コミを活用したロイヤリティ・プログラム
新規顧客獲得よりも既存顧客の維持の方が収益性が高いので、ロイヤリティ・プログラムは重要です。ソーシャルメディアを使うユーザーも、その重要性は理解しており、口コミを投稿してポイントを獲得するようなロイヤリティ・プログラムには積極的に参加するようになっています。このような顧客は好意的なレビューを残す傾向にあるため、ブランドの伝道師としての役割を果たしてくれるのです。
まとめ
ソーシャルメディアの存在は、旧来あった対面式の観光産業を変えてしまいました。オンラインでのレビューや、ソーシャルメディア上で共有された投稿が、企業のブランド認知を高めてくれます。
参考資料
https://www.entrepreneur.com/article/286408
著者:Takayuki Sato
Googleアナリティクスで計測できるリファーラルによる集客を分析する
ソーシャルメディアは、コンテンツを広くリーチさせるのに効果的です。しかし、長期的な成功を実現するには、試行錯誤を繰り返し継続的な改善を繰り返す必要があります。コンテンツマーケティングを推進するために、分析するべきソーシャルメディアの指標について、米国のオンラインマガジンPracticalEcommerceが解説しました。
ソーシャルメディアが、Webサイトに公開したコンテンツを広めるためのツールだと考えれば、そのチャネルからどの程度Webサイトへ集客できたかを計測しなければなりません。GoogleアナリティクスをWebサイトに設置すれば、リファーラルによる集客が閲覧可能です。ソーシャルメディアの投稿をクリックしてサイトを訪問したユーザーの数を計測できるようになります。
無料のコンテンツからエンゲージメントを獲得する「返報性の法則」の活用
コンテンツマーケティングの目的が売り上げの向上であったとしても、ソーシャルメディアにおけるエンゲージメントは重要な指標となります。有用なコンテンツを無料で閲覧したユーザーは、そのお返しに、記事をシェアしたり、何かを購入したりしたいと感じるものだからです。いわゆる返報性の法則と呼ばれる心理を定量的に評価するのが、ソーシャルメディアにおけるエンゲージメントになります。多くのソーシャルメディアが備えている管理機能を使えば、シェアやいいね!の数を確認できます。
マスメディアによる広告と同様、どの程度の人にリーチしたかは重要な指標
ソーシャルメディア投稿のリーチは、エンゲージメントを分析するために欠かせません。どのくらいのユーザーがその企業をフォローしており、その投稿がどの程度のユーザーに閲覧されたかを理解するのに役立ちます。これは、マスメディア広告でも用いられる指標であり、どのくらいの人が看板を見たかという観点と同様です。また、多くの人にリーチした投稿であれば、より多くのシェアやコメントを得られる可能性が高く、人気の高いコンテンツだったと理解できます。
まとめ
コンテンツマーケティングが高い成果を得られていれば、長期的に見て、ソーシャルメディアのフォロワーが増加する傾向が期待できます。短期的なフォロワー数増加に惑わされず、優れたコンテンツでリーチやエンゲージメントを増やしていく取り組みが推奨されます。
参考資料
インスタフォロー数上位企業のアカウントを軸に、インスタとフェイスブックの使い方の違いや戦略を考察してみたいと思います。今回のお題は、 飲料・お酒メーカーの「サントリー」です。
フェイスブックの「サントリー」のフォロワー数は約79万2千人、インスタグラム「サントリー」のフォロワー数は約15万9千人です。お酒のアレンジメニューの紹介も多いため、想定されるフォロワーはお酒好きな人ですが、フォロワーは何を期待しているのでしょうか。また、サントリーはどのような戦略でインスタとフェイスブックを使っているのでしょうか。
■フェイスブックは、男女問わず万人受けする内容
インスタグラムよりも圧倒的にフォロワー数が多いフェイスブックですが、新商品やキャンペーンの案内がメインです。しかし、一方的な宣伝だけでなく時折、「突然ですが、クイズです」とコミュニケーションを取ろうとしているのもポイント。コメント欄の消費者の声に対しコメント返信をすることがあるのも大企業としてはかなり珍しい光景です。手間はかかりますが、消費者目線では嬉しくてさらにファンになってしまいますよね。
■インスタグラムは、女性向けにわくわくするカワイイ投稿
インスタグラムのトップ画面を見てみると、カワイイイラストで描かれたアレンジメニューや、思わず真似してみたくなるような「ちょい足し」のカクテルの画像が並びます。サントリーが販売しているお酒やソフトドリンクの商品を、さらに美味しく楽しめる方法が視覚的にすぐに入ってくるため、見ているだけでも楽しい気持ちになってきます。フェイスブックと比べるとグッと女性をターゲットにしていることがわかります。インスタグラムは特に女性への影響が大きいと考え、思い切って女性向けに舵を切っている印象です。
「夜遅いごはんでも」というサプリをご存じでしょうか?日本製のサプリですが、あまりなじみがないという方も多いかもしれません。しかし、この「夜遅いごはんでも」が、今中国で大人気の商品となっています。日本に旅行する予定の中国人が「絶対に日本に行ったら買いたい」と話、実際に日本に旅行した中国人の多くが「日本の旅行で買った」と話しています。お土産にも人気のようです。なぜ日本ではそこまで知名度のないサプリメントがここまで人気となったのでしょうか?その人気のきっかけは、weiboでサプリメントを使用した中国人の口コミがバズったことでした。
■中国人のライフスタイルの変化
中国では、ここ数年で若者のライフスタイルが大きく変化しました。深夜まで営業しているクラブが増えたこと、そして女性の社会進出が増えたことから、深夜まで遊んだり働いたりして、遅い時間に食事を摂る人が増えたのです。その結果気になるのは体型。ついつい食べてしまうけれど、体型は維持したい……そう悩んでいる中国人が多かったのです。食べたいけれど運動はしたくない……というのは万国共通ですよね。
■weiboで人気に火が付いた
そんな中、気になる製品については徹底的にweiboなどで口コミをチェックする中国人の心に刺さった商品がありました。きっかけは日本商品の代理購入者がおすすめしたこと。中国人の間では、「自国の製品は不安」という意識もあり、特に化粧品やサプリメントなどは、使用することで体調や肌の状態を悪化させるものもあり、日本製が好まれます。代理購入者の紹介で特に中国人が心を揺さぶられたのは「生きている酵素が食べ物の糖質を分解」という文言。ネットでの高評価もあいまって多くの消費者がweiboに投稿しました。
このように、中国人はweiboでの口コミに影響を受ける傾向にあります。日本よりもインフルエンサーや代理購入者の発言力が大きいということは意識しておくと良いのではないでしょうか。
Instagram、Facebook、Twitter…。SNSの特性によって、運用方法を使い分けるのはもはや常識。マーケターの中では、主要SNSの中でも、Twitterは特に公式アカウントの運用が難しいと言われることも。なぜなら、Twitterを使うユーザーは「ネットリテラシーが高く、誰がつぶやいているかを重視する」傾向にあるから。画像や動画ではなく、約140文字の”文章”で勝負するTwitterは、ツイートの内容が命。今回は、”中の人の顔が見える”ような上手な運用をしているアカウントをご紹介します。
■1.SHARP(シャープ)
「Twitterの運用がうまい企業アカウント」として、高確率で挙がるのが電気メーカーのSHARP。自社製品に関するツイートが4割、インフルエンサーや一般ユーザーとのコミュニケーションが3割、あとの3割はなんと、SNS担当者の今気になっている映画やニュース…といった印象です。いたって普通のツイートでも何十、何百といいねがつくほど熱心なファンも多いです。
アカウントURL:https://twitter.com/SHARP_JP
■2.花王
「中の人は何人かいます。」と、なんともリアルなプロフィール文を堂々と掲載している、花王の公式アカウント。「今日も夏真っ盛り、ですが、一日頑張れば三連休だー。」「連休明けはなんだか頭と体が重たい・・・今日もよろしくお願いします!」など、飾らないけれどどこかポジティブなツイートは、見ているだけで元気が出ます。
アカウントURL:https://twitter.com/KaoCorporate_jp
■3.セガ公式アカウント
ゲームのあるあるや、他企業のアカウントに関する発言など、柔軟なTwitter運用をしているセガ。自社についてツイートしているユーザーを積極的にリツイートすることで、親しみを持ちやすい運用をしています。
アカウントURL:https://twitter.com/SEGA_OFFICIAL
”中の人”が見えるアカウントの戦略としては、まず社員を好きになってもらい、その後に自社製品を好きになってもらう。非常に上手な運用をしているアカウントが多い印象を受けます。「ちょっと堅そうな企業なのに、こんなユーモアある発言もするんだ」という、ユーザーとのギャップも親しみを持たせるヒントかもしれません。
Instagramのアカウント育成やSNS集客を考えるにあたって、マーケターなら一度は検討したことがあるであろう広告出稿。ここ数年で、好まれるクリエイティブもかなり変化がありました。
写真投稿型のSNSなので、当たり前と言えばそれまでですが、Instagramの広告で大切なのは、なんといってもクリエイティブ。アカウントによってはプロモーションの投稿以外でも外部リンクを貼ることがでるストーリーズ広告と違い、プロモーションの投稿のみが外部リンクを貼ることができるのがフィード広告の大きな特徴です。
ユーザーも当然、「フィード(タイムライン)の投稿なのに『詳しくはこちら』といったリンクがあるということは、広告だな」ということは、ストーリーズ広告以上に容易にわかります。フィード広告の作成のコツは「広告と分かっていてもタップしたくなる魅力的なクリエイティブ」を作ること。
■広告のコツは「一般ユーザーに溶け込むこと」
プロカメラマンが撮った潜在写真のような美しすぎる写真はかえって広告臭がし、好まれない傾向にもあります。自社製品やサービスのターゲット層に合わせたクリエイティブ作りが重要になります。一眼レフは避け、あえてスマートフォンのカメラで撮るくらいのクリエイティブの方が好かれることも。プロに撮ってもらう場合も、背景が無機質でフォトストックサービスにあるようなクリエイティブはタイムラインに流れてくると違和感をもたせるため、避ける方が良いでしょう。
■画像に自信がある製品やサービスは文字を入れない
アパレルやコスメなど、「店頭に置いておけばある程度のファンがつく」「商品の見た目には自信がある」といった、商品力に自信のある商材を取り扱っている場合、クリエイティブ内に文字は入れないのがベター。説明文はテキスト部分に入れるようにしましょう。
■可視化しづらいオンライン完結型サービスは”イラスト”を有効活用
占いやマッサージなど、商品の見た目で勝負がしづらい無形商材を取り扱う場合はイラストを使うのもひとつの手。アニメーション動画にし、動きをつけるとなお目に止まりやすくなります。
Instagramのユーザー層は、ネットリテラシーの高い20-30代がメイン。広告と分かってもつい見てしまうクリエイティブ作りに何よりも注力しましょう。自社のターゲットがどのような写真・動画を好むのか、検証し試行錯誤していくのがInstagramで広告を出稿するポイントです。
日本でもここ1~2年でぐっとキャッシュレスの方法や、使用できる店舗が増えてきています。各社のキャンペーンに魅力を感じキャッシュレスアプリをダウンロードしたという方や、流行の波にやむを得ずキャッシュレス決裁を導入したという企業も多いのではないでしょうか。
しかし、ここ数年のブームのようになっているキャッシュレスですが、中国ではかなり前からキャッシュレスが進んでいます。すでに多くの店ではクレジットカードは使用できず、バーコード決済か現金のみということも。そんな中国のキャッシュレスで最も浸透しているのが「wechatpay」です。緑色の背景に白い吹き出しが2つ重なったアイコンは日本でも目にしたことがあるのではないでしょうか。この「wechat」は、中国版のLINEのようなもので、「wechatpay」はLINEPAYのようなもの、と考えればイメージしやすいと思います。
■日本でも2000店舗以上が導入
中国にも多くのキャッシュレス決裁の方法が存在しますが、その中でも世界にまで「wechatpay」が進出したのはなぜでしょうか。まず、中国のSNSの中で「wechat」はトップのシェアを誇ります。長年偽札に悩まされていた中国人にとって、スマートフォンひとつで安心安全に、便利に決裁できるキャッシュレスは魅力でした。もちろん、もともと「wechat」を利用していたユーザーにとっては手間なくそのままキャッシュレスを利用できたことも普及した秘訣です。
■銀聯よりもWeChatPayを導入すべき
インバウンド需要への支払いの対応と言えば、数年前まで中国のクレジットカードの「銀聯」が主流でした。機会をわざわざ導入した企業も多いのではないでしょうか。しかし、ここ1~2年中国人は「銀聯」よりも「WeChatPay」の方が使い慣れています。今後導入するのであれば、「WeChatPay」の方が中国人の購買を促進することになるでしょう。
業界別のFacebookの運用状況を考察する本企画。今回は婚活業界をのぞいてみたいと思います。
婚活業界といえば、いわゆるエージェントを付けた「結婚相談所」だけでなく、近年ではアプリなどのマッチングサービスも利用者が増えてきています。そんな中で婚活業界各社はどのようにFacebookの運用を行なっているのでしょうか。今回は「Pairs – ペアーズ」と「婚活支援サービス パートナーエージェント」2社のFacebookの活用方法の違いを見ていきましょう。
■Pairs – ペアーズは「とにかく気軽に参加できる」ことを訴求!
恋愛・婚活マッチングサービスのPairs – ペアーズは、「日常に、恋愛を。」をキャッチコピーに、男女をマッチングするアプリを提供しています。Facebookページでは、マッチング画面の写真や、マッチングするまでのイメージ動画、さらに「1日10分アプリを利用したら恋人ができる」ことを訴求しています。動画が多く、どのようなサービスかがイメージしやすいのが特徴です。とにかく気軽に若者に体験してほしいという糸が感じられます。
■婚活支援サービス パートナーエージェント
一方の婚活支援サービス パートナーエージェントは、 ペアーズよりももう少し「本気度」の高い人向けであることがうかがえる内容です。統計データを提示し婚活市場について突っ込んだコラムや、異性より結婚したいと思われるためのアドバイスな内容のコラムが書かれたオウンドメディアへの誘導がメインです。「母の日」や「成人の日」など、年間のさまざまな行事と絡めて投稿しているのも、より結婚を意識するポイントを狙っているような印象もあります。
2つの企業のFacebookページに共通していること、それは「婚活をしているのが恥ずかしい」と思わせずにいかにハードルを下げ、さらに前向きな気持ちで出会いを求めてもらうのかがカギとなります。各社の内容を参考に、ぜひ自社の運用にも生かしてみてください。
Wechatは中国版のLINEのようなもの。中国市場をケアする上では欠かせないソーシャルツールですが、Wechatには「モーメンツ」という機能があります。
Wechatアプローチをする上で重要になるこのモーメンツについてご紹介します。
■Wechatのコアともいえるモーメンツ
Wechatはコミュニケーションツールとしての役割や電子決済機能などを持ち、現在のLINEと近似な機能を保有しています。
その中でもモーメンツ機能はWechatでは非常に重要かつ重要な役割を持っています。
・モーメンツの機能:テキストや写真、QRコードを他の利用者と共有することが出来る機能。中国語で「朋友圏」と呼ぶ。
モーメンツは、Facebookでいう「タイムラインへのポスト(投稿)」に近いものがあります。
LINEのオープンチャットの先行版だと思えば理解が早いかもしれません。
■モーメンツと中国の特色はQRコード
モーメンツのアクションでは、サイトや音楽データ、写真などの情報をQRコードにしてはきだし共有する、という機能があります。
中国はQRコードの普及がダントツに早く、キャッシュレスの大半がQRコード決裁であり屋台などにも導入されている程です。
日本に比べてQRコードの利用頻度が高く、使用ハードルも低いため、モーメンツに搭載されているQRコードシェアもなじみがあるのです。
企業プロモーションでは他サイトに誘導することが一つのアクションミッションになりますが、その起点もこのQRコードにあるといえます。
■マーケティング活用には「モーメント広告」を
企業プロモーションに有効なのは、モーメンツ広告。
友人の投稿と同様のスタイルでモーメンツ上に表示される有料メディアです。
ターゲットを絞り込み、自社の情報に興味関心のありそうなセグメントゆざーへの発信が可能となっています。
Facebookのフィード広告がLINEのようなコミュニケーションに挟み込まれる、と思えばイメージがしやすいでしょうか。
もちろん、その訴求方法にQRコードも活用可能です。
中国だけでなく日本でも利用者が増えているWechat。
SNSごとに特色があり、ユーザーの使い方も変化しているので、メインの押さえ処はとらえつつ、
エンゲージメントUPに役立ててみてください。
レストランやホテルなど、予約系サービスのマーケティングにおいて、SNSを活用するイメージはあまりないですよね。今回は、意外とSNS活用をしている、予約系サービスのアカウント事例についてご紹介します。
■1.UberEats
言わずとしれたフードデリバリーサービス「UberEats」。アプリからの予約をするので、Instagramは関係ないと思いきや、公式がおすすめする美味しそうな写真を見て、ユーザーが「こんなお店もあったんだ」「スイーツやドリンクもひとつから頼めるんだ」と、新しい店舗や活用方法を知るきっかけになっています。最近では、ストーリーズ機能を使ってお得なキャンペーンもうまく宣伝しています。
アカウントURL:https://www.instagram.com/ubereats_japan/
■2.一休.comレストラン
ワンランク上のレストラン予約を売りにしている「一休.comレストラン」の公式アカウント。自然光がたっぷり入った、プロカメラマンが撮った美しい料理の数々を紹介することで、特別感・高級感を演出しています。美しすぎて手に届かない。親しみを持ちづらい雰囲気もありますが、それがブランドのイメージを保った運用スタイルにもなっています。
アカウントURL:https://www.instagram.com/ikyurestaurant/
■3.Relux
一流ホテル・旅館のみを厳選した、宿泊予約サービス「Relux」。プールサイドやベッドルームから見える絶景の夜景など、一休.comと同じく、圧倒的に特別感のあるシーンを紹介しています。値段が値段なので、今すぐに予約とは言わずも、「いつかこんなところに旅行に行きたい」「結婚記念日に行きたい」と、普段のフォロワーが中長期的に見込み顧客になるような、上手な運用をしています。
アカウントURL:https://www.instagram.com/relux_jp/
■その他:ぐるなびのレストラン予約機能
アカウントではなく、Instagramの公式機能を使い、うまく集客している事例もあります。そのひとつがInstagramのプロフィール上で使える「アクション機能」。Instagramがこのアクション機能で公式に連携した、国内初のパートナーがぐるなびということをご存知でしたか?2018年10月からの取り組みで、以下の2つの条件に当てはまるアカウントは、Instagram上でお店の予約機能を使うことができるのです。
・ぐるなびに掲載されている飲食店である
・Instagramのビジネスアカウント切り替えが済んでいる
情報参照:https://insta-antenna.com/reservation-gurunavi/
アカウントURL:https://www.instagram.com/gurunavilounge/?igshid=exwto4i7p9a4
簡単・手軽に予約できるサービスと、顧客単価が高い予約サービスでは、投稿する写真や内容の雰囲気もガラッと変わってきます。サービスにあったファンを獲得することで、集客に繋がるInstagramを運用しましょう。
コンテンツマーケティングをしている会社にとって、“魅力的な記事タイトル”をつけられる編集スキルは、おさえておくべき技術のひとつ。
たとえばファッション雑誌。最近は豪華なふろくを目当てに購入する人が多いですが、雑誌の購入理由第二位に“内容が魅力的そうだったから買った”という調査結果もあります。
どれだけ中身にいいノウハウや企画を用意していたとしても、まずは読んでもらわなければ意味がありません。雑誌のようにふろくがないWEBの記事は、雑誌以上にタイトルが重要になってくるといっても過言ではないでしょう。
クリック率(CTR)が高いタイトルに共通するポイントは主に3つ。「信頼性があるか」「自分(読者)に関係があるか」「わかりやすいか」。読者はこれらを見て、記事を読むかどうかを判断しています。
■「信頼性があるか」を判断する基準
【料理家●●さん監修レシピ】【女子大生100人に調査した結果】など、専門家や数字の調査データがあると信頼性はウンと上がります。
■「自分に関係がある記事」だと思わせる
【面接が苦手な人必見】【10年後日本で●●がなくなる!?】など、「自分に関係のある記事か」を思わせるのは非常に重要です。読者の顔を思い浮かべながら、その人に向けたタイトル設定を意識しましょう。
■ひと目で頭に入ってくるような「わかりやすい」タイトルを
ビジネス系の記事でしてしまいがちなことでいうと、専門用語や漢字を使いすぎること。SEOからの集客を狙っている場合は特に、「意味がよく分からないから検索で調べているのに、タイトルが難しそうで読む気がしない」とクリックする気をなくしてしまう可能性も。
【恵比寿のお店まとめ】→【恵比寿のカフェまとめ・人気の8店】など、タイトルに数字を入れると、「この記事を読むのにそこまで時間がかからなさそう」と読む前からイメージもしやすくなります。
■競合との差別化がはかれるタイトル(コピー)だとなお良い
受動的なプラットフォームであるSNSでは、より差別化がはかれるタイトル(コピー)をつけられるとより良いクリック率を見込めるでしょう。【●●史上ナンバー1】【人生を変えた●●】など、他の記事にはない印象深いタイトルをつけられるのは強みになります。タイトルだけにこだわりすぎて、中身が伴っていないのはNG。記事に相応しい、魅力的なタイトルをつけるよう意識しましょう。
雑誌やCMのコピーライターがいるように、WEBでも魅力的なコピー(タイトル)をつけるのはサイトの集客において非常なポイントの一つ。今まで意識していなかった方は、ぜひ今までのタイトルを見直してみてくださいね。